見出し画像

乳がんの妻、俺、家族、友達 闘い続ける!

**Everything’s changed **

はじめに

はじめまして、私はGNファイターと名乗ります。妻が乳がんと診断くらいました。正直、頭は真っ白 思考はぶっ飛び告知前後の記憶はあまり無い。
※上の画像は2018年10月の物で写ってるのが妻です。

愛する愛する妻が最低最悪な病
そう、乳がんに罹患してしまったら?
乳がんと言うのは、女性なら誰しもが罹患する病
しかし、まさか自分の妻が罹るとは、
しかも、大好きなオッパイに癌!
なぜだよ?嘘だろ?
そんな闘病の日々をこれから綴って行きたいと思いブログを始めました。こんな私の体験を一人でも多くの方にお伝えし、お役に立てればと思います。

そして、筆者からのお願いですが
「私はもの書きは好きですがブログ等の経験は殆どありません。誤字や間違った表現をしてましたらごめんなさい。」

そして
「この記事にはプライベートに関する情報をチラホラと出しますので最低価格100円」に設定しています。お気に召されましたらで良いのでよろしくお願いします。

の予定でしたが、予想以上のアクセスを頂きましたの本当にありがとうございます。そこでもっと皆様に知って頂きたく無料に致します

この記事のモットーは


【癌だからと言って、悲しく暗いブログにしない!笑いアリでブッ込んで行く】
そして

【何より筆者は理系高卒なので、その程度で理解した内容】

でイロイロと説明致します。

軽く自己紹介をしといたいと思います。
俺、GNファイター
本当はGファイターにしたかったですが某アニメのモビルスー○と混同してしまいますので(笑)

41歳(本厄)(方位も最悪らしい)で27歳の時に妻と結婚
ごく普通の一般家庭で都内在住
某空港の側で暮らしてます。
身体を蝕む住宅ローンとカーローンと共存しながら生活。技術系の技能職

☆妻41

◎長男12歳
◎長女10歳
◎凶暴なダックス×1


〔ちなみに妻の癌に罹患した時の状況〕

◎癌のレベル 現段階でステージ1とみられる
◎癌保険 無し
◎医療保険 有り
◎貯蓄 子供の学費の為数百万円
◎妻パート
◎妻、中肉中背C カップ
◎喫煙歴あり
◎41歳に見えない若作り

この様な感じです。さて、これからどの様な戦略で妻の憎たらしい癌と闘って行くか!同じ様なお悩みを持ってる方に情報発信出来ればと思います。

この先、癌発見からアクションまでを綴ります。 どの様に知識を付けて立ち向かい

また、癌に効くと言われる大阪の神社に弾丸お百度参りをして(コレは後に詳しく)最終的な治療方針を決定させてから現在までを公開致します。
尚、現在進行形なので執筆材料が集まり次第で続編を記します。


2019 2月中旬の事

都内在住なので区から「乳がん検診チケット」なる物が届いた。

俺 「話のネタになるし、歳も歳だから行きなよ!乳挟まれて来い!」(笑)

こんな軽いノリで検診の予約を入れた。
まさか、これが全ての始まりとも知らず。

検診の終了の頃、まさかと思ってたが携帯に着信アリ
かけなおすと

妻「石灰化が見られるから紹介状持っても乳腺外来のある専門機関で再検査だって」

「石灰化?再石灰化?歯磨き粉?アパタイ○」

まぁ、稀に癌が、見つかると言うLevelらしいが大事をとっていかなきゃね。
当時は、そんな軽い気持ちでしか無かった。
これから茨の道を進むとも知らず。

本当に、他人事で、まして癌保険などにも入ってなく本当に軽い気持ちでしか無かった。

今、思うと此処が地獄の1丁目だとも知らずに

マンモグラフィーって物がなんだよく分からず、マンモスの形したレントゲンとしか思ってなかった自分が、情けない(笑)

そんな事よりもオッパイの大好きな俺は、オッパイがどんな弄られ方をするのだろうとモンモンとした感情すらあった。
今思えば情けない次第である。
ましてや乳がんの知識などこの頃においては皆無である。

