VRCで知らないと知れないあれこれ
色々ありますよね
「MA対応」とか「SafetyはNoneにしよう」とか
情報の古さからくる誤解や、ポジショントークによる誤解、字面からくる勘違いなど。さまざま。
例えば「MA対応」ですが、
要するに「MAを入れてればprefab入れるだけで着せられますよ」というだけの話です。
そうじゃない服も普通にprefab入れて、右クリックからSetup Outfitすれば同様に着せられるので、事実上MA非対応服というのは存在しないが如しというのも知られてきた頃かと思います(煽り)
その辺ちょっと書いてこうかなと思います。
主に初心者向けを想定して書いてますが、そうでない人も知らない情報はあると思うので好きに読んでください
2024年8月15日ごろ時点の情報です
本題
勘違いされがち/誤解されがちなもの
あるいは意外と知らながちなもの
「VR」Chat
みなさんご存知の通りVR機器がなくても遊べます
一定以上のスペックのPCさえあればOK
この辺の周知が本当に難しかったのでありがとうスタンミ…という気持ち
「MA対応」
「Modular Avatarを使用した衣装着せ替えを行う際、Prefabのドラッグ&ドロップだけで衣装着せ替えが行えるようセットアップされています」という意味
MA対応ではないからと言って、Modular Avatarを使用した着せ替えを行えないわけではない
要するに、ユーザー側の操作として以下太字部分を省けるというだけです
衣装のPrefabをアバターのPrefab内にドラッグ&ドロップして入れる
衣装Prefabを右クリックし、Modular Avatar > Setup Outfit
必要であれば細部の微調整・スケール合わせなど
また、Modular Avatarは専用衣装以外も意外と着せられるので、色々試してみましょう
これ読めば良いです
Safety設定
「Noneにするといいよ」という人もいますが
設定した方がいいに決まってるので無視してください
基本的にはNormalである方が何かと良いと思います。必要に応じてShow Avatar(日本語だとなんて書いてあるんだろう)すれば良いです
慣れてきたらCustomでカスタマイズしていくのが良いでしょう。
Visitorは声とモデルのみオン、それ以上はシェーダーもオンにしつつパーティクルや音声など適宜オンオフ…みたいに運用するのが良いのではないかと
非対応服の着せ替えにはBlenderが必要
09/10追記: 多分これを見てもらった方が早いと思います
Blender必須というのも今は昔…… というだけの話です。
MA対応の話でも触れましたが、今やMAとか同類のツールを用いることで(以前と比べれば)かなり簡単に非対応服を着せられるようになりました
なので正確なところは「今はUnityだけでもできるよ」です
結構ツール類も充実してますし、昨今のアバターにはShrinkシェイプキーも標準搭載されがち。見栄え良く着せ替えできるんじゃないかなと
体型変更とかもちょっとしたものであればツールありますしね
体型・頭身の変更にはBlenderが必要
09/09追記: MA Scale Adjusterを使いましょう
部分的にそうではない、というのが正確です。
もちろん基本的には「思い通りの体型にするには必要」です
Unity上でArmature以下のスケールをいじることで、アバターの体型・等身を標準から外れた体型・等身にすることが可能です
ただし、スケールのX/Y/Zを全て同じ数値にしないと変形します
変に伸びたり、歪んだりします。なのでスケールの軸は全て同じ値にする必要があります
0.05〜0.1程度であれば歪みがあまり気にならない場合もありますが、基本は揃えないと歪みます
なので、例えば大人化・ロリ化みたいな改変の際、あるいは部分的にデッカくする時、思い通りに行かなくなる…という場合もあります
そういった時にBlenderを使用すれば、思い通りの形にすることも可能…
結論としては以下
Unity上で簡易的な変更は可能(ただしX/Y/Zの数値は揃えること)
本格的にやるならBlenderが必須
Trusted Userは長いことVRChatをやってる/VRChatに詳しい
部分的にはそう。全てではない
もちろん長いこと遊んでれば勝手になってるランクではあるんですが、要するに「どれだけ遊んでるか」という感じなので…
例えばフレンドの多寡であったり、アバターのアップロード数とかワールドのアップロード数とか、そういうのも影響してくる…らしいので
聞いたところによれば2・3週間〜1ヶ月でTrustedになった人もいるらしいので、まぁプレイ期間とかVRC(と周辺の諸々)に詳しいとは限らないというわけですね
関係ないけど「VRChatに詳しい」ってギリ悪口だな…
「テクスチャ改変には無料ツールのGIMPを使おう!」
使わないでね。と言うほどではないけど、あまり推奨はできない
レイヤー関係とか色空間の関係とかで、正常に開けない・取り扱えない場合があるので、可能なら避けた方がいい
というか機能面でも、普通に色調整周りはイラストソフトの方が便利だったりするので(グラデーションマップとか諸々)、以下のツールを使うと良いでしょう。
無料なら
FireAlpaca(https://firealpaca.com/ja/)
有料なら
Clip Studio Paint(https://www.clipstudio.net/ja/)
ほかPhotoshopだとかお好きなイラストソフト
この辺はソフトウェアのアップデートによって状況変わるかもね
アバター/衣装は全て有料
全て、ではないです。
選択肢は広くないですが、無料のアバターもあれば無料の衣装もあります
例えば無料アバター、一覧系リストとかは調べれば出てくると思います
衣装も無料のものは諸々存在してるので是非調べてみてください
まずは無料のアバターでいろいろ試してみるのも良いかと思いますよ
ダメなアバターって何?
