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子供をお菓子で黙らせようとしないほうが楽です

あるお家で食糧庫を整理させていただいたのですが、その食材をジャンルごとに分類してみたところ、膨大な量のお菓子が出てきました。
全て集めてみたらカラーボックス2段分くらいの量になりました。
お孫さんの面倒を見ている祖母の方が買ってくるようなのですが、よくよく聞くと食べるのはお孫さんだけとのこと。
小学一年生と2歳児が消費するには半年分はあるんじゃないかと思うほどの量です。
「子供が食べてくれると思って…」と言うのですが、
一段の棚全部にぎっしり入っているお菓子を見たら、大人でもうんざりします。
我が家は3人子供がいましたが、もっと食べ盛りの時でもこのお宅の三分の一ほどのお菓子しかありませんでした。
子供をおとなしくさせるためにおやつを与えると、その時は口をふさぐので静かだし、大人しいかもしれませんが、そんな時間はほんの一瞬です。
せいぜい10分。
うちの息子たちの幼かった頃を思い出すと、ほんのひとつかふたつ食べればいいくらいだったと思います。

しかも夕食前に食べてしまうことで夕食も食べなくなるでしょう。
お菓子は保存が効くのでついつい買ってしまいますが、実のところそんなに消費されないし、消費期限近くなってくると開封していなくても不味くなっています。
そんなお菓子を出されても子供だって美味しくないのはわかりますから食べません。
そして食材を管理する場所もふさぐので、他の食材が入りきらなくなります。
子供をお菓子で黙らせようとしないで、朝食作った時についでに、おにぎりにして帰宅後に食べさせたり、お芋をふかしておくなどして「半夕食」みたいなおやつを用意しておくと、夕食の時に食べてくれないという不安がなくなります。
そして、膨大なお菓子の管理もしなくて済むし、家じゅうに散乱するお菓子を拾って歩くストレスもなくなります。

いっそ、お菓子を買うのをやめて違う努力をしたほうが結局は楽になるんですけどねえ。

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