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アーティストがイヤホンを作ると...
有線イヤホンについて
皆さんは、有線イヤホンを使っていますか?私は、有線イヤホンとワイヤレスイヤホンを使い分けています。有線イヤホンは主に家で、ワイヤレスイヤホンは主に外やよく動く時に利用しています。
今回は、有線イヤホンの紹介です。有線イヤホンは、ワイヤレスイヤホンに比べて安くて音質が良いことが挙げられるでしょう。その中でも私は、有線ピヤホンシリーズを愛用しています。
有線ピヤホンとは何か?
ピエール中野さんの制作する有線イヤホンの4製品が通称、有線ピヤホン〇(数字)という商品です。この製品は、元々は1000円のイヤホンのコラボモデルとして有線ピヤホンがあり、2000円のイヤホンのコラボモデルであるため第二弾と発売されました。
値段は、有線ピヤホン、有線ピヤホン2、有線ピヤホン4は1万円以下で購入できます。有線ピヤホン3は高級なイヤホンの位置づけなので約4万円です。
ピエール中野さんについて
「凛として時⾬」のドラマー。手数、足数を駆使した高度なテクニックと表現力で、豪快かつ繊細な圧倒的プレイスタイルを確立。ドラマーの枠を超えた幅広い活動を展開している。
以下の動画はピエール中野さんがドラムをしている様子です。
以下の動画はピエール中野さんが愛用しているイヤホンの紹介です。
なぜ有線イヤホンを制作するのか?
以下の動画はピエール中野さんがイヤホンを作る事になった開発秘話についてです。
以下のインタビュー記事はピエール中野さんが有線イヤホンをなぜ開発しているかを知ることができます
有線ピヤホンの元になったイヤホン
有線ピヤホンと元になったイヤホンは大阪にあるアルペックスハイユニットというメーカーの製品です。
イヤホン「HSE-A1000」について
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メーカー公式価格で税込み1,320円です。カラーバリエーションは13色とあるので、好きなカラーを見つけることができそうです。
実際にe☆イヤホンスタッフが、ドライバーを製造している工場まで出向いてエンジニアとともに音をチューニングした商品です。
ボーカルが明瞭で、ポップスを楽しむのに最適です。
音は、度の音も強調しないフラット傾向のため、ゆったりと楽しく聞ける感じです。そのため、いろいろな音楽を聞くのに適しています。
イヤホン「HSE-A2000」について
![](https://assets.st-note.com/img/1711947173240-8DwhL2D5AV.jpg?width=1200)
メーカー公式価格で税込み2,445円です。カラーバリエーションが9色もあるので「HSE-A1000」ほどではないが、好きなカラーを見つけることができそうです。
振動を抑制し歪みのないクリアな音像と締りのある低音再生を実現したハイスペックモデルとなっております。
(中略)
音を余すことなく再生する表現力で新たな世界が広がる!
クリアなボーカル帯域・中高音域と締りのある低音域を再生し様々なジャンルにマッチ!
音は、ドンシャリ傾向にあり、低音はアタック感、高音はシャリシャリ感を感じます。そのため、バンドの系の音楽が聞くのに適しています。
有線ピヤホンについて
※有線ピヤホンは発売した順に有線ピヤホン1、有線ピヤホン2・・・となります。また、この情報は投稿時点の内容となります。
有線ピヤホン1
![](https://assets.st-note.com/img/1711947251979-mEq144ku8J.jpg?width=1200)
メーカー公式価格で税込み1,980円です。製品名の正式名称は「HSE‐A1000PN」です。このイヤホンはピエール中野さんが中国の工場に行き制作したイヤホンです。基本的なカラーは、ピンクとガンメタですが限定コラボデザインもあります。
低音域はタイトで力強く、なおかつ聴き疲れしない量感 高音域は耳に刺さる成分を抑えつつクリアな印象を実現
ピエール中野氏が「この価格帯で究極と言えるバランス」と太鼓判を押すクォリティに仕上がりました
音は、高音は聞いてすぐに分かるきらびやかさがあり、低音は引き締まったアタック感を感じることができます。そのため、女性ボーカルの音楽、特に女性アイドルグループの音楽を聞くのに適しています。
有線ピヤホン2
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メーカー公式価格で税込み3,960円です。製品の正式名称は「HSE-A2000PN」です。このイヤホンは、有線ピヤホン1を使用していた人が気になっていた点を改善したイヤホンです。また、リモコンマイクがついているため、(制作時はコロナ禍だったため)オンライン通話でも使いやすいようになっています。基本的なカラーは、ピンクとガンメタですがコラボデザインもあります。
有線ピヤホン2では聴き心地と音楽への没入感を進化
低音域はバスドラムとベースサウンドの生々しさ
高音域は澄みわたったクリアさが向上
「聴けば聴くほど心地よくなるイヤホン」を目指しました。
音は、低音は聞いてすぐに分かる位迫力があり、アタック感を感じます。高音はさらっと滑らかさを感じます。そのため、低音を存分に感じたい音楽やライブ音源を聞くのに適しています。また、FPSだと敵の位置が分かりやすいため、ゲームでも使えます。
有線ピヤホン3
![](https://assets.st-note.com/img/1711947532302-keZBiV1teF.jpg?width=1200)
※イヤーピースを別のメーカーに交換しました
メーカー公式価格で税込み41,800円です。製品の正式名称は「Hi-Unit 001-pnk」です。このイヤホンは、耳掛け式(シュア掛け)イヤホンであり、ケーブルを外すことができます。また、メーカー公式サイトではケーブルの長さ違いのモデルやマイク付きモデル、4.4mmという特殊な差込口を持ったモデルと豊富に用意されています。断線しても安心ですね!
