本好きの私が本を読まなくなってしまった理由

いや、それ本好きでもなんでもないじゃん
と、ツッコまれる覚悟はできております

でも本読むのは好きだし、読みたい本はいっぱいあるんですよ
積読も大量にありますし


でも、
最近読んだ本は?
と問われても、たぶん私は即座に答えることができません

私の好きな作家が最近出した本だった気もしますし、卒論を書くために大学の図書館で借りた本だったような気もします
そういえば2月、3月飛行機の中でスマホにダウンロードした本を読んでた気もします

ただ、どれもちゃんと読んだ記憶がありません
あらすじとか結末とか全然思いだせない
趣味を聞かれたら1、2番目に読書と言いますが
内心、ウソだよなぁ…と思ってちょっと悲しい気持ちになります


なんで本を読まなくなっちゃったんだろ
まぁ理由はわかってるんですけど



せっかくなので、私の読書遍歴をさかのぼりながら本を読まなくなった理由を書いていこうかなと思います



幼少期、たぶん3歳ごろから私は本を読んでいたと思います
両親に「読みなさい」としつけられていたわけでもありませんが
毎晩、絵本や子供向け小説を読み聞かせてくれたり
母が本好きで休日はいつも本を読んでいるのを見たりして
自分も読めるようになりたいと思ったんだと思います

(私の実家には“本部屋”があって、3畳くらいの部屋に高さ180~190cm、横幅100cmくらいの本棚が3つほど置いてあります
私が中学生になるころにはその本棚はほとんど埋まっていました
その後も本は買い足されていましたが、母があの大量の本をどこに隠し持っているのかはいまだに謎です)

ガキんちょの頃から本好きだった私は、たぶん小学校に上がる前には
ハリーポッターと賢者の石(1作目)は読破した気がします
いま考えると結構すごいことじゃないですか!?

途中飽きてしまって別の本に浮気したり(飽きても本かよ笑)
読むのに半年とか1年とかかかって、とても苦労した覚えがありますけど
それでも読み切った達成感はとても大きかったと思います

漢字がなんで読めるようになったのかは覚えていませんが
(何かを使って勉強した記憶がない)
父の見てる野球の選手名を見て覚えたり
祖父の見てる力士のしこ名を見て覚えたりしたんだと思います

じいちゃんと孫が(なんならばあちゃんも)一緒に相撲見るのすごいですよね
祖父からしたらすごいかわいい孫だったんじゃないかと自分でも思います


そんな幼少期を過ごした私は
出かけるときは常に1冊以上本を持ち歩き
あげく、ディズニーランドのアトラクションやショーを待っている時間でも
延々読書をしているような子になっていました

小学校に入学してからは“読書カード”なる、なんの本をいつ読んだかシートに記入する制度がありましたが、毎年のように100冊越えの本を読んでいた気がします


小学校中学年になったころ、私はひとつの作品に出会います

きっと、この本を小学生時代に読んだ方は、私の同年代であれば
一定数はいるんじゃないかと思います


ダレン・シャンという作品です


もう、ほんっっっっっっっとに
私はこの作品にどはまりしました

1巻のサブタイトルにある通り
ダレン・シャンという少年が、普通の人間とは異なる種族や能力をもつ団員で構成される、奇怪なサーカス団に出会うところから話が始まります
ダレンは親友の命を救うために、団員の一人であるヴァンパイアに助けを請いますが、助ける条件として自分がヴァンパイアになって夜の世界の住人になることを命じられてしまいます
ダレンはヴァンパイアになることを決意し、家族や友人を捨てて生きていくことになりますが…

と、あらすじは大体こんな感じなのですが
(文才がないのとネタバレしたくなかったので穴がたくさんあると思いますが、既読の方はどうかご了承ください)

私は、この作品の世界観にドはまりしてしました
ドはまりして小学生ながらに中二病をこじらせていたと思います笑

主人公のダレンはクモが大好きな少年で、1巻ではタランチュラが重要な役割を果たしますし、その後もちょくちょくキーパーソン(person?)として使われますが
ダレン・シャンに影響された私も、その辺にいるクモを捕まえて遊んだりしていました笑
(ちゃんと最後は逃がしてあげたので命を粗末にはしていません、たぶん……)

ほかにも、ヴァンパイアになるための儀式として
指先に傷をつけてそこから血を流しこむという儀式があるのですが
(通説のバンパイア伝説とはちょっと違いますね)
その儀式を真似して、指先に爪を立てて痕をつけて遊んだりもしていました


思い出すとかわいいガキんちょだな笑


そんな感じでダレン・シャンの沼にはまった私は、全12巻あるこのシリーズを5周以上して(もしかしたら10周くらいしたかも)、本についてくる小冊子も隅から隅まで読んで、しまいには毎日の宿題になっていた音読でダレン・シャンを読むということまでやっていました
(児童書とはいえ、何百ページもある本を音読って……)

そのくらいダレン・シャンが大好きな小学生でした


どこかにいないかなヴァンパイア
私もフリット(高速移動)できるようになりたい笑



長くなってしまったので、私の読書遍歴の続きはまた次回に書いていこうと思います



気まぐれで始めた名言シリーズ
今回はせっかくなのでダレン・シャンの作中から



「死してなお、勝利の栄冠に輝かんことを」



誇り高いヴァンパイア一族のモットーにもなっている言葉です
(われわれ人間族にはあまり意味をなさないかな?笑)

ダレン・シャン既読の方は“死の手のポーズ”を取りながら言ってみてください笑



ここまで読んでくださった方ありがとうございます
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