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ZARD『探しに行こうよ』

どーも、ゲッティです。27日。坂井さんの月命日ですね。

いつも寄り添ってくれるZARD/坂井泉水さんの歌、詞に感謝です。恩返しに少しでも皆さんにも興味を持っていただけたらと思い、曲紹介をします♪

今回は『探しに行こうよ』をご紹介!

『探しに行こうよ』

『探しに行こうよ』(作詞:坂井泉水 作曲:徳永暁人)は35thシングル『明日を夢見て』のカップリング曲として初登場しました。

35thシングルは2曲とも「生きてこそ」という共通テーマがあって制作されました。

43thシングル『グロリアス マインド』には、2007versionがカップリングされていますね。

ZARD30周年記念NHK BSプレミアム番組『ZARDよ 永遠なれ 坂井泉水の歌はこう生まれた』に出演された方が『探しに行こうよ』を紹介されていましたね。

サビの「国境」「とき」と読ませることの紹介をしているのですが、僕はこの詞を見ると『クロノ・トリガー』というゲームを思い出しますね✨

『クロノ・トリガー』は1995年にスクエアから発売されたスーパーファミコン用のRPGゲームです🎮
ただ世界を旅するだけでなく、タイムスリップして時代を超えながら冒険するんですよ!

国も時間も駆け巡りながら冒険する感じが、個人的には「国境」を「とき」と読ませることとリンクします。坂井さんは『クロノ・トリガー』知っていたんでしょうか?気になります!

それでは、『探しに行こうよ』についてのインタビューを紹介しますので、ぜひ坂井さんの想いに触れてみてください🥰

インタビュー紹介

最初に曲を聴いた時から、ノスタルジックでカントリーのような匂いのする曲でした。デモの段階ですでに最終型アレンジに近い感じだったんですよ。ギターやドラムの音色にこだわった音作りになっています。
歌詞の面では、A面同様"生きる"というテーマが根底にあって、スケールを大きな曲にしたかったというのが、ありました。生きていればこその、小さな悩み、抽象的ですが、なんとなくその空気感を伝えたくて。

『What a Rare Issue!~軌跡~』より

ただ混沌とした今だからこそこの言葉も生きるし、逆にそのぐらいじゃないと伝わらないんじゃないかと思いました。「明日を夢見て」もそうなんですが"生きていてこそ"という共通したテーマが根底にあって、理由はなくごく自然にこの歌詞を書きたいと思いました。

X(旧Twitter)@ZARDbotより

流れる景観、人生いろいろな人と出逢いますが、時には重いテーマである"死"に直面したり。死=終わりというよりも、死して再生、教えられるものなのかなぁと。でも、この"死"という言葉の意味に関しては、あまり限定はしたくないですね。みんな色々な考え方があると思うので。

X(旧Twitter)@ZARDbotより

それではそんな想いが込められた『雨に濡れて』の好きな詞をご紹介♪

自分の考えや解釈を押し付けるつもりはありませんし、違和感を覚える方もいらっしゃるでしょうが、「そんな考え方もあるんだな」程度に思っていただけたらと思います。各々の感じ方や曲と結びつくご自身の思い出を大切にしていただけたら幸いです✨

好きな詞

その1:沈みゆく夕陽に ささやかな祈り捧げ

詞が好きという以上に、情景が好きですね🌇
個人的に夕日が好きだから、この詞から想起される情景がいいなぁとしみじみ🥰
実際に見てみたいですね!

