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ディアンジェロ・ラッセルの軌跡: レイカーズ復帰からクラッチタイムヒーローへ

2023年2月9日、シーズン途中にロサンゼルス・レイカーズへトレードされたディアンジェロ・ラッセルの電話に連絡が入った。電話先の相手はレイカーズのオペレーション代表とゼネラルマネージャーを務めるロブ・ペリンカからだった。28歳のガードであり、かつて2015年にこのフランチャイズに全体2位指名された彼を歓迎する為の電話だったのだ。

ラッセルはペリンカから、レイカーズがミネソタ・ティンバーウルブズとのデッドライン間際の取引で元オールスター選手を獲得した後、彼の貢献度がどれだけレイカーズのシーズン後半戦において重要なのか聞かされた。

だがもともと助属していた西8位のウルブズから西13位のレイカーズへ移籍したラッセルは、彼の新たなGMと楽観的な考えを当初は共有出来ずにいた。

“ペリンカからは我々の成績は酷いと言われたよ。でもレイカーズは補強を行うとそこから勝ち始めたんだ”

レイカーズは2022-23レギュラーシーズンの残り2ヶ月で西の7位へと一気に浮上すると、カンファレンスファイナルへ駆け上がった。そこでラッセルは重要な瞬間に立ち会っていく。

ファーストラウンドで対峙し、シリーズ突破を果たしたメンフィス・グリズリーズとのゲーム6で彼は12/17の確率でショットを決め31得点をマーク。“ディロン・ブルックスが何かとブロンに突っかかっていたが、実際は僕のことを守ろうとしてくれていたのを覚えている”とラッセルは語っている。

またセカンドラウンドではゴールデンステイト・ウォリアーズと激突し、2-1とリードしたゲーム3で彼は21得点と勝利に貢献。シリーズを締め括ったゲーム6でも19得点をマークしている。

だがレイカーズ移籍後に毎試合スターターであった彼は、カンファレンスファイナルの最初の3試合で8/27とシューティングに苦しんだ。そしてゲーム4ではベンチに下げられ、最終的にデンバー・ナゲッツにスイープされシーズンを終えることになった。

普段から意見をはっきりと言葉にする彼は十分に発言が出来なくなっていたのを感じていた。レイカーズのコーチであるダービン・ハムは彼の役割を制限させると、ベテランガードのデニス・シュルーダーをより起用するようになった。

もともと10年近く前に当時アシスタントコーチだったハムとシュルーダーはアトランタ・ホークスで共に仕事をしていたのをラッセルは理解していた。対して自分はまだ2ヶ月程度しかハムと時間を過ごしていないこともわかっていた。

“シュルーダーがダービンと既に信頼関係があったことが理由さ。僕はダービンとはそういう関係性を構築出来てなかった”

“僕が上手く結果を残せず苦しんでいる時、コーチには僕ならこういうことが出来る、僕らはこうすべきだよ、僕ならチームを助けられる、と言っても聞く耳を持ってもらえなかった。それなら仕方ないと思ったよ”

“それから僕らスイープされ、僕はレイカーズに残留しシュルーダーは移籍した。これはチャンスだと思ったよ”

今シーズンの早い段階でラッセルは再び自身の役割を制限され、2月のトレードデッドラインまではペリンカのトレード候補だった。だがポストシーズン6週間前の現在ではチームで3位の平均出場時間と4位の出場試合数を誇り、リーグを代表するエリートキャッチ&シューターの1人としてキャリアハイ42%の3ポイント成功率を記録している。

また30年前にニック・バン・エクセルが残したフランチャイズ記録、レギュラーシーズン通算3ポイント成功数183本を追い抜くまであと11本に迫っている。

10ヶ月前にプレイオフのナゲッツとのシリーズでスケープゴートにされたラッセルは、レイカーズのXファクターとして活躍すると2月から12-5の勝ち越しに貢献。

だが一番重要なのはペリンカやハム、レイカーズのスターを信じるようになったことだろう。

“彼にはチームが必要としていることを成せる才能がある。特にオフェンスにおいてその才能があるんだ”、とジェームズはプレイオフを目指すレイカーズにとって、重要な存在であるラッセルについて語る。

“それが彼の特別な部分で試合のどのような戦い方においても順応出来る。DLoにとって最高に到達出来ている時、彼はアタックモードへ突入しているんだ”

デンバーとのプレイオフでベンチへ降格された後、ラッセルはレイカーズとの再契約にそれほど興奮の色は示していなかった。オフシーズンではペリンカとハムとミーティングを行っていたという。

“彼らといえば、君を残留させられるのならなんだってやるつもりだ、という感じだった。でも僕としては、アンタ達は俺に制限をかけて仕事をさせないつもりか?という感じだった”

