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犬の腸閉塞について

2022年10月4日の夜に4日間の入院から、くる太が退院しました。

当初、ストレスなどによる軽い胃の運動低下ぐらいに思い軽々しくも病院の待合風景をツイートしてしまった事で、お友達に沢山ご心配をお掛けしてしまうことになってしまいました。。
入院中は、くる太や飼い主にまで温かいお言葉の応援や励ましのメッセージをいただき、本当にありがとうございました。

ご心配いただきました皆様へのご報告と自分への戒めの備忘録として、また、皆様の愛犬ちゃんがこんな目には合いませんように…という想いも込めて、ここに今回の経緯について書かせていただきます。よろしければ、今後のご参考にお読みいただけると幸いです。

<今回の時系列>

●1日目
朝ごはんの1時間後に、殆ど全て嘔吐する。その為、お昼にいつもの半分ほどのご飯を食べるが1時間後にまた全て嘔吐する。
午後から嘔吐を繰り返し水をたくさん飲み始める。胃の固形物がなくなり水を嘔吐始める。
もしかして、誤食かも?!と、おもちゃなど無くなっているものがないか、家中を調べるが、それらしいものは無い。。
午後診の時間が早い一番近所の小さい診療所へ。
血液検査とエコーで胃腸内を診察し、診断は【胃の運動低下】となり吐き止めの注射をしてもらい、4日分の胃薬をもらって帰宅。
その後、病院から帰宅したぐらいから元気がなくなり始める。
薬を飲ますため少量のフードをふやかして薬を入れたが、食べず、更に水を欲しがる。
水は吐き出すことはわかっていたが、方法がなく薬を飲ませるがすぐに嘔吐してしまう。
その後AM5:00まで寝ることも出来ず何度も水を求め(極力控えさせていたので吐き出すものがないが)嘔吐しようとするのを繰り返す。

●2日目
朝一で、かかりつけの大きめの病院へ。エコーで胃腸内を診察・血液検査で診断は【腸閉塞】となりすぐに入院となる。
カメラでは異物など確認できないが靄のようなものがあるかも?とのことで、捻じれているのかもしれないが、完全に詰まっている訳ではなさそうとのこと。
治療方法は、点滴を流し続け翌朝の腸の流れる状況や数値を見ることに。
今と変わらない、または悪くなっている場合は、すぐにCT検査し開腹手術となる。もし少しでも良くなっている場合は、その時の状況で判断することとなった。

●3日目
一晩点滴を流し続けた事で血液検査の数値も良くなっているので、もう1日点滴で様子を見ることになる。
吐き気も止まり水を飲めるようになり、点滴するほど少しづつ元気になっているように見えた。

●4日目
点滴で更に良くなり、開腹手術の必要は無いと言われる。(やっと一安心!!)朝と夜の2回、カップ1杯のふやかしたご飯を食べる。

●5日目
午前中、更に便が出るか様子を見ていたが夕方まで出なかったため、夜まで待ってから退院。
帰宅後、すぐにご飯(通常の1/4のふやかしたフード)を食べ、1時間後に待っていた💩の運動が始まった!!

家の中を歩き回っていたが中々出てこない様子があり、その後はじめは固いのが2粒、少しづつ便緩めのがポトポトと出始め(その間、家の中を徘徊…)中々、終わらない。。
急にあちこちとぶつかりながら走り始めたかと思うと、何やらお尻に黒いものがついている。やっとのことで捕獲すると…💩にベットリまみれたお尻に長さ5cmほどの細い紐がぶら下がっていた。

➡これが詰まっていた原因でした!!

その後、病院の先生へ報告した所、その程度であれば通常は流れて出てくることも多いが、くる太の場合は元々胃腸の働きが弱いのと腸も捻じれていた可能性もあり、一時的な腸閉塞を起こしてしまったんだろうとのことでした。
普段、嚙み切れるような紐などは気を付けておもちゃなどでも取り上げているのですが、どこで食べたのか何の紐なのか…そこまではわかりませんでした。

くる太は、気が強く頑固で興奮しやすい性格なので、体への負担が多いので気を付けなければいけないと常々思っているのですが、拾い食いはあまりしないので油断していた所もあったと思います。
少しのホコリや繊維なども体調によっては悪化して大変のことになってしまうこともあるので、注意しなければいけないと思う出来事でした。
また、食後はあまり動き回らず(いつもゴロゴロ体を捻じったりしてた…)おとなしく過ごすことも、心がけようと思いました。

入院中のくる太は…

症状が出た1日目の夕方から元気が無くなって以降は、ずっとおとなしく過ごしていました。入院中もたくさんの先生たちが行きかう治療室の中にあるケージの中で、鳴くこともなくずっとおとなしく点滴をしていたそうです。
保育園でケージの中で過ごせるようになった事が、本当に良かったと思いました。くる太が頑張ったお陰で、目の前にある手術を免れることが出来たのだと思います。いつも飼い主の前では暴れん坊で怒りん坊のくる太ですが、本当によく頑張った…大人になったなぁと、感心しました。

それに引き換え、こんなしんどい思いをさせてしまい不甲斐ない飼い主で申し訳ないです。。これからは更に気を引き締めて、くる太との楽しい時間を大切に過ごしたいと思います。

それから、食物アレルギーが酷いくる太のためにも、体調が戻り体力がついてきたら、腸内環境を良くするための「腸活」に力を入れたいと、改めて思いました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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