行動力

やった者勝ち。

そんな言葉を時に耳にする。

何にせよやってみた者が強い。

強いという言葉に語弊があるかもしれないが、やった者だけが見られる景色はある。

やってみないとわからないのに諦めていることはないだろうか。

やるからこそわかること。成功も失敗も。

行動を起こすから伝わることも多くある。

あの子がこんなことすると思わなかった。

そんな言葉はマイナスなイメージで使われることが多い。そう言われる人の方が表現している人だと思う。

人は勝手に印象を決めつけて人やものを判断しがちだ。

見えてるものだけが全てではない。決めつけることは好きではない。

何でも良い意味で裏切られることもある。

表現をした結果で人は評価したりする。でもその表現に至る過程を軽視し過ぎている。そもそも自分は人を評価したり、できる人間なのだろうか。

あの人はすごい。あんなこともこんなこともやってるし、知っている。

そう思ったことは誰しもあると思う。

でもその人は他の人より多くの行動を起こしている。

知るための行動。何かができるだけの行動。

あんな人になりたいと思う人が近くにいるならば、その人を深く観察してみると何かわかるかもしれない。

人のことを昔からよく観察してきた。

父親が怖かったから。

一緒に住んでいた頃は怒られないように生きてきた。

期待を裏切らないように。求められた言葉を発してきた。

求められた進路を選んできた。

観察してきたからこそ、見えたものは父親は自分本位だということ。

いろんな経験をしてきたが、自分が人に求められていることを勝手に決めつけて、自分自身で勝手に決めつけた期待に応えてきたつもりだった。そのおかげで自分の意思を溜め込むようになった。

無理をすることが当たり前になった。

そんな自分に酔っていた。

そんな自分に疲れてしまった。

だからこそ今はこうやって書くことで表現している。

誰しもが思っていなかった行動をしてみたかった。

誰になんと言われようと。誰かに迷惑をかけてしまおうとも。

行動したことが経験になり、自分のという人間の幅が広がればと。

無理をしている人は頑張り屋だと思う。

でもまずは自分を大切にしたいと思って欲しい。

何より自分の意思、直感を信じる時もあって良いと。

行動することを怖がらず、まずやってみる。

そんな時があっても良い。