また、このイヤホンは中国のイヤホンメーカーであるダルマオーディオとタックを組んだ製品です。※製品対応はアルペックスハイユニットが行ってくれます
耳掛け式(シュア掛け)イヤホンについて
このタイプのイヤホンをよく見る機会としてアーティストが演奏する時に使っているイヤホン(イヤモニ)の装着方法です。この装着方法をすると、イヤホンが耳から外れる心配が減ったり、ケーブルを伝って感じるノイズ音が減ります。また、アーティストが使ってるイヤホンは余りメーブルが見えないと思いますが、ケーブルを背中に持ってくると、余りケーブルが見えない効果もあります。
詳しくは以下ののサイトを御覧ください。
ケーブルが外せるイヤホンについて
ケーブルが外せるイヤホンは、一生使えると言っても過言ではないくらい長期間使えます。イヤホンの故障リスクの大半はケーブルの断線と言われています。そのため、ケーブルを新しいものに変えるとイヤホンを使うことができます。また、イヤホンの音を変えるためにケーブルを付け替えて楽しむ人もいます。
詳しくは以下ののサイトを御覧ください。
4.4mmという特殊な差込口
4.4mmという端子は差込口のところの太さになります。一般的な差込口は3.5mm端子となります。3.5mm端子をアンバランスケーブル、4.4mm端子をバランスケーブルと呼ばれています。4.4mm端子を使うには専用の接続機器を用います。端子が異なると音が変化するとか… やったことがないので未知数です。
詳しくは以下ののサイトを御覧ください。
有線ピヤホン 3 は、音楽に携わる様々なプロにも公私問わず愛用され、数万人規模のフェス会場のPA現場でも使われました。
レコーディングのミックスチェックはもちろん、ステージモニターとしても使用されています。
新しい定番のイヤホンとして、相応しい音質を追求しました。
ピエール中野が自信を持って おすすめします。
ぜひ、ご自身の耳で試してみてください。
音は、一言で説明するとずっと聞いていられる楽しい感じです。大体の音楽を楽しく、実際に演奏をいているかのように感じます。
有線ピヤホン4
![](https://assets.st-note.com/img/1711948348391-s8Kkdshkcs.jpg?width=1200)
メーカー公式価格で税込み6,300円です。製品の正式名称は「HSE-A5000PN-F」です。このイヤホンは有線ピヤホン1のアップグレード版で、有線ピヤホン2で人気だったリモコンマイクがついています。また、このイヤホンは、日本のアーティストが使っているイヤホン(イヤモニ)の使用率No.1であるFitEarというメーカーとコラボをしています。
イヤモニについて
イヤモニとは「インイヤーモニター」の略で、主に楽器奏者やボーカリストなどのアーティストの方が、ライブ中、録音中、楽曲制作中などに自分の演奏や、チームの演奏、トラック音、クリック音などを確認するために使用するイヤホンの事です。
逆に、ステージ上で使用するイヤモニではないモニターの事を、モニタースピーカーや、コロガシ、返しと呼んだりします。ステージやライブハウスの規模が小さい場合は、モニタースピーカーで十分ですが、大きな会場では、モニタースピーカーの音が反響してしまったり、ライブパフォーマンス中にステージを動き回ると聴こえ方が変わってしまったり、と様々な理由から、イヤモニが選ばれることが多いです。
イヤモニは利便性だけではなく、ミュージシャンの耳を守る役割もあります。ライブなどでイヤモニをすることで、難聴の原因になるステージ上の大音量を防ぎつつ、自分に必要な音を聴くことが出来ます。
(中略)
多くのアーティストは、遮音性と装着性をより確実なものにするために、自分専用のイヤホンを作ることがあります。いわゆる「カスタムIEM」です。価格はピンキリで、4万円台のものから、数十万円するものまで様々なモデルがあります。実はアーティストやプロだけでなく、どなたでも購入することが出来ます。
耳の型を取り、イヤホンをその人専用の形に作ることで、ユニバーサルイヤホンでは得られないような装着感と遮音性が得られます。形だけではなくデザインも何通りもの中から選ぶことができ、まさしく“自分専用”のイヤホンを手に入れることが出来ます。
FitEarというメーカーについて
