見出し画像

ふたご座の満月:星の振り返り

この記事は、ふたご座の満月:星予報の振り返り記事です。星の振り返り、とは、星の予報を振り返ってたどり、現実社会で起こっていることを見つめることです。振り返りをやると、星が身近になり、自分のことや社会のことがより明確に見えてきます。今回は、ふたご座の満月:星予報で書いた予報の振り返りです。よかったら、予報も併せてお読みください。

こんばんは、さっかです。

このところお天気が安定せず、体調を崩している人も多くいますが、皆さん、お元気にしてますか。

今日は、星の振り返りをざ~っとやりたいと思います。

変わりやすいとき

まず、色々と変わりやすい、柔軟に対応することが求められる時期、についてですが、まさしくお天気がそう。

昨日までポカポカ暖かかったかと思うと、今度は冷たい雨。そして、週末は雪が降るとか。いい加減にしてよねぇ、と、天に向かって言いたくなりましたが、星を読んでいたので、柔軟に対応、柔軟に対応、と自分に言い聞かせ、ポカポカお天気の日は洗濯をし、雨の日は部屋を整える、というふうにして過ごしました。

世の中もグルグル回っていましたね。まず、イスラエルは、パレスチナへの一時攻撃停止をしたものの、再開してこれまでになく激しい攻撃をし始め、ガザ地区のパレスチナ人たちは行き場をなくしています。「こっちに非難しろ」と、イスラエル軍はパレスチナ一般市民を誘導し、パレスチナ人がそちらに行くと、そこをイスラエル軍は攻撃する、というのを繰り返してきています。パレスチナ人たちは、少しでも安全なところを求めてさまよい歩いき、食べ物も飲み物もなく疲労困憊。水も食料もなく、衛生環境も最悪な中、多くの疫病も発生している、そいう状況がずっと続いているそうです。

お天気の日に、猫と話しながら洗濯をしているわたしは、この平和な日常を感謝したらよいものか、胸の痛みをどうしたものか、と、思いながら過ごしています。みなさんは、いかがでしょう。

日本の政府の情勢もどんどん変化して、しまいには、自民党の長い間の主勢力であった安部派勢力が倒れそうになっていて、自民党はどうなる?日本の政治はどうなる?一体全体どっちにこの国は向かおうとしているの?と言う感じです。

角を突き合わせる

まさしく、旧い勢力と新しい勢力が角を併せる、と、予報で書いたように、化石時代の人たちと再生可能エネルギー勢力が、角を突き合わせています。

みなさんもご存知かと思いますが、ドバイで行われている国連気候変動サミット(通称cop28)2023年に、なんと、通常の4倍ほどの2500人の化石燃料推進派の人たちが集まったそうです。サミットのために集まった各国の代表よりも多い数だとか。

しかも、今回の気候変動サミットの主催者であり、世界でも有数のオイル会社の経営者のスルタン・アルバジェール氏は「化石燃料の利用を減らしてゆき使わなくなるということは、人間は原始人のような暮らしに戻るということだ。化石燃料の使用を止めることが、温暖化を止めることになるという科学根拠はどこにもない。」と、COP28の直前に公言して騒ぎになりました。

イギリスの新聞ガーディアンのビデオ。上の発言について問われ、しどろもどろの返答をするスルタン・アルバジェール氏。前にもお話ししたように、11月下旬まで「それは言わないほうが良いですぉ・・!」というようなことを、バンバン言う人たちが出てくる、の星の影響を受けていますね。(ふたご座の星々参照)気候変動問題を扱う会合の前に、気候変動に科学的根拠はない、と言ったら、身もふたもない。

それに対して、国連総長のアントニー・グテロ氏は「我々は、CO2量上昇による気候変動を止めるために、明確で現実的なプランをこのCOP28で打ち出さなくてはならない。残された時間はもうないのだ。ただただ、問題を先送りにしている場合ではない。我々に残された道はほかにない。」と、声高く主張しています。

https://www.npr.org/2023/12/04/1216935780/u-n-climate-talks-head-says-no-science-backs-ending-fossil-fuels-thats-incorrect

アメリカ公共ラジオーNPRの関連記事。 『国連気候変動サミット主催者は、気候変動には科学的根拠がないと言うが、それは間違いである』とのタイトル。そして記事には、国連がどれだけの科学者と提携してどのようにその根拠を導き出したかが、書かれている

そして、インドの環境問題専門家で活動家のハルジート・シン氏は、NYベースのネットテレビニュース " Democracy Now!" で「気候変動の問題のもとである化石燃料企業のトップたちが、気候変動サミットで主導権を握っても問題は解決されません。すでに、再生可能エネルギーは、化石燃料と同等のサービスを提供できるレベルに達しています。問題は、再生可能エネルギーを普及させるための資金が調達されていないということです。ご存じでしょうか、IMF(国際通貨基金)の発表によると、化石燃料企業たちを存続させるために、なんと毎分15億円の補助金が出ているのですよ。毎分ごとに15億円です。その一方で、再生可能エネルギー普及のための、補助金や資金が十分に出ていないのが現実です。」

ハルジート・シン氏のインタビュー。ドバイのCOP28にて

では、次の振り返りです。

旧い勢力や権力者たちが、その力を手放さない

補助金を毎分15億円もらっているのであれば、化石燃料企業たちが、現状温存にやっきになるのもわかります。そして今、権力や支配力に執着する星が、さんさんと輝いているので、権力者たちは簡単には引っ込まないことでしょう。

ヨーロッパや中南米の国々でも、これまでの在り方を死守しよう、あるいは過去に戻ろうととする保守派や、極右政治家たちが次々に選挙に当選しています。革新系で知られてきたオランダでも、極右の首相が生まれるかもしれないと言われています。

