2022年購入して良かったもの
2022年の終わりを迎えて．．．
今年も本当に魅力的な製品がたくさん発表・販売された1年だったと思う。自分は特にPC、スマホ、オーディオが好きなので、あれも欲しい！これも欲しい！と目移りばかりしていた。
そんな中、今年のはじめには「しっかりと吟味してから購入する」ということを目標にしていた。昨年はちょっとでも欲しいと感じたら購入に踏み切っていたくらいだ。それと比べると事前の調査や使うビジョンをしっかり定めることができていた。しかし、それにも関わらず「手放して代わりに気に入ったものを買う」ということが多かった。
今回このノートで紹介するものはそれを乗り越えて手元に残っているものであり、真に「購入して良かったもの」に入るかと思うので書き残したい。
TAGO STUDIO TAKASAKI T3-01
2022年2月購入
群馬県高崎市にあるレコーディングスタジオ、TAGO STUDIOが開発したヘッドフォン。モニターサウンドが好みの自分にとっては発売からずっと欲しいと思っていた製品。
基本的にヘッドフォンは頭や顔周りを押さえる感触が苦手で、購入しては手放して…を繰り返して今まで結局長続きしない。髪型崩れるし。ただ、コロナ禍でリモートワークも多く人前に出ることが極端に減ったのでそのあたりは気にしなくなったので購入。
さすがレコーディングスタジオがスタジオでの収録を想定して開発しただけあり、そのナチュラルなサウンドは非常に好みで手放せない。強力な出力のプレーヤーでなくてもそれなりに鳴らせる点も使いやすく、寝る前オーディオでの出番が多い。
SONY LinkBuds
2022年2月購入
SONYの新形状TWS。イントラコンカ型のように耳穴を完全に塞がず、自然に外音も聞き取ることができるリング状のドライバーユニットが特徴。
ながら聴きでも満足できる程度の音質があり散歩のお供になっている。マイク音質も良好であることと11月にマルチペアリング対応になったことで仕事の会議用としても活用している。
Astell&Kern A&ultima SP2000T
2022年4月購入
間違いなく個人的今年のベストバイ！
オペアンプ/真空管/ハイブリッドの3種類のアンプモードを切り替えることで異なる音色にすることが可能なトリプルアンプシステムを搭載する珍しい製品。
ultima系列の製品なだけあり、音場の広さと各楽器やボーカルの分離感が素晴らしい。若干ウォーム目(A&futura SE100比)に感じるけれど、好みは常に変わるもの。前に使用していたESS ES9038PROを搭載するSE100のクールでパリッと解像感高い音よりも、クール傾向ながら音に感情がプラスされたような優しいウォームさも感じるSP2000Tが今は自分の求める音を出してくれる。
CIEMのUERRとの組み合わせが、現在自分の理想の音と言って良いレベルで相性がバッチリ。基本はオペアンプモードが好みだが、真空管モードやハイブリットモードでウォームさをプラスするのも楽しい。
購入後数週間で真空管利用時(TUBE/HYBRIDのどちらか)に3つの内2つのジャックにイヤホンを挿して使うと「ジジッ…ジジッ…」や「ジー」といったノイズが断続的に発生する不具合に出会う。最初は新品交換してもらったものの、次はOpenApps機能でインストールしたアプリ利用時に似たノイズが発生してしまうことと常に3.5mmの光接続のセンサーが働いてしまう不具合に出会ってしまう。最後はジャックユニットの交換で済んだようで、現在はノイズも無くなり快適に利用できている。qdc TIGER欲しい。
Samsung Galaxy Z Fold 4(SM-F936B)
2022年9月購入
Galaxy Z Fold 3(韓国版)からGalaxy Z Fold 4(マレーシア版)へ乗り換え。発表時はマイナーチェンジかぁ…と落胆したけれど、オンラインショップ限定カラーの「Burgundy」の色味に惚れ込み、まめこモバイルさんに代行をお願いして入手。
実際に手に持ってみると、下記ようなメリットがあった。
①ヒンジの厚みが減ったことで、折りたたみ時が握りやすさ向上
②カバーディスプレイ(外側の画面)の横幅が広くなり視認性向上
③SoCが「Snapdragon 8+ Gen1」になったことでバッテリー保ちが向上
現在はケースなどつけず、PDA工房の保護フィルムを背面に、Samsung純正の保護フィルムをメインディスプレイに使用している。この色を楽しむためにケースレスにしたが大正解。ふと眺めてはニヤニヤしてしまう。これからもメイン機としてどこでも活躍してくれることだろう。
Canal Works CW-U12aEX
2022年10月購入
フォロワーさんと「2BAの音が好み」って話をしていて欲しくなってしまったもの。丁度貯まっていたAmazonギフト券があったこと、Amazonで公式から販売されていたことから購入を決意
2BAとは思えないレベルの分離感や音場の広さ、密度が素晴らしい。どちらかというとリスニング向きのメリハリあるサウンドで、モニターサウンドのものばかり購入してしまう自分のラインナップには無い音で気分転換に重宝している。自宅ではCIEMを使う頻度は少ないので、家用として使用頻度が高い。やっぱり2BAの音は良いなぁ…
Google Pixel Watch
2022年10月購入
遂に！遂にGoogleから純正のWearOS製品が発売された！Android Wearの頃からずっとずっと待ってた。SmartWatch 3、moto360、ZenWatch 3、TicWatch C2、Galaxy Watch Active2などと渡り歩いてきたけれど、どれも長続きしなかった。唯一長続きしたのはFitbit Senseだ。
そのFitbitを買収し、Fitbitの機能も含めて登場させてくれたのはGoogleに最大限感謝したい。Fitbit Sense程たくさんの機能は無いが必要なものは一通り揃っている。さらに日本仕様ではFelicaまで搭載してくれるとは…
相変わらず定期券やグリーン券購入不可といった制限ありだけど、自分には関係ないので生活に支障なし。そして自分はSony Bank Walletがメインの決済方法なのでNFC決済でGoogle Payを使える。多くの人はクレジットカードユーザーだと思うのでGoogle Payにクレカが登録できず、対応していないPixel Watchには不満を感じることもあると思うが、自分のライフスタイルでは間違いなく最強のスマートウォッチだ。バッテリー保ちも1日は余裕で保つので、就寝前の充電で十分なのもGood。是非後継機も日本で発売してほしいところ。
SONY MDR-EX800ST
2022年12月購入
実は再購入。まだオーディオが趣味になる前の頃、Sony Walkman Aシリーズと付属のイヤホンが自分のリスニング環境だった。でもSonyのWalkmanは自分にとっては低音の音圧が強く感じて困り、モニターサウンドが好みかもしれないと知った。そんなときにイヤホンを変えれば良いと知り、見つけたのがコレ。
音質はほとんど文句無かったが、装着感やイヤピが合わなかったことから色々と調べだしたことで、オーディオの世界があることを知った。そういう意