FitEarは半世紀に渡る歯科技工/歯科関連技術の蓄積と、補聴器製作において毎年1万を超える耳型と向き合うことで培ったノウハウをベースに、快適な装用感と静寂なリスニング環境を提供します。FitEar MHシリーズは、 数多くのミュージシャンやサウンドエンジニアの声から業務用カスタムイヤーモニターとして生まれました。日本屈指のマスタリングエンジニア、原田光晴氏による音質設計は聴く人に「音楽に向き合う」環境を提供します。
FitEarの制作実績
1,000人以上のアーティストのイヤモニを制作しています。
制作実績のあるアーティスト(一部紹介)
あいみょん
岩寺基晴 (サカナクション)
大森元貴 (Mrs. GREEN APPLE)
小笹大輔 (Official髭男dism)
北川悠仁 (ゆず)
きゃりーぱみゅぱみゅ
SUZUKA (新しい学校のリーダーズ)
大蔵 (ケツメイシ)
高城れに (ももいろクローバーZ)
高野清宗 (Mrs. GREEN APPLE )
星野源
HSE-A5000PN-F は、圧倒的なライブ感と巧妙なサウンドバランスを実現し、音楽と向き合う”環境”を提供します。
(中略)
ダイナミック型ドライバーユニットが持つ長所と短所として、ワイドレンジで豊かな低音、プレゼンスのある中高域が得られる一方、どうしても耳につきやすい帯域において複数のピークが生じてしまいます。HSE-A5000PN-Fでは、必要最小限のフィルタリングを施すことによりこれらのピークを抑制し、より幅広い音楽ジャンルに対応できるチューニングとなっています。
音は、有線ピヤホン1をイメージさせる感じだが、高音のシャリ付きをマイルドにしてより色々な音楽に合うようになった感じです。
有線ピヤホンの付属品について
有線ピヤホン4を元に有線ピヤホンシリーズの付属品を紹介します。
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イヤーピースについて
イヤーピースとはイヤホン本体についている先っちょのゴムのような物のことを指します。イヤーチップ、イヤーパッドと呼ばれることも。イヤーピースはイヤホンと耳を密閉させ周りの音を遮断しながら、イヤホンから出ている音を歪みなく耳に伝える役目があります。耳の大きさに合わせてサイズを変更すると、耳内で密閉され正確にイヤホンの音を耳に伝えやすくなります。また、イヤーピースの素材の違いや厚み、口径の広さによって遮音性や音質も変化します。
着け心地だけでなく音質だけでなく、色を変えたりして楽しむのもいいですね!
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イヤホンをケースにいれるとケーブルの断線と絡まりをある程度防ぐことができます。
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ケーブルクリップを利用すると視聴中にケーブルを何かにひっかけてしまうことが減らせます
豆知識
音がなるパーツについて
ダイナミック型
一般的に広く普及しているタイプで、電気信号を受けたボイスコイルが、ダイアフラム(振動板)を前後に動かす事で空気を振動させて音を鳴らします。低価格帯の多くのイヤホンがダイナミック型を搭載しています。
比較的大きなサイズの為、基本的に片耳に一基ずつ搭載されています。2基搭載したデュアルダイナミックイヤホンも存在します。低音の再現力が豊かでハイパワーなのが特徴。
バランスドアーマチュア型
補聴器用のシステムをオーディオ用に改良したもので、電気信号を受けたボイスコイルがアーマチュアという小さな鉄片を動かし振動板を振動させ、音を鳴らします。
ダイナミック型よりもドライバー自体が小さく、細かく振動させることが出来るので、音の分離が良く繊細でクリアな音が特徴。
ハイブリッド型
ダイナミック型とバランスドアーマチュア型が搭載されていたり、2種類以上のドライバーで構成されているイヤホンのことです。
まさに良いとこどりで、パワフルかつ繊細な音を楽しむことができます。デメリットとしては、一種類のドライバーで構成するよりも、まとまりを保つのが難しく、音の繋がりに違和感を感じやすいです。
終わり
説明はこれで終わりです。少しでも有線イヤホンを始め有線ピヤホンシリーズのことが気になってくれると嬉しいです。
書くのが大変だったな〜
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