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大腿骨内顆特発性骨壊死 筋膜調整 経過報告

 痛みと筋膜のジーハンズ テクニカルチーフのKAZU(@kazu1010120)です。
今回は以前に紹介しました記事👇

の経過報告をしていきたいと思います。
筋膜調整の重要なポイントとなった内転筋付着部の筋膜調整の動画(2パターン)もありますので是非参考にしてみてください。


大腿骨内顆特発性骨壊死の原因や病態は明確にされていないが有効な治療を選択することで進行悪化や外科的治療を回避することができる。

前回記事でも書いていますが、上記よりまずは疼痛の軽減をはかり進行悪化を防ぐことを第1の目的としていました。

行ったことは毎週の筋膜調整と運動制限(日常生活レベルでは制限なし)。

✔初回介入でNRS3程度
✔2回目介入よりNRS2〜1程度
✔「普段よりよく歩きすぎた。」という日に違和感程度出現
✔3週目より腫脹は大幅に軽減

12週目再度MRI撮影👇

スクリーンショット 2020-09-04 20.20.14

画像所見上でも炎症状態の改善を認めました。
まずは第1の目的は達成しました。
日常生活レベルでは疼痛増強みとめず安定しています。
今後は運動療法を併用しつつ本人の希望であるバドミントンへの復帰が可能か経過を追っていき再度報告したいとおもいます。

以上経過報告でした。



✅それでは重要なポイントとなった内転筋付着部の筋膜調整方法の紹介です。
 
①こちらのポイントは直接肘で高密度化に対しアプローチすると過度な筋緊張の増加を引き起こしてしまう場合があるためまずは指腹でのアプローチより開始することが多いです。

②上記アプローチを実施後、直接肘にてアプローチをしていきます。
肘は大きく動かさないことがポイントです!!

内転筋付着部は被験者となってみると感じますが、慎重にアプローチすることが重要な部分だと感じます。
是非参考にしてみてください!!

ジーハンズKAZUでした!!

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