ふたご座の満月：星予報
強い力を発揮する星々
角を突き合わせる
この満月は、勢力争いの力がハッキリと現れている満月です。旧い勢力と新しい勢力。年寄りと若者。化石時代の（化石燃料をあがめる）人たちと再生可能エネルギー派の人たち。権力者と一般市民。虐げる側と虐げられる側。さまざま対立する2つの勢力が角を突き合わせる星のエネルギーです。
次に、旧い勢力や権力者たちが、その力を手放さない。そのためには、なんでもする。それは欲でもあり、恐怖でもあり、固執でもあります。深い深い闇を抱えた星です。イスラエルが、圧倒的な権力と武力を見せつけ、自治区のパレスチナ人たちを殺し、追いつめようとしているのは、この星が大きく影響していると考えられる。
一時停止したイスラエル政府のパレスチナ市民への攻撃が再開されるだけでなく、かなり激しくなることが予想されます。
同時に、それに抵抗する一般市民の星もさんさんと輝いています。この星は、カルマ的なものであり、ずっとずっと独立と自由を求めていた人々が、声を上げ、立ち上がる、というもの。長い間耐え忍んできた怒りを含んでいます。世界各地で、イスラエルとそのイスラエルを支えるアメリカへの、激しい抗議運動が続いています。
この動きは、イスラエルとパレスチナ人の問題に関してだけでなく、各方面で起こっていること。もちろん、個人レベルでも起こります。親子の間、夫婦の間、上司と部下の間、経営者と労働者の間、などなどで。
新旧、そして支配者と支配されてきた側の衝突は、しばらく続いてゆくことでしょう。
２つのメッセージ
この満月には、2つの明確で強いメッセージがあります。
１つは、「富、真の豊かさ、幸運を求め、形にしたいのなら、自分の頭で考え、自分の言葉を見つけなさい」
メッセージ：眠っている間に見る夢に気を付けなさい。体の緊張を解くためにストレッチをし、頭の緊張を解くために静かな時間を持ちなさい。情報を集めなさい。意見を聞きなさい。静かに考えなさい。そして、自分の本来持っていた夢を思い出し、言葉にしなさい。
もう1つは、「自分の居場所で、実りある明るく安定した日々を送りたければ、義を行いなさい。そして、他者のために誠実に尽くしなさい。」
メッセージ：自分だけの利益を追求していては、豊かさも安定も求められない。世間や他者に対して誠実で義を尽くしてこそ、生活の安定と豊かさがある。
制圧の星
この満月には強い制圧の星がかかっています。行動にも、言葉にも、情報にも。交通網にも制限や制圧がかかることでしょう。
それだけでなく、11月25日から水星の後退の影響下に入るため、誤解が生じたり、ミスをしたり、交通網に遅延やなんらかの支障が起こったりし始める可能性があります。
旅行は短距離も長距離もあまり好ましいときではありません。もしどうしても旅をする必要がある人は、十分な準備をし、時間に余裕をもって慎重に計画を立てるとよいでしょう。
ちょうど満月のころに、イスラエル側の攻撃一時停止が行われますが、イスラエル側にとって不利なさまざまな支障が起こる可能性もあります。
それから、この抑制の星は、どよ～んとした圧力がどこからともなくかかるものです。症状としては、疲れやすくなる。眠くなる。また、眠りのリズムが乱れる。風邪やインフルエンザなどの、気管支系の疾患にかかりやすくなる、など。
体力維持のためにできるだけたっぷり睡眠をとり、足りなければパワーナップなどで睡眠を補い、休むようにし、食べる量を少し減らし、消化に良いものを食すとよいでしょう。散歩や運動も良い。
感情的な抑圧もかかります。自分が何を感じているか、言いたいことは何か・・なんだかわからなくなる。あるいは、表現しにくくなる。そして、ある時、いきなり感情が出口を求めて爆発しそうになる人もでやすい。あるいは、出口がなくて鬱々としてしまう。
もう一つの症状は、自信を失う、生きる意味がわからなくなる、自己嫌悪に陥りやすくなる、周りに嫌われているのではないかと疑いやすくなる。
一人の時間を持ち、気持ちの整理をしたり、日記を書いたりするとよい。
水の難
水の難の星があります。人によっては飲み水の確保に苦労する（ガザでは飲み水が遮断されていて、人々がじわじわと苦しい死を迎えている）雪や雨などによる水害や、逆に干ばつが起こる可能性のある星（南半球は夏に向かっている）自分の住む地域に水難の可能性がある、と思う人は、備えをしておくとよいでしょう。
それから、水分補給をお忘れなく。よく、冬になると唇がカサカサになる人がいますが、ほとんどの場合水分不足です。リップクリームより先に、水。ジュースやコーヒーなどは、逆に脱水症状を起こしやすくなるので、なるべく、水や白湯がおススメ。水分不足は、便秘、夜中にトイレに立つ、など基礎的弊害から、多くの疾患につながります。風邪気味のひとも、まずは、水分補給。そして、ビタミンCをしっかりとりましょう。
セルフケア、大切なとき。
流動的、不安定なとき
物事が変化しやすく、混沌としたときです。情報も錯乱していて、何を信じたらいいのかわからなくなるとき。
例えば、パレスチナとイスラエルの問題ですが、一方では、1200人ものイスラエル人を殺して人質をとったパレスチナのハマスと悪い、と言い、もう一方は、多くの子供たちを含めて大虐殺を行うイスラエルが悪い、と言う。
一体・・・
？？？
パレスチナとイスラエルの問題だけでなく、こういう情報の倒錯と混乱が、さまざまな場面で起こりやすいときです。嘘をつく人が増える、の星も出ています。その上、情報の抑圧の星もあるので、きちんと情報が開示されておらず、理解不能と感じる人も多いはず。混乱の極みのとき。