イロイロな文献をネットで読み漁ってみたが、検診で引っかかる確率は100人中8人との事
その8人の内20%が乳がんと診断される

この時も内心は
「20%の人が罹患かぁ まぁ大丈夫じゃねー?」
なんて、思ってた。甘かった。
急いでガン保険に加入しようとしたが、ガン保険には90日ルールがある

90日間放置して再受診も考えたが、その間に進行して悪化させてしまっては本末転倒である。

ハラヲククリマシタ

治癒にかかる費用をザッと計算する。全てにおいて最悪を想定したシナリオで治癒が始まったと仮定した場合の治癒費用がぶっ飛び過ぎである。いくら限度額認定証と言う魔法を使ったとしても高すぎだ
ガンは外科的治療、放射線治癒、薬物治癒を組み合わせ治癒するのが標準で最も効果が期待される。高額医療としての大まかな概算をシュミレーションしてみた。

○外科的治療

手術(高額医療対象)
治癒(高額医療対象)
差額ベッド代 食事 雑費 (対象外)

○放射線治癒

放射線治癒(高額医療対象)
交通費 (対象外)

○薬物抗ガン剤治癒
薬代 (高額医療対象)

となりますが、いくら手術や治癒で多額の費用が発生したとしても、一般サラリーマンには高額医療制度及び限度額認定証なる医療補助を受けられる。
私の場合は収入的に該当区分(ウ)に該当。日本の保険制度は嬉しい。

となると、ひと月の医療費とし約8万円を上限となる。そしてこの8万を3ヶ月続くと4ヶ月目からは半額の4万になる。
この制度は大変有難いがカラクリもある

例1(支払額は3割負担)
4月 医療費 手術治療他 30万 高額医療対象
5月 医療費 術後 薬 他 15万 高額医療対象
6月 医療費 薬 その他 10万 高額医療対象
7月 医療費 薬 その他 10万 高額医療対象

この場合4.5.6月は約8万で7月以降は約4万で済むのですが次の例を見てください。

例2

4月 医療費 手術治療他 30万 高額医療対象
5月 医療費 術後 薬 他 7万 高額医療ダメ
6月 医療費 薬 その他 7万 高額医療ダメ
7月 医療費 薬 その他 10万 高額医療対象
8月 医療費 薬 その他 7万 高額医療ダメ
9月 医療費 薬 その他 7万 高額医療ダメ

この様になってまし私の様な区分(ウ)に該当する人は80100円のボードラインを超えないと4万円で済むハズの高額医療費がずーっと7万ずつ一年払い続けなくてはならない

例2になった場合を想像すると鼻血が止まらない!住宅ローンに続く出費である。
ガンは罹患した本人を蝕み、家族の財産と時間をも蝕む事を多くの方に知って頂きたい。

もう一度、言わせて頂きますがGN家はガン保険に加入してません。これから先にどの様なパルプンテが待ってるかもわかりません。

GN本人、本厄で厄祓いに行ったにも関わらずこの有様。もう、笑うしかない

そう、辛い時こそ笑ってれば
一番辛いのは罹患した妻本人
私は、出来る全ての事をやろうと決めました。

癌に効く神社

「石切神社弾丸お百度詣」からの告知


再検査となり、乳腺外来のある病院へ検査。マンモグラフィと合わせて針生検
オッパイを挟んだ後にオッパイに針を刺す。
想像しただけで気絶できるLevelです。
そして、忘れてならないのがこの小出しに出てくる「検査」「検査」で万単位で吹っ飛んで行く。マンモグラフィの画像からはやはり石灰化の指摘
そして、石灰化先端部にトゲの様な模様
このトゲの様な模様が危ない形だと言われた。
生検の結果次第と判断されました。
が多分覚悟して下さいと。

頭は真っ白
胸から苦しみがジワリジワリ湧いてくる

そんな検査を済ませて約2週間後に検査結果が出るとの事
その間出来る事は?
「なんもねー」
今更、身体に良い事しても無駄だろう
「ガンに効く」「ガンが消えた」
サプリから気功、悪霊の仕業から逆ギレまで
全てとは言わないが弱味につけこんだ物がネットの中を縦横無尽に飛び交ってる。

その中で唯一救いを求めたのが東大阪にある
そう『石切劔箭神社 』へ

「でんぽ(デキモノ)の神様」


そう、xデーを迎えるにして何かしよう。
神様にお願いしてみるか
でも神様はオレなんかの友達になってくれっかなあ?
なんて思いながらも検査発表の日に有給を取った。検査発表も17:00からと遅めの時間だし弾丸でお参りしてくる事にした。

