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えをかくのがすき


絵を描くのが好きだ。
気がつくとメモ帳はらくがきだらけだし、
暇な時は大体インターネットかiPadに描いては消し、描いては消しを繰り返している。
絵を見るのが好きだ。Twitter、pixiv、美術館、映画館、画集、図書館。色んな媒体で絵を見にいく。

でも趣味は何ですかと問われた時、絵を描くこととは言えない。
物心ついた時から絵を描いていたし、美大も考えていた。でも絵を描くはもっと血を吐くような情熱も呪縛を持つものだと、なんとなく強い脅迫のようなものを感じていて、最近は絵をTwitterにうpも出来ていないので、美大生、受験生のフォロワーに申しわけがつかないと思い、絵に関する発言ができないでいる。

最近、会社の後輩がやけに好きなものを口にするなと気がついた。音楽が好きです、フェス行きます、とか。
私が好きなものって言った瞬間、にわかですけどね、がセットで付いてきてしまうのに、こんなにあっさり好きなものって言っていいんだ、と何となく驚いた。

そうだよね、絵描くの好きだもんね。とここ数年認められなかった気がする。本当は絵で食っていきたい位絵を描くのが好きなのに、絵を描くことを忌避しているのかもしれない。
絵描くの好きなくせにこの程度なの?と思われることが怖いのかもしれない。

私が中学生の頃は絵を描くこと自体がオタクで、オタクは社会不適合者の犯罪予備軍なので、肩身の狭い思いをしながらもずっと絵を描いていた。

今もそのくらい堂々と絵描けばいいのに。自分は天才だって発信すればいいのに。

配信者?YouTuber?のすあださんの創作の意欲がどうしようもなく眩しく感じる。ここまで自分自身と向き合って続けていることに強烈な憧れがある。私もそのくらい自分と向き合って、作ることを続ければ良かった。

中断してしまったけどこれから続けられるだろうか。とほほ

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