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100人にヒーローインタビュー

どーも、ゲッティです🍝
平本式の「現場変革リーダー養成コース(以下:現変)」での学び・気づきをアウトプットします。

今回は相手を人生の主人公と見立てて話を聞くヒーローインタビューについてです!以前書いた「相手の関心に関心を向けて話を聞く」ということが楽しくなって、「話聞かせて—!」とやっていたら100人にヒーローインタビューができました😁

相手の関心に関心を向けて話を聞くことについてはこちら↓

今回は100人に話を聞いてみて起きた自分の変化をご紹介しまーす(^^)/

先入観で話をすることが大幅に減った

相手をパターン化して決めつけない

今までは相手を判断・評価・分析モードで話を聞いていましたから、「○○が好きな人にはこういう人が多い」とか、友人に対して「○○はこういう人だからまたこういう風に悩んでいるんだろう」なんて考えで接することがありましたね。

例えばカープ。広島出身の人を見つけると、すぐカープの話をしてしまったのですが、「野球興味ないです」とか「実は○○ファンです」という話になって「あ、すいません…」みたいな感じになることも笑

話を聞いていく中で、最近印象に残っていることで「結婚」の話をしていただく機会が複数回ありました。
今までだったらそりゃ好きな人と結婚できたら印象に残るだろうなと自分の考えで相手の話を聞いてましたが、

「詳しく聞かせて」
「出会いから結婚するまでで一番印象に残っている場面は?」
「それの何がよかったの?」

色々聞いてみると

「周りの人が喜んでくれたのが凄く印象に残ってる」
「誰かと暮らして自分の常識がこんなにも通用しなくて驚いた」
「自分が思い描いた人生通りに人生が進んでいるから」

などなど、同じ結婚でも印象に残った理由が本当にたくさんあるなーと感じました!

仲の良い友人相手でも「こういう人だったからこういう理由でこれが印象に残っているんだろうな」と、先入観を持っていたら上手く聞けなかったでしょうし、友人の新しい一面も知れて本当に面白いです!

もちろんずーっとこの話の聞き方をしているわけではなくて、飲み会とかただ移動中にだらだら喋る時など必要に応じて切り替えてます😁

後は苦手な人や自分があまり受け入れたくない価値観を持った人の話も、「この人が言うことはなぁ…」と決めつけるのではなく、「何でそう思ったんだろう」、「なんでこういうこと言いたくなったんだろう」とそういった話を聞くことの苦痛がだいぶ和らぎました。

悩みや不安なことにいきなり口出ししなくなった

これが本当に大きいですね!
教育業界で働いてる時はあまり共感せずにすぐ答えることが多かったので反省です(>_<)

生徒A「やる気がでなくて…」
自分「やり始めたらやる気出てくるから簡単なことからやってみよう」

生徒B「復習する時間が確保できないんですよー」
自分「前もスマホ触っちゃうって言ってたから、また触ってんじゃないの?その時間有効活用しよう」

生徒C「最近成績が伸びなくて不安です…」
自分「みんなそういう時期はあるし、あなたはいつも頑張っているから大丈夫だよ!」

こういう悩みを持つ生徒はこういうパターンだからこう言おう
この生徒はいつもこういう風に失敗してるから今回もそうだろう
勉強し続ければ大丈夫だから励まそう

相手の悩みと自分の想像した悩みが一緒であればいいですが、違った場合は「この人に話すのやめよう…」/「わかってもらえないんだ」ってなってしまいますよね…

「そんなことで悩む必要なくない?」と心の中で思ってしまい、励ますことも多くありました。それは自分にとって悩む必要がないだけであって、相手にとっては重大なことかもしれません。

白紙で共感できるようになってからは、「失敗が怖い」/「周りに嫌われたくない」と悩む人にも

「怖いって思っちゃうよね」
「嫌われたくないんだね」

と悩みに対しても寄り添って聞けるようになりました。実際に大した失敗ではないですし、周りの人も何か嫌うようなことをしているわけではないのですが、本人の気持ちにしっかり共感して、寄り添えるようになったのは大きな進歩です。

ちゃんと話を聞いた上で、話を聞くだけでいいか、何かアドバイスが欲しいのかを相手に選んでもらうことも意識してます。お節介をすることは減りましたね!