【石切神社基本性能
石切劔箭(いしきりつるぎや)神社こちらの神社は『石切さん』と親しみを持って呼ばれている。でんぼ(できもの=腫瘍、癌)の神様として癌封じに御利益があることで全国的に有名な神社です。病気治癒のご利益があるといわれる石切神社には、多くの方が祈願に訪れます。石切さんの祈願方法は『お百度詣』りに特徴があり、本殿前でお参りして入口に戻り再び本殿前でお参りすることを百回繰り返す「お百度」を踏むことにより成就するといわれ、本殿前では多くの方がお百度を踏みその人の流れはまるで渦巻く川の流れを彷彿とさせるものです。
 なお病気で本人が参拝できない場合は代わって家族や友人がお百度を踏むのも可能で、祈願成就を願った後、お守りを授与しそのお守りを病気の本人に手渡すのです。

とまぁこんな感じなので興味を持ち、2/27 17:00の検査発表の前に東京の病院へ戻れる様に計画。幸いも空港側の地元病院なので、飛行機で帰れればスグである。
問題は往路
朝一の飛行機や新幹線では現地滞在時間が1時間位しか取れない。
考えた策は「夜行バス」コレで京都経由でなら朝一からお参り出来てランチくらいしてからでも帰れるなと。コレで決まった。

往路
川崎駅22:30→京都駅7:00→石切神社8:30
復路
石切神社10:30→難波11:30ココでランチ 関空14:20→羽田空港15:30

結構、無茶ぶりだが、やれなくない
「ヤレるならそう、やらなきゃだな」



「2/27 ついにxデーが遂に来た」

石切神社については先程、説明したと言う事でお参りに行って来ました。因みにお百度詣りのタイムは60分位でした。そして100回の祈りは「過去の過ち」の反省から「願い」ありとあらゆる事を心で念じた。途中、80回目位から言う事が詰まってきて、しどろもどろにザンゲみたいな事も唱えた」
※お百度詣りで重要なのは自分の決めた回数(基本100回じゃ無くても大丈夫です)を確実にこなす事

ちなみに、コレが当日の徒歩距離
(お百度詣りのを含む)
なかなかパンチが効いていた。

不思議な事に心で念じると
「自分を客観的に見る事できた」
つまり何を申し上げたいかと言うと
『自分の生き方の反省と弱点そして、本当に大切なのは当たり前に存在してた日常』

その事に気がついただけでも
ココに来て本当に良かった

もし、人生で答えを見つけなきゃいけないなのならばコレは大きなヒントの様な気がした。

筆者は元自衛官
「命の尊さ」についてはこっ酷く習って来ました。人権や、死生観に対する徳操教育も
戦闘での自身の命を、脅かされる恐怖感は擬似的であるが体験してたが、愛する命が恐怖に晒されてしまうと言う事は想定していなかった。まして41歳で最愛の妻の命が、影に晒されてるなんてまったく
先に死ぬのは私の方で妻と家族に看取られながらと、平和的な考えをしていた。
甘かった【歯車が狂い始めた】

やるっきゃねーな


ココで乳がんについて軽く確認しとく

乳がんの病期(ステージ)

乳がんの病期(ステージ)はしこりの大きさや乳房内での広がり具合,リンパ節への転移状況,他の臓器への転移の有無により分類されます  乳がんの病期(ステージ)分類

病期 しこりの大きさや転移の状況
0期 非浸潤がん

Ⅰ期 しこりの大きさが2cm以下でリンパ節転移なし

Ⅱ期
ⅡA期 しこりの大きさが2~5cm以下でリンパ節転移なし
しこりの大きさが2cm以下で同側腋窩リンパ節レベルⅠ,Ⅱ転移あり
ⅡB期 しこりの大きさが5cmを超えて,リンパ節転移なし
しこりの大きさが2~5cm以下で,同側腋窩リンパ節レベルⅠ,Ⅱ転移あり