シュルーダーはフリーエージェントになった初日にはもうトロント・ラプターズと契約を交わしており、その後ラッセルは2年37Mの再契約をレイカーズと結んだ。2年目はプレイヤーオプション付きという条件を含んで。

ESPNによると当初レイカーズはオプションなしで彼へオファーしたものの、ラッセル側がオプションを契約に加えるよう求めたという。次の1年で選手としてのバリューを上げた後、再び夏にフリーエージェントになれるシナリオを盛り込む為だ。

“それは僕らからの提案だった”とラッセルは語る。彼と彼の代理人であるCAAのオースティン・ブラウンが契約内容に新たな条件としてオプトアウトを盛り込んだ。

CBAルールに沿って契約をまとめていくとなると、そのオプションを契約に盛り込むことは、1年間のバード権の規制の対象となる可能性があった。それはつまりトレード拒否権を破棄するということだ。それが契約をまとめていく段階で妥協点となった。もし双方がそういった変化をまとめていくとなれば、ラッセルはその妥協を受け入れる形になる。

“拒否権を破棄して妥協を受け入れたのは、僕がレイカーズのポイントガードだからだ。ここに留まりたいと思うポイントガードがいたらいい。それはレイカーズが出来ることだろう。全てのチームが同じ様にやれるわけじゃない”

ラッセルは今季スターターとして12月のインシーズントーナメントの優勝に貢献したものの、その月で平均10.2得点フィールドゴール41%、3ポイントは32.7%と不調に陥ってしまう。新年を前にスターターを降格させられた。彼をベンチに下げた時はディフェンスに重点を置きたいと思っていたとハムは語る。

ラッセルはウルブズ戦で負傷した尾てい骨の怪我と共に新年を迎えた。だがベンチからレイカーズの試合を観察すると、どうしたらより効果的にチームに貢献出来るか模索したという。“彼はフィルムルームに篭り、我々のやりたいことを研究している”とジェームズは語った。

1月に110-96でマイアミ・ヒートに敗戦したフィルムセッションでハムとラッセルは衝突した。ハムは選手達により努力と遂行を求め、対してラッセルはコーチにより鮮明なスキームを求めたという。

ハムは指示に頑固でポゼッションで中途半端になっているプレイを指摘した。対してラッセルはそれを無視するとチームにとってもっと良い代替案に目を向けるべきと返したそうだ。

その協議でお互いの考えに同意したり考えの違いを受け入れたり、理解しあったりと時間を重ねて話し合ったと、ハムはラッセルとの関係について語る。また昨シーズンの終わりからお互いの関係性を改善する責任があったと認めた。

“対話そのものよりも話し合うきっかけをまず掴むことが大切だ。彼には私の気持ちを知ってもらったり譲歩しあったり、またもっと私の方へ寄ってきて欲しいと伝える。また逆に彼が私へ、もっと信頼して欲しい、歩み寄って欲しいと言うことも出来る。信頼関係の構築は実現出来る”

ラッセルはハムとの深い対話を求めていた。

“僕らはテニスをしていたんだ。僕がボールを打ち返して、彼がまたそれを打って…。それがシーズンというもの。より優れたチームになる為に82試合をフルに活用するんだ”

ラッセルは戦略について話し合うのを楽しんでいる。彼はネッツでプレイしていた時代、コーチのケニー・アトキンソンが殿堂入りしたサンアントニオ・スパーズのグレッグ・ポポビッチに挑んでいく姿を思い出した。

スパーズと対戦中、ラッセルはアトキンソンに“ケニー、ゾーンで行こう、ゾーンだ”と言ったが彼は、“いやポップはこちらがゾーンを使用してくるのをわかっている”と返し、実際コートへ戻るとスパーズはゾーン対策のプレイを仕掛けてきたそうだ。

“ポップが僕らのゾーンに対抗してくるのをケニーは既に読んでいたから、それは見ていてクールだったね”

今季の初期において、ラッセルは練習中にレイカーズのオフェンスのプレイブックの内容を自分の考えに基づいて変更させることがあった。

“僕らはこのプレイをやってから次にこのプレイをやるつもりだけど、実際内容は全て同じなんだよと話してくれた”。オールスタービッグマンのアンソニー・デイビスはESPNにそう語る。加えてデイビスはプレイコールについて深夜であってもラッセルにテキストを送ることがあるそうだ。

“そのやりとりはクレバーだった。8つの異なるプレイコールがあったが、実際話し合ってみるとそれらは全て同じプレイだったというのがわかったんだ”

ラッセルは戦術的なアプローチをウォリアーズのフォワードであるドレイモンド・グリーンのおかげで磨き上げたという。

“ドレイモンドと一緒にいると彼がフィルムルームにいてよく議論している姿を見ていた。チームメイトに対してとても挑戦的で、あえてそういうアプローチをとっているんだ。そしてそこからチームが向上していくのを学んだ。僕らは優れたチームではなかったにせよ、フィルムルームでの対話があったからこそ成長出来た”

