アイデアとは

またしても「岩田さん」を読んでいていい言葉に出会った。それは、岩田さんの本の中で見つけた宮本さんの言葉。

アイディアとは複数の問題を一気に解決するもの

いやー、これはしびれた!

もともと自分は、「最小限の労力で最大限の結果が出るようなアイデア」が好きで、作品のアイデアとかはそのことを意識しながら考えることが多い。その自分の感覚をアップデートしてくれるかのような感覚にさせてくれる言葉だなと思ってやられた!とおもった。

ピンときてない人がいるかもしれないので、野暮に説明してみる。

たとえば、何かをつくってて、問題にぶち当たったとする。そのときに問題の内容を整理して考えてみると、いくつかの問題が同時に起こってることがわかった。それぞれの問題について個別に解決方法を考えていくのが通常なのだけど、大概こういう問題というのは、ときには、一つの解決アイデアで、一気に三個くらいの問題を解決してしまうことがあったりする。宮本さんは、こういう一気に複数解決するアイデアを探る習性があって、「これはありそうだな」と感覚的につかみ、それをひたすら探るらしい。で、何日も経って「あったよ」と解決方法を話してくると。

アイデアという言葉はこのくらいの閃きであって欲しいし、逆に問題を一つ一つ解決する程度のことは、アイデアではないって言っちゃいたい。

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