こんなときは、状況をじっくり見極めるのが大切。決めつけない。そして何より、耳を傾ける。みんなが、自分の意見や気持ちを言いたがるときなので、まずは、聞く。情報を集める。そのあとに、自分の中の羅針盤を見つめるのが肝要。
個人レベルでも、コミュニケーションがうまくゆかなかったり、言葉がうまく見つからない人、自分で自分の気持ちがつかめない人もでてくるため、混乱が生じやすいとき。
今は混沌としていますが、次の新月（12月13日）に向かって、だんだん、色々なことが見えてくることでしょう。
捨てたい「当たり前」を見つける
この満月の時期は、これまで気づかなかったけれど、実は自分の足を引っ張っている「当たり前」を見つけるときです。
それは、思い込みだったり、凝り固まった「常識」だったり。苦労するのが当たり前、とか、自分はこの家に生まれたから仕方ないとか、やっぱり遺伝子には勝てない、とか、政府が全部解決してくれる、または、政府が国民を導いてくれるはず、とか・・
この満月のエネルギーは、ちょうどCOVID19が世界的に流行し始め、これまで「当たり前」と思っていたことが、ことごとくひっくり返った2020年から2021年の星に共通しているものがあります。
あの頃わたしは、しきりと「常識や当たり前を見直そう」と、言っていました。あれから数年経った今、どれだけのもう古くなった「当たり前」を捨ててきたか。それとも捨てられないでいるか。
見つめるときです。
以上が、目立った星のエネルギーです。ほかに星の動を、箇条書きにしておきます。
星々の影響
抑圧の星は、一般市民にだけでなく権力者や為政者にも強く影響をしています。私たち市民もいろいろと大変だけれど、彼等も実は試練のとき。
何をやってもうまくゆかない岸田首相。支持率も下がる一方。大きなため息
イスラエルへの対応で、バイデン大統領の支持率も下落。18歳～34歳のバイデン大統領のイスラエル対応への支持率は、なんと10％。来年の大統領選挙も危ぶまれ始めている
水星の後退は、12月13日からです。ただし、11月25日からすでに後退の影響下にあるため、さまざまな機器や交通手段やコミュニケーションツールのメインテナンスや修理をしておくとよい。時間には余裕をもって行動するとよい。また、誤解やミスを生みやすい。特に今回の後退は、人にどう思われているか、に囚われやすいとき。
ごまかす、騙す、ウソをつくの星あり。自分で自分に嘘をつくことも人間にはよくあることなので、そのあたり気を付けるとよいとき。メディアも政府も、一旦は疑うとよし。
12月1日までは、暴言を吐く人が多いが、そのあとからは、慎重に発言する人が増える。しかし、満月の影響は続くので、しばらくの間はご用心。
少し前に行われたAPEC（アジア太平洋経済協力機構）の会議で、中国のシージンピン主席と比較的なごやかな会議をしたバイデン大統領。なのに、その直後にあったパーティで、シージンピン主席を「独裁者」と公に言ってしまい、騒ぎに・・口は災いのもと、な星の位置が続いていた
自分の吐く言葉に注意するとき。自分も周りも貶める言葉を使っていないか。愛のある言葉を使っているか。検証のとき
住む場所、仕事場などについて考え、考えや理想を形にするとよいとき。
精神的な目覚めのチャンスのとき。目に見えないものや世界、精神世界、哲学などに目覚める星あり
抱えている怒り、持ち続けてきた不満、世の中の変えたいこと、などについて、上手に言葉にできる、あるいは、明確な意識を持つことができるとき
経済界でなにか動きがある可能性あり。ほんの一握りの人たちにとって有利になる経済システムより、みんなにとってフェアなシステムを求める人たちが出てくる可能性もあり
思い描いてきた夢を形にしたい、目的に向かって一歩を踏み出したい、新しく生き直したい、そんな気持ちが強くなり、すぐにでも行動したくなるが、なかなかうまくゆかない人が出てくる。疲れや病やなんらかの障害が生まれやすいとき。忍耐力と、セルフケア、そして、批判ではなく省みる精神が必要。生活のリズムを整える、ルーティンを決めて守る、小動物と触れ合う、なども役に立つ。
12月のいて座の新月（12月13日）に向けて、だんだん精神的にも明るくなる傾向がある。しかし、相変わらず争い、戦争、上からの押さえつけ、新旧のせめぎ合いのエネルギーは続く
素晴らしい哲学を持った人たちが動き始める。しかし、試練は多い
新しい風が入ってきて、喧嘩していた人たちが仲直りしたりじっくりお互いに向き合う星がだんだん出てくる（戦争が落ち着くといいけど・・）
先行き不透明な中だけれど、実務的でしっかりした計画を立てるのには良い時。感覚的に感じることに耳を澄ますと吉
元カレや元カノなど、過去の人が舞い戻ってくる、連絡が来たり、したくなったりするとき。懐かしい人との再会の可能性もあり
掃除をするのにベストなとき。大掃除のシーズンになるので、早めに始めて、徹底的にやるととてもよい。精神的にも安定が得られ、仕事にもプラスになる
物事を2度3度と繰り返す、あるいは、確認するとき
Have a good Gemini Full Moon time！
満月の力は満月の日から約2週間は強く作用します。また、満月は行動の時をも表します。
星の影響は、受け取る人によって違ってきます。それぞれ持って生まれた星が違い、生きている場所や状況が違うためです。けれど、星のエネルギーは、地上に等しく降りてきます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？