“レイカーズへ来た時、レブロン以外はフィルムセッション中に意見を言わないのを見てとても驚いた。それから僕はそこで積極的に発言していき今では自分のIQを発揮している”

1月13日、バックトゥバックの2日目であるユタ・ジャズ戦。ジェームズはその日休息ということで欠場していた。ハムはラッセルに仕事を任せ、試合には敗戦したもののフィールドゴール15/26の確率で39得点をマーク。さらに1月のアベレージは平均22.7得点フィールドゴール48.8%、3ポイントは45.9%を記録し、スターターへと返り咲いた。

ラッセルは自分の意見を共有することが時にコートで大きな責任を伴うことを知った。そしてその責任とは今シーズン彼が引き受けようとしているリーダーシップという役割だ。

“僕にはリーダーシップを担う準備が出来ている。この試練の為にずっと自己研鑽を重ねてきたんだ”

数週間レイカーズを含めたあらゆるトレードシナリオにラッセルの名前が含まれていた。ESPNによればシカゴ・ブルズのザック・ラビーンとのトレード候補に上がっていた。またラプターズのブルース・ブラウン、ブルックリン・ネッツのロイス・オニールとドリアン・フィニー・スミスとのトレードにも候補として名が浮上していた。

何度も話し合いが行われたラッセルとホークスのデジョンテ・マレーのあらゆるトレード案については公には秘密とされていた。1月30日にレイカーズがホークス戦でステートファームアリーナに訪れた際は、ホークスのファンから“お前は必要ない!”と、フリースローラインに立った時にラッセルは罵倒された。

自身の将来も不透明でフロントオフィスの決断にも口出しが当然出来ない以上、ラッセルは自分がコントロール出来るものに力を注いでいく様になった。個人のパフォーマンスをさらに引き上げる為に。

ラッセルがまだルーキーだった時の2015-16シーズン、20年間レイカーズでプレイしたレジェンドのコービー・ブライアントから授かった知恵を彼は思い返したそうだ。

“新たな見出しを作れ”。それがブライアントからのアドバイスだった。レイカーとしてプレイする以上、その物語を上手く扱えという意味だった。“その言葉はとても僕の心に刺さった…そんなこと気にするな、それをどうこうすることは出来ない。なら自分は如何にそこから成長を遂げるか。それがアプローチの手法だった”

それからラッセルは練習施設で自ら他に時間を設けると、ヘッドビデオコーディネーターのマイカ・フラクションとジムで休日でも会っていた。

“トレードされるかもしれないという状況になっても、心配するな兄弟と言ってくれる人は誰1人いなかった。僕はメディアの話題の餌食になって誰も僕に声をかけてくれないのか?ああそうかよ、なら僕は1人でいい。自分の道を進んでいくまでだ。気持ちは乱さない、成功の為に準備に励むまでだ”

キャリア21年目のジェームズと共にレイカーズがチャンピオンシップを狙う中、ペリンカはトレード拒否権を持たないラッセルにアンタッチャブルだと約束するのは不誠実だっただろう。

ペリンカは9月下旬に行われたレブロン主催のミニキャンプで、キャリア9年目の彼とある会話を交わした。それは彼がプロフェッショナルとしてさらに次のレベルへ上がる為に、この先の安定した見通しを持続させることの重要性を強調した内容だった。

“あれはなんというかジェットコースターの様だった”とペリンカからのメッセージについてラッセルは語る。“このリーグにいるといつ自分が食われるかわからない。だから心は穏やかに保つことが必要なんだ。気持ちが高すぎても低すぎてもダメだ。そしてチャンスを得られたら自分をコートで見せつけるのみ。自分の試合でのパフォーマンスを存分に発揮してやればいい”

1月13日にスターターへ復帰したディアンジェロはその月に平均22.5得点、フィールドゴール48%、3ポイントは46%、フリースロー85%に加えて6.4アシストをマーク。レイカーズはラッセルが最低25得点した試合で11-3を記録。またレイカーズは今季ジェームズが欠場した試合で5-4を記録し、ラッセルはその9試合で平均21.7得点10.7アシストをマークしている。

“周囲にあらゆる噂が立ち込む時、自分自身を強く持つことが必要となる”。ジェームズはラッセルについて話す。“彼の周囲にはトレードの噂やそういった話、DLoはチームに正しくフィットしているのか?という声があった。だが1つ確かなことは彼はそんなことで気持ちを乱さなかったんだ”

“我々は彼を見放すことは決してない。ベンチに下げられようが我々は彼に自信を植え付ける。彼が必要だとわかっているからだ。我々には彼の力が必要だ。それは並外れた能力…短時間で爆発的に得点を奪える力だ”