極右のウイルダースが躍進していることについての記事

一般市民のレベルでも、家庭内や仕事場などで勢力争いが起こっているひとがいたら、今は、簡単に勝負がつかないとき、現状維持派の力と執着心が強いため、なかなか変わらないだろう、と、思ったほうが良いでしょう。それは、自分自身の中でも同じです。自分の中に、変わりたいという自分と、これまで通りでいたい、という自分の戦いがある人もいるでしょう。

けれど、星は、来年の1月下旬あたりから動きが急速に変わってくることが予想されます。

今すぐに課題や問題が解決しなくても、来年早々から流れが変わったり、急に情勢が変わったりする可能性があるので、今は、自分の意図や目標を明らかにし、準備を始めるとよいときです。

抑圧の星

予報通り、あちこちで抑圧と抑制の力が働きました。ふたご座の満月の力と、そして、水星の後退の影の力も働いたようです。

まず、COP28では、これまでになく規制が厳しくかけられたそうです。国連のイベントであったにもかかわらず、国連のこれまでのプロトコールや決まりではなく、ドバイの決まりや化石燃料推進派の決まりが力を持ち、さまざまな制限がかかったそうです。

代表的なのは「イスラエル」「パレスチナ」の国名を言うことが、ドバイに集まった平和活動家に禁止され、「攻撃停止」という言葉も禁止だったそうです。アラブ首長連邦国では、平和活動などの活動さえが禁止されているらしく、多くの制限が今回のCOP28ではかけられた、ということでした。

イスラエル国内でも制限が強いそうです。この話は、満月よりちょっと前の話ですが、ある社会科の高校教師が、ガザ地区への攻撃に反対するポスティングをフェイスブックにアップしたら、警察に捕まったそうです。いきなり投獄され、独房に4日間完全監禁にされ(気が狂わないように、中で体を動かしたりしたそう)詰問を受け、パソコンや携帯電話も没収されたあげく、教職を免職になったそうです。

イスラエル国内にも、ガザ攻撃に反対する人たちは少なからずいるそうですが、政府からの圧力があって声が上げられない状況とか。この高校教師の周りの友人や同僚たちも「生活があるから」「子供たちがいるから」と言って、声を上げないそうです。どこも同じ感じですね。

歴史高校教師が、イスラエルからNYのニュース番組のインタビューに答えているところ。インタビューの最後の言葉は「僕の子供たちは、僕のことを誇りに思ってくれている。それが、なにより僕には重要なことだ。」

ガザ区内では、多くのジャーナリストが、イスラエルに意図的に狙われて殺され、12月11日現在で少なくとも63人のメディア関係者が殺されています。

ガザ地区内側からの、ジャーナリストによる情報発信を抑えるためだろう、と言われています。(ちなみに、これは戦争犯罪)中には、『パレスチナのジャーナリズムの父』と呼ばれ多くに慕われていた、記者クラブの会長ベラル・ジャダラ氏も含まれています。(下の記事)

イスラエルがガザ地区への通電を止めているのも、内側から一般市民が情報発信したり、お互いにコミュニケーションを取るのを阻止するためだ、とも言われています。ガザ市民たちは「すぐ隣の町で何が起こっているのかさえわからない」と、言っています。(Democracy Now!) 究極の情報規制。

パレスチナのジャーナリズムの父、ベラル・ジャダラ氏殺害に関する記事

日本に入ってきている情報も、イスラエルーパレスチナ問題にしてもCOP28関連にしても、表面的で内容が薄いのですが、抑制がかかっているのか、それとも日本のジャーナリズムが衰退しているのか・・?

水の害

タンザニアで大規模な水害があり、60人以上が亡くなったそうです。

タンザニアの洪水と地崩れに関する記事

また、ヨーロッパ北部では大雪が降り、各国で交通機関が機能不能になったりしたそうです。スイスでは、通勤電車や自動車が使えなくなった人たちが、スキーして職場に向かっていた、というニュースも入っていました。NYも積雪があると、スキーを履いて移動する人たちが出てきます。ちょっと、懐かしかった。

https://www.washingtonpost.com/weather/2023/12/04/europe-snow-cold-munich-moscow-record/

上のリンクは、ワシントンポストの記事で、ヨーロッパを記録的な雪と寒さが襲い、ドイツのミュンヘンでは約50センチの12月としては記録的積雪があり、ロシアも厳しい寒さと雪に見舞われている、と書かかれている

水星の後退の影響下

水星後退の時期は、コミュニケーションや交通手段に支障が起こりやすい時です。やはり、ありましたね。KDDI(au)の大規模機能障害が起こりました。今日12月11日のことです。(本格的な後退は13日からだけれど、11月下旬から影響下にある。ふたご座の満月と星々参照)

わたしも個人的に影響を感じています。郵便物が届かなかったりだとか。

でも、逆に、後退の影響前に埋もれていたメールが出てきて、あ、来ていた!というのがあったり、懐かしい人と久しぶりに話してとても楽しかった、というようなこともありました。

それにしても、今は、さまざまなことを整理するのに本当によいときです。年末の大掃除、少しずつ今から始めるとよいですよ。パソコン、スマホ、タブレットなどのデータの整理や、気になっていることの整備などにも今回の水星の後退は特に良いときです。仕事場の整理は特に◎仕事がはかどるようになります。

今のようにいろいろと起こっているときは、書ききれないほど星の振り返りがあります。そうそう、今は、政治家たちも追いつめられるとき、と予報にありましたが、岸田さん、次から次に事件が起きて、追いつめられっぱなしですね。

書ききれないので、今日は、このくらいにしておきます。

明日は、いて座の新月です。良い新月をお迎えください。

さっか

・・・・・

バナー写真・文 by さっか







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?