見出し画像

#2 風船部分のこと(腹式呼吸)

「風船」とは前回の記事でお話しした「息が入るところ」のことです…

基本になりますが、今回は

・「腹式呼吸」についてお話していきます。

画像1

さて 皆さん

『腹式呼吸』って良く聞きますよね…。

その時 どこに息(空気)を入れるのかを教えて貰いましたか?

お腹で息して!

へそより下で… ! とか 

丹田(たんでん)に息を入れて 

…とか、言われませんでしたか?


実は…全て…嘘です!!

すみません…。

お腹に息(空気)が入ったら病気です!!

息(空気)は肺で始まり肺に終わる。

肺 以外に 空気は入りません…



・ではなぜ「お腹で息をして」というのか?

それは、空気を取り入れてる際の動作にあります。

ここでキーポイントになるのが

横隔膜!!

肺と内臓を隔てる膜。

牛で言うとハラミ

このハラミの動きのお陰で腹式呼吸が成り立ちます。

画像3

横隔膜を下げることで肺に空気を沢山入れます。

横隔膜が下がってくることにより、内臓が動き押されて お腹の方にも余波が来て膨らみま

す。

なので、ただの腹筋運動のようにお腹を上下に動かしているのは

「腹式呼吸」とは言いません。


・それでは腹式呼吸をしてみましょう。

一番わかりやすいのは

「ろうそくを吹き消す時の状態」

フッ!!と吹くとお腹が動きますよね?

この感覚 それではやってみましょう。

画像3

では

人差し指を立て、

指を口元のまでもって来て準備します

(どちらの手でも構いません)

1、口をすぼめて『指先にともった炎を吹き消すよう』に肺の空気を、約10秒かけて口から全部吐き出します。

吐き出すときに、お腹がへこんでいることを確認してください。


2、約5秒かけて、空気を吸い込みます

(鼻からでも口からでも構いません)


*吸い込むときに、横隔膜をしっかり意識してお腹(おへその下)が膨らんでいることを確認しましょう。

1.と2.を繰り返します

吐くのに10秒。吸うのに5秒がきつければ 

吐くの6秒。吸うのを3秒からでもいいですよ。

また寝ながらやるのも効果的です。

睡眠時はみな腹式呼吸と言われていますので、その際は指は無くても大丈夫です。



・腹式呼吸の「リラックス」効果について。

腹式呼吸を行うと、副交感神経が優位になるため「リラックス効果」が期待できます。

自律神経が整い、心身の疲れをほぐれてストレスの軽減にもつながるそうで

現在のように外出自粛や感染予防への心配りなど、強いストレスを感じている際には「腹式呼吸」を意識的に行うと効果的だそうです。

また、内臓が刺激されることで「お通じが良くなる」

横隔膜を動かすことでお腹も動くのでインナーマッスルが鍛えられ、「お腹まわりの引き締め」も期待できること。

他にも、


(1)腰痛の症状がやわらぐ
(2)代謝がよくなる
(3)免疫力がアップする
(4)内臓機能が向上する
(5)美肌への働きを高める
(6)血液やホルモンの流れが正常化する
(7)冷え性が改善する


など続けることで嬉しい効果も見られるようで、

生徒さん達からの報告を沢山頂いです。


それではまた次回。

月桃さちこのボイストレーニングのレッスンの詳細はこちら


Lessonのお申込みはこちらでポチっとしてみてください。



これからの活動に繋げて行きたいと思いますので、是非サポートをお願いします。