ラッセルはジェームズに憧れて育った。それを本人も今月上旬の会見で認めている。幼少期、初めてジェームズのプレイを生観戦した時に彼は涙を流したと語っている。自身の兄であるアントニオ・トーン・ラッセルと一緒に父親に連れて行ってもらったそうだ。ルイヴィルからインディアナポリスへ、ジェームズを見る為にクリーブランド・キャバリアーズとインディアナ・ペイサーズの試合に行ったという。

“子供の頃はジャンプショットを打つ時に、ジョーダン!コービー!と私は叫んでいました”とESPNに語るのは兄であるトーン・ラッセル。“部屋にぶら下げたハンガーで作ったゴールに、弟は丸めた靴下をダンクで叩き込んでいたんです。僕はブロンだ!と叫んでいましたね”

ラッセルは後にプロになると、2018-19シーズンのオールスターを前にジェームズの連絡先を手に入れると彼にコンタクトを取った。

“僕はその時、‘なあ兄弟、どうしたらもっと一貫した選手になれるんだ?’と問いかけた。すると彼は‘学習をして、睡眠を取り、食事を摂ること。ルーティンをきちんと保つことだ’と答えた。受け取ったそのテキストは今でも残してある。正直彼のおかげで自分のルーティンは発展を遂げたんだ”

先週ジェームズは左足首の慢性的な故障を理由にミルウォーキー・バックスとの試合を欠場。バックスはオールスターブレイク後を6-1と好調を維持しており、その試合開始前にペリンカはプレイヤートンネルでラッセルを見つけた。

“レブロンは欠場し、バックスはタフな相手だ”と、ラッセルはペリンカから伝えられた内容を要約した。“君が40得点取ることを期待している”

ラッセルは試合に出場すると4Qで21得点を記録し、シーズンハイ44得点で試合を締め括った。さらにキャリアハイに並ぶ1試合9本の3ポイントを沈め、9本のアシスト、そして試合残り5.9秒にはバックスのスターであるデイミアン・リラードを相手に逆転となるフローターを決めた。

ラッセルのクラッチパフォーマンスは金曜日の重要な勝利だけではない。レイカーズはシーズン終盤のシード権争いに彼の活躍を必要としている。

ニューオーリンズ・ペリカンズで見せた2分以内に14得点を叩き出し勝利した試合。ロサンゼルス・クリッパーズ戦の4Qで21点ビハインドから大逆転した際に決めたコーナー3。オクラホマシティ・サンダー戦では66秒の間に3連続で3ポイントを決めて勝利に貢献。その最後の3ポイントを決める直前、レブロンからシュートを打つ様に促され、サンダーのウイングであるジェイレン・ウィリアムズを相手にシュートを沈め、見事レブロンの期待に応えた。

だがラッセルがもっとも満足している瞬間は1月27日に行われたゴールデンステイト・ウォリアーズ戦だという。試合はダブルオーバータイムにもつれ込んだが、終盤に彼が決定的なプルアップスリーを決めて勝利へ導いている。

彼はセカンドオーバータイムで2度ターンオーバーを犯したが、最後2点差の場面でショットクロック20秒を残した段階で2人のウォリアーズを相手にビッグショットを決めた。その時ラッセルの後ろにはジェームズの姿があった。

“その試合での最高の出来事というのは実際にショットを決めたことではなく、皆が僕へテキストを送ってくれたことなんだ”

“兄弟、あのショットこそがお前が一体何者なのかを物語っている。あのプレイへ辿り着くまでの過程がお前を物語っている。全てのミス、ターンオーバー、試合の行末、そしてショットを卓したレブロン。ショットを放ち、お前は何も恐れていなかった”


ラッセルと親しい間柄であるオースティン・リーブスは語る。昨季カンファレンスファイナルでナゲッツにスイープされた時、ラッセルは思う様に自分のプレイが出来なかった。それから今季は、今回のウォリアーズ戦の終盤の様に、コートにおいて重要な瞬間で活躍するというのがラッセルの目標だったという。

“もう2度とあんなことを起こさないというマインドセットで彼は今シーズンに挑んでいる。もし自分の仕事をこなそうとしていけば、たとえこの先何が起ころうとも、毎試合コートで十分に能力を発揮出来る”

ラッセルが今まさにレイカーズを牽引していることは予想だにしなかったことだろう。だが現時点でトレードされずレイカーズに残れていることもまた同じ様に予想されていなかったかもしれない。だから彼は自身に問う、この状況を楽しまない手はないと。

“レイカーズでの時間を本当に楽しんでいるよ。おそらくファンはADやレブロンを目当てに試合を見に来ていると思う。でも彼らではなく誰よりも今試合の注目を独り占めしているのはこの僕さ”

(2024年/ESPN)

https://www.espn.com/nba/story/_/id/39703917/dangelo-russell-journey-lakers-trade-chip-clutch-hero-ready-studied-test


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