結論から言えばこの記事(https://note.com/hybrid_phonon28/n/n26732e6222fa)を読んでください
この話は色々と侃侃諤諤な話題ではあるので、「アバターだけクリーンなら良いのか!」とか色々あるんですけど、一旦アバターだけでも潔白な状態であれば日本語圏のコミュニティでは生きやすいと思います。以下本題
使っちゃダメなアバターというものがあるんですよね。初心者には判別が難しいかもしれません。
購入者以外が使用できるようになっている、アバターの利用規約に反するpublicアバター。これがダメです
何がダメかと言えば利用規約に反しているのもそうなんですが、誰かが自分用にprivate状態でアップロードしたアバターを、いわゆる「ぶっこぬき」しているものも少なくはないというのもあります。
判別する方法としては、フレンド申請やShow Avatarの時のようにプレイヤーにカーソルを合わせ、Avatar Details("アバター詳細"とか表記されるのかな?)を見ましょう。プレイヤーの名前とアップロード者が異なる場合はサンプルアバターでもない場合大抵ダメです
あと版権キャラのアバター、これは基本ダメなやつが多いです。ゲームからのぶっこ抜きが多いので…
(publicアバターを"自作して"放流している奇人もいるので、100%これで判別可能ではないのですが、まぁBoothで見かけるアバターで↑だった場合は基本アウトって感じで判別していいと思います)
前提として、基本的にアバターはboothで買うかDLして使うものだと思っておいてください(初心者むけの書き方)
なので購入者は当然使用できます。
それ以外、アバター作者公式のサンプル用ワールド、並びにAvatar MuseumとかVketとか。そういうところに置いてあるペデスタルから入手できるサンプル。これも使っていいものです。
Unityって英語しかないの…?
日本語化できます
この辺は検索してもらった方がわかりやすいと思うのでいろいろ調べてください。いや本当に…書くとめちゃくちゃ長くなるので……
Unity Hubからやるとか、いろいろあります
ただ、トラブルシューティングのしづらさ・サポートの受けづらさはあると思うので、頑張って英語覚えた方がいいとは思ってます(思想)
ランチパッドのあれこれ
「カメラアイコンをダブルクリックするとカメラが出せる」などの、ランチパッド下部のタブアイコンをダブルクリックするとショートカットできるものがいくつかある
音声: イヤーマフモードの切り替え
カメラ: カメラの出し入れ
設定: 詳細設定を開く
etc…
早くNew Userにならないかな…!
VisitorからNew Userに昇格するとメールが来ます
「アバターアップロードできるようになりましたよ」的なメールが来ます
いち早く知りたい場合はメールもチェックしておきましょう
アバターって美少女しかないの?
男もいます。無機物もメカも動物も。まぁ大体はいると思います
まぁ美少女が8割くらいというのは実際そうなんですけど…
女性アバターがロリ〜ババァまでいるように、男アバターもショタ/イケメン/イケメンじゃない男/おっさん/ジジイ etc… と存在しています
動物や無機物、マスコット、幻獣とか。そういうのも探せば割と幅広く存在いていたりしますよ
例えばコピー機とかオパビニアとかにもなれる世界なのでね
ついでのTips
なんかついでによくあるハウツーとか書いとけのコーナー
アバターアップロードの環境構築
VCCに全てを委ねてください
https://vrchat.com/home/download のDownload the Creator CompanionからダウンロードしたVCCの指示に従いましょう
基本的にVCC/公式から提示される最新のバージョンを使いましょう
VRC SDKについても同様です
また、シェーダーのlilToonやModular Avatar等の各種ツールはVCCで管理することも可能です。アップデートのためにBoothの商品ページまで行く必要もなくなるので活用していきましょう
リップシンクが動かない
表情変更のアニメーションにリップシンク用のシェイプが含まれてるとリップリンクが動かなくなる。
lipsync.silとかaaとかそんな感じの名前がついてるやつ
自分で編集してる時にうっかり含めないようにしましょう
Unity上で色改変
これとか参照
Quest3/2を充電しながら使いたい!
以下のようなケーブルとACアダプタを買えば良いと思います
ケーブル 以下のどちらか(Ankerの方がいいかな?)
ACアダプタ TypeC-Cなら上、A-Cなら下
で、QuestはSteam Link/Air Link/Virtual Desktopなどで無線接続
アバターの挙動が変になった!
とりあえずExpressionMenuからReset Avatarしましょう
これ今日本語UIだとなんて書かれてるんだろう…
ダメなら一回別のアバターに切り替えて、再度戻しましょう
手が動かない場合、ジェスチャー固定になっている場合もあるので、ExpressionのSettingsとかから確認
今時の改変ツールの構成教えて!
09/10追記
必須
VCC+Unity/VRCSDK最新
人権
GestureManager(VCCデフォルトでインストール可能)
便利
まぁ今回は大体こんなところで
他にもこんなのあるよ!というのがあればフレンドに教えてあげたり、Xで情報共有してあげてください
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