機動戦士ガンダム 水星の魔女 雑感 2 尺の話し② シリーズ構成として

 最近SNSであれこれ言われてる話し、バンダイナムコが下手撃ったのか角川がミスったのかは判らないけれど、ストーリーに影響が出る様な話しではないだろうという事で軽く見てる。
 
 今回は尺でもシリーズとしての尺の話しをしてみたい。
 
 ガンダムと言えば「4クール50話」と言われている。
 ファーストは途中打ち切りだったけど43話までは作ったし、ZやZZは1年走り切ってる。
 それと比べて水星の魔女は2クール26話と当初は出ていて、実際は途中に総集編を挟んで24話の構成だった。
 半分の尺でどこまでできるんだろう?とその時は思った。
 
 実際に見始めると、この流れなら2クールでいいんじゃないか?って思えてきた。
 ガンダムは、否応なく戦争に巻き込まれてガンダムに半ば強制的に乗って戦場で戦いながら、試練を乗り越えて戦士として成長していく成長の物語と言える。
 それに比べて水星の魔女は戦争がない。
 語弊はあるかもしれないが、スレッタや彼女を取り巻く環境の中に本当に戦争が無いのだ。
 背景には戦争シェアリングによる戦闘はあるのだが、それは地球上での事で宇宙には戦争してる描写がないのだ。

 少年に戦闘の場数を踏ませた事で戦士となっていくのがお約束なのに、戦争ではなく学園モノとして、ほのぼの感を漂わせながらシーズン1は展開されていく。
 流石にMSの出番を確保しなければ「ガンダム」って看板に偽りありだし、なにより親会社が激怒するだろうという事で、「決闘」と称するMSの戦闘シーンで代替されている。
 それで戦士に育つのか?という疑問が湧くものだが、パイロットはスレッタの他御三家は相当の手練れでこれ以上育つ必要ないんじゃない?ってレベルで設定されている。
 本職の戦闘組織のパイロットはほとんど出てこないので比較のしようがないのだけど。

 そうなるとスキルアップの為に用意するシチュエーションはいらなくなる。
 設定上削れる場所は?となるともう地球巡幸しかない。
 だってスレッタとその周辺で地球に用がある人間がいないのだから。
 地球寮の誰かの家族を戦闘に巻き込まれたから救いに行くなんて無茶な設定しても、ストーリーの流れに組み込むには弱い。
 こうしてスレッタは地球上での戦闘を経験しないガンダムパイロットと言われる事に。
 なるほどなと思った。
 エアリアル自体はミオリネが持って行って、プロスぺラが戦闘の火付けに使ったけれど、直接戦闘を行ったシーンは無いし。

 主な舞台を学園内として、あとはプラント・クエタとクワイエット・ゼロだけで、無駄な広がりを抑えたところがストーリー的に尺を絞める事が出来たと思える。

ここから先は有償設定ですが、開いたお礼しかないので。

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