Ⅲ期
ⅢA期 しこりの大きさが5cmを超えて,同側腋窩リンパ節レベルⅠ,Ⅱ転移あり
しこりの大きさは問わず,同側腋窩リンパ節レベルⅠ,Ⅱが周囲組織に固定されている,または胸骨傍リンパ節のみに転移あり
ⅢB期 しこりの大きさは問わず,しこりが胸壁に固定されていたり,皮膚に浮腫や潰瘍を形成しているもの(炎症性乳がんを含む)で,リンパ節転移なし,または同側腋窩リンパ節レベルⅠ,Ⅱ転移あり,または胸骨傍リンパ節のみに転移あり
ⅢC期 しこりの大きさは問わず,同側腋窩リンパ節レベルⅢあるいは鎖骨上のリンパ節転移あり,また,胸骨傍リンパ節と同側腋窩リンパ節レベルⅠ,Ⅱ両方に転移あり

Ⅳ期
しこりの大きさやリンパ節転移の状況にかかわらず,他の臓器への転移あり

いよいよ病院へ

さて、以前のマンモグラフィの画像から確認するとステージ2 と推測したが果たして結果は?

妻と病院近くの喫茶店で待ち合わせ
お互い、暗い気持ちの中病院へ向かう。
待合室の椅子がやけに気になった。
この時、他の人からは見えない様にしてたが、お互いに手を握り合ったままで会話は殆どしなかった。

そしていよいよ

こちらの病院は週に2回だけSLKと言う有名な病院から先生が派遣されて来る。
本日の担当医師は乳がんにおいて国際的に有名な先生だと後に知りる事となる

まず、先生より現状の説明
「GN妻さん!早く見つかって良かったですね。今の段階では生命を脅かすものでは無いですが、細かく多範囲なのでもう一度検査します。」

ホッとして涙が出て来たが
続いて
「針生検の結果ですがグレーゾーンという結果なんですよー。次回、私の病院へ来て下さい。マンモトーム生検をやります。が形としては間違いなくガンです。この場合は、開けて観なきゃわからないんですが、部分切除で行けるならばコノ病院でも可能ですが、もっと詳しく検査したいので…
ただ、非浸潤なのかなと思いますが範囲が広いので全摘出手術になりますかな?大体、2週間入院ですね」

初期なのに範囲が広いって何事?
つまり、石灰化の先端部に無数の小さいガンが見られるとの事

「それと、その病院は1泊3万の個室しかありません。厳しいのでしたら他に紹介状書きますよ」

『1泊3万円』

なんだとー‼︎ホテルですらそんな所泊まった事ないぞー!だからそのSLK病院は東京の一等地で基地要塞みたいな姿をしてるんですね!

クドいですが そう
「ガン保険に入っていません」
先程、お話しした高額医療などはこの差額ベッド代という物には非対応。
そりゃそうです。こんなのがまかり通るなら誰しもイイ病院いきますよ

しかし、1泊3万円
「オレの小遣い月3万」

ある意味で3万と言うワードを聞いた時に
「がーん」
頭の中で響いた。

そして、ココは漢として試される試練だと

この記事を読まれてるガン保険に加入していないガンサバイバーでない方はガン保険加入を強く推奨致します。

さて話を持ち帰り夫婦会議が始まる。
1泊3万円で2週間だと42万!噂は聞いていた有名な病院で元某局アナウンサーで歌舞伎御婦人が入院してた事でも名が高い。

その他の病院等そこそこ検索してみたが、近所でも悪くない病院は沢山ある。

イロイロと情報を集めてると

「日本のスーパードクター」
なるサイトにたどり着いた。乳がん部門を閲覧してると
「ありゃ!!この先生は!」
そう、告知をしてくれたあの先生が居るではないですか!

しかも国際的に数多くの受賞と輝かし実績

こちらのSLK病院は一見さんではなかなか掛かれないと聞いた事がある。
ある意味でこの先生に出会えたと言う運命を任せてイイのでは?

悩んだ 悩んだ悩んだ命か金か
GN妻は
「金銭負担が凄いから全摘ならば他でいいよ」
とは言うが、俺の中ではホボ決まっていた。

聖LK行こか

お金を作らなくては

因みにこれまでの医療費2月

区チケット 第1回マンモグラフィ 無料
紹介状 第2回マンモグラフィ
針生検 計約23000円

これからガン保険なしでSLK病院にかかります。

高額医療費制度をギリギリかすったとして
8万×12カ月
入院費50万
合わせて146万
あくまで予想の段階ですが

【次回白い巨塔SLK国際病院編】
ご期待下さい

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?