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309人を狙撃した女性スナイパーの存在

第二次世界大戦においてソビエト赤軍の狙撃兵として活躍した女性兵士がいた。
彼女の名前はリュドミラ・ミハイロヴナ・パヴリチェンコという。
確認戦果309人(そのうち狙撃兵が36名)を射殺した史上最強の女性スナイパーである。
第二次大戦において約2000人の女性スナイパーを配備したが最終的には500人足らずが生き残ったにすぎなかった。
男性スナイパーと同等の消耗率に匹敵することからもいかに壮絶であるかを物語っている。
初期においては700~800mの長距離狙撃を行っていたが、市街地においてカウンタースナイパーとして中~近距離の狙撃を行うようになると従来のボルトアクションライフルからセミオートスナイパーライフルに切り替えたのであった。
これは命中精度よりも速射性を考慮しての変更と言われている。
英雄としてその名が広まるとパヴリチェンコは英雄の戦士と言おう結果を恐れた上層部の意向により戦線の離脱を余儀なくされ、戦線を離れ女性狙撃手の育成に携わることになった。
当時同盟国でアメリカに訪問し、海兵隊に狙撃技術を指導したこともあった。
そのような対外活動を含めたパヴリチェンコの狙撃技術指導の中で女性狙撃手向けのノウハウとマニュアルが作成されたようである。
このマニュアルが後にソ連軍のアフガニスタン侵攻及びアメリカの対テロ掃討作戦において、自分たちに向かってくることになるという皮肉な結果を生むことになるのである。

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