旅立ちは朝のイメージがありますが、なんだか終わりを味わってから、新しい何かが始まる感じが好きです。

その2:言葉よりももっと尊い痛みに気づいた

個人的な解釈になりますが、この詞が何を言いたいのか最初よくわからなかったんですよね🤔

痛みではなく、「優しさ」とか「愛」とかの方がしっくりくるというか…

最近ようやく自分の中でしっくりくる感覚がありました。何か大切なものを失った時、心は傷つきます。

理想の自分が手に入らないと気がついたり、親に愛情を求めたことが否定された事実を認めたり…

傷つけば、痛いです。ですが、その傷を見ないように、フタをしてしまったり、認めなかったりすると痛みを味わうことはできません。

そして、その傷の痛さを100%わかってあげられるのはその人自身にしかできません。

似たような経験をして似たような傷を負っている人はいますが、今まで生きてきた背景は違いますから全く同じ傷の形、同じ痛みはありません。

傷を負ってないからこそ寄り添ってやさしい言葉をかけてくれることもあるかと思いますが、その寄り添ってくれる人も100%理解はできません。

何に傷つくかは人が決めることではなく、その人自身が決めることですから、「自分より大変な人がいる」とか「こんなことで傷ついてはいけない」と思う必要はないと僕は思います。

だからこそ、誰かの言葉を待つのではなく、自分にしか感じられない大切な痛みをしっかり味わうこと、認めることが大事なのかなって思いました。

その3:そのプライドも何かに繋がっている

プライドと聞くと、なんだかいいイメージが湧きにくいなと僕は思います。プライド高いよねーっていい意味で使われてる場面出会ったことないです笑

ですが、そのプライドをもつからこそ、自分にとって何か意味があるんですよね。いらなければ持ってないですし。

何につながっているのか考えると、自分を掘り下がるきっかけになっていいなと思いました🥰

その4:Cメロ

遠くにもう行かないでと 抱きしめた君の残像(ぬけがら)
Don't worry baby 心の奥の懐かしい宝物だから

この詞からは、形あるものの形がなくなったとしても、心の奥ではあり続けてくれることを実感できるのがいいですね🥰

そこにはありませんが、ずっといてほしいと願い、心の奥にしまうことで、心の奥にあり続けてくれる、い続けてくれるのって本当に素敵だなと思います✨

その5:答えに詰まるような質問ばかり だけど正解なんてない

正解ばかり探してしまう自分にとっては、探し続けることにブレーキをかけてくれますね。

こちらが答える気があろうと、なかろうと、人生の様々な場面で選択をする必要が出てきます。

勉強ばかりしてきて、正解の数で評価される世界で過ごしてくると、どうしても人生において正解があるんじゃないかと考えてしまいます。

合っているかどうかは置いといて、どうしたいかが大切なのかなと今の自分は思います。

前に本で「正しさと自由は別」という言葉を見つけました。なんかいい言葉だなーと思いましたね😄

自由を選んでいこーっと!

個人的に思う事

この曲は大切な誰かの"死"について歌っている部分もありますが、個人的にはまるで自分自身の本心、時代を遡って小さい頃の自分に会いに行くような感覚もあります。

「普通はこうする」とか「これをやりなさい」とか親や先生などの身近な大人やネットで見る世論の声を聞いて、自分自身をキャラ付けしたり、やりたくないことを身に着けたりすることがあるかもしれません。

もちろん、そういう生き方の利点もありますし、否定するつもりもありません。

一方で、本当に自分自身がやりたいこと、どう生きたいのかなどを押し殺してしまうと自分が傷ついてしまいます。心理学用語になりますが、インナーチャイルドを癒しに行くようなストーリー性にもとらえられるのではないかと感じました。

世間に合わせた生き方ではなく、自分自身が望む生き方をすると決意するような力強さも感じられて、自分の心の声を聴きたくなる一曲でもあるなと感じます♪

終わりに

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

『探しに行こうよ』は大切な人だけでなく、大切な自分と向き合う意味合いも込められているように感じる一曲です。

目に見えるものも、目に見えないものも心の奥の宝物として大切にしまっておきたいですね🥰

坂井さん、これからもどうぞ、寄り添ってください。

(本文の歌詞は『探しに行こうよ』作詞:坂井泉水 作曲:徳永暁人からの引用)


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