コーチングをする際にも、最初のモヤモヤを聞いただけで勝手に判断せず、「なんでこれにモヤモヤするんだろう」、「どういう状況の時にモヤモヤしやすいんだろう」としっかり話を聞くと、本当の課題が出てきたり、似たようなケースだったとしても、悩んでいる理由が全然違ったりすることがあるので、本当に相手の関心に関心を持って聞く、白紙で共感することは大切だなと感じています。

自分が知らない話/関心がない話も聞けるようになった

友人ならまだ自分の興味がない話でも、「○○が話すことだから聞いてみよう」と思えました。ぶっちゃけ苦痛でしたけど…笑

初対面や関係性が薄い人、かつ、興味のない話は本当に苦痛でしたね😭
年齢差が離れている人たちとの会話をジェネレーションギャップの一言で片づけたくなる方々の気持ちもわかります笑

ヒーローインタビューをやっている際に、興味がない話でも
「何でこの人はこれに関心があるんだろう」
「どの瞬間が楽しいんだろう」
「どんな価値観がそこにはあるんだろう」

と一緒になって話を聞いていると、そもそも楽しそうに話している様子を見ているだけでこちらも楽しくなってきますし、自分が興味がないことでも、自分が大切にしている価値観を相手も持っていることもあって面白いです(^^♪

バイクいじりや模型作成、服を布から作ってみた…などなど。昔の自分なら「何聞けばいいんだろう」と焦りがありましたが、とても楽しく聞けました✨

自己受容が高まった

これが一番ですね!どういうことかというと、自分の嫌な過去とか嫌いな所って皆さんもあると思うんですね。

がんばらない後輩に相手の事情も把握しようとせず、厳しく接してしまった
ワガママな態度で迷惑をかけてしまった
人の悩みを聞いた気になって「解決してあげる」といった上から目線な態度をとってしまった
人に気に入られるために頑張っていた

などなど、いろいろあります。コミュニケーションについて学ぶたびに
「あー、過去の自分は失礼な態度を取っていたな」と振り返ることが多々あります。

もちろん、過去は過去として否定せず受け入れて、今後活かしていくことが大切だなと思いますが、100%割り切ることもなかなかできず…

色んな人とヒーローインタビューをやっていく中で

自分「これやってるとこんなにも自分と人は違うんだってよくわかるんだよねー」
友人「確かに。俺も勝手に決めつけて話聞くことあるって気づけたわ」
自分「そうそう。よかれと思って嫌な思いをさせることってあるし、みんなそうだろって決めつけて勝手にイライラすることもあって反省してるわ」
友人「みんなそんなもんだろ。俺も気をつけよ」
自分「ところで何で練習に付き合ってくれたん?面倒くさいとかおもわなかった?」
友人「いや、久々に話したかったし、お前ならこういうことやってそうだと思ったから怪しいとも思わなかったよ笑」

なーんてやり取りをすることがありましたし、他にも大学の後輩から「日ごろから努力される方だから、社会人になってもこういう風に頑張られているのは凄いと思って協力したくなった」と声をかけてもらえることもありました。

偽善的な理由だったり、見返りを求めて人と接していたかもしれませんが、結果としては当時の自分が相手と良好な関係性を築いてくれたからこそ、こうして多くの人との関係を今でも保てているんだと実感しました!

昔の自分に嫌になることもありましたが、こうして100人に貴重な話を聞かせてもらうことができたのも、昔の自分のおかげです!昔の自分よ、ありがとう!より自己受容が高まりました✨

終わりに

本当にたくさんの方々の話を聞かせていただき、相手のことをよく知れただけでなく、自分の視野も広がったり、自己受容も高まったりしました!
100人から聞けたから終わり!ではなく、今後もヒーローインタビューは続けていきます(*^_^*)
コーチングも楽しくコツコツやっていきます!

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