見出し画像

ついにバブル崩壊か!?中国最大級企業がデフォルト危機に!

みなさま、こんにちは!
Global Investment Academyの両角です。

早いもので2021年も残すところ
あと100日ちょっととなりましたね。

このところめっきり肌寒くなり、
急いで長袖や長ズボンなどを
引っ張り出し始めた私ですが、

こうして季節の変わり目を
肌で感じることができるのも
日本の良さの一つ、ですねw

「食欲の秋」の魅力で
しっかり体重増しちゃっていますが
(↑ 勝手に季節のせいにしてる・・・汗)

引き続き体調管理に気をつけて
是非とも「実りの秋」にしたいですね!

画像1

画像2

株も不動産も好調キープだけど
それってつまり「あれ」じゃない?

今年1月に開催した
『2021未来予測&投資戦略セミナー』では、

様々な不透明感がある中でも
「新型コロナウイルスをいかに
封じ込めるかが焦点になるだろう」

とお伝えしていました。

画像3

あれから半年・・・

未だ新型コロナウイルスは
変異を何度も繰り返しながら、
その勢いは未だ衰えていません。

一方の世界経済はというと、
過剰流動性相場と低金利下が継続、

有り余るお金が株式市場などの
リスク資産へ大量に流れ込み、
値を切り上げていく展開が続いています。

NYダウやSP500などの
株価指数の推移については
たくさん報道されているので
ここでは割愛しますが、

米国の不動産市場も
ヤバいというか相当バブっています。

先月31日に米S&P社が発表した
6月のケース・シラー住宅価格指数は268.21。

これは17ヵ月連続で【過去最高】を更新、
前年同月比でも+19.08%の高い伸びとなりました。

画像4

このコロナ禍で1年前と比べて
20%近くも不動産価格が上昇するって、

新興国じゃあるまいし・・・
もはや驚きを通り越して
「オーマイガッツ(OMG)!」

画像5

コロナのせいで
経済も生活もメタメタと言いながらも、
何だかんだ言って持っている人は持ってますね^^

ただ、何と言いますか、
これだけ不動産価格が上がるってことは、

裏返していうと
イコール《紙幣の価値が下がっている》

そういうことを意味しますから、
あまり喜んでばかりは
いられないはずですけどね。。汗

3京円って0(ゼロ)何個かわかる人?
もはや天文学的数字の世界債務残高

ただこうしたリスク資産の膨張に伴って、
同時並行的に膨れ上がっているものがあるの、
みなさんはお気付きでしょうか?

はい、そうです。
各国の【債務残高】です。

世界の主要金融機関が加盟する
国際金融協会(IIF)の発表によると、

民間部門も含めた世界の債務残高が
296兆ドル(約3京2千兆円)に達し、
過去最大を更新した模様です。

えっと、、、3京円????

はい、京は兆の1万倍で
ゼロの数は16個みたいです。

もはや天文学的な債務残高に、
思わずここでも「オーマイガッツ(OMG) !!」

画像6

コロナ対策として世界的に
異次元な財政出動を講じた結果、
債務残高は雪だるま式に積み上がっています。

近年議論が交わされている
『MMT理論』も理屈は理解できるものの、

あまりのスピードの速さと
異次元レベルで膨れ上がる債務残高に、
頭の良い経済学者ではなくても、

「一体誰がどうやって返していくのだろうか?」

そんな素朴な疑問を
誰もが持っていることでしょう。

しかしながら、
もはや誰にも解決できないレベルで、
ただただ問題を先送りにしているだけ。

そんなようにも思えますし、
だからこそ「一旦リセットが必要だ!」
ということからの【グレートリセット】
まことしやかに言われていることでしょう。

画像7

中国最大級の企業がデフォルトか!?
抱える負債額は驚愕の30兆円超え!

ちなみに!

事前の予測が困難で、
発生した場合に甚大な
影響をもたらす事象のことを
「ブラックスワン」というのに対して、

深刻な影響をもたらす
可能性が高いにもかかわらず、
軽視されているリスクを示すことを
「グレーリノ(灰色のサイ)」と言うようです。

そして私はこの
「グレーリノ(灰色のサイ)」の正体が、
上述した世界的な債務問題であると思っています。

画像8

そして、その灰色のサイが
あることをキッカケにして
今動き出しているようにも思います。

そのあることというのが、
中国国内で最大規模の
不動産開発グループである

『中国恒大集団(evergrande)』
今まさにデフォルト危機に瀕しているのです。

画像9

この問題については
弊社の会員制投資コミュニティ内では
3週間前ほどから取り上げてお伝えしておりました。

今週に入って日本のメディアでも
徐々に取り上げるようになったので、
もうすでに目にした方も多いかと思います。

詳細は割愛しますが、
中国恒大集団は米フォーブスの
世界の500社に選ばれています
(2021年ランキング:第227位)。

画像10

画像11

しかしながら、
現在約3000億ドル、
日本円で約33兆円を超える負債を抱えて
デフォルトの危機に瀕しています。

これまで同社は
中国国内の不動産ブームに乗っかり、
多額の借り入れを繰り返しながら
ガンガンと不動産開発を推し進め、

短期間で中国を代表する企業にまで
急成長していきました。

しかしながら、
年々増加する売上額に対して、
利益が追いついていないことから
資金繰りの悪化については
以前より指摘されてました。

画像12

そのような中で
先月31日同社の決算発表が行われ、

資産売却を含む
事業再構築の進展次第では、
最悪な事態を招く可能性について指摘し、
市場関係者を青ざめさせました。

しつこいですが・・・
ここでも「オーマイガッツ(OMG)!!! 」(←3回目)

画像13

それを受けて
今月9日の香港株式市場では、
2015年7月以来の安値を付け、

2009年の新規株式公開(=IPO)価格だった
3.5香港ドルを下回る水準で推移しています。

画像14

中国政府が同グループを
救済するのかどうかわかりませんが、

市場関係者からは以前のように
『大きすぎて潰せない』という考え方は
弱まっているなどの声も聞かれているようです。

世界の金融経済が崩壊する!?
灰色のサイの足音が聞こえる・・・

もし中国政府は
この“超・ウルトラ・マンモス企業”である
中国恒大集団を見捨てることになれば・・・?

貸し手である金融機関はもちろんのこと、
サプライヤー、小規模企業、
そして何百万もの住宅購入者の間で
大混乱になることは間違いないでしょう。

国内では連鎖倒産も続き、
その衝撃は中国国内に止まらず、
世界経済全体へも確実に波及していくはずです。

以前から何度も
【チャイナリスク】あるいは
【中国不動産バブル】についての
警鐘がされ続けてきましたが、

さすがに今回はヤバいかな・・・
個人的にはそう見ています。

『灰色のサイ』が投資家を、
世界の覇権を狙う中国国家を、

そして信用創造のもとに
パンパンに膨れ上がった
世界金融経済を奈落の底に突き落とすのか・・・

この先どうなるかはわかりませんが、
間違いなく「ヒタヒタ」
その足は近づいているように思います。

みなさんはどう思いますか?
是非ともご意見聞かせてくださいね!

ご意見はこちらから >

画像15


今回のGIA通信はいかがでしたか?
感想・ご意見などございましたら、こちらからお気軽にお寄せください。

メルマガのご感想はこちら >

以上、今回も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
それでは、次回のアカデミー通信でまたお会いしましょう!

画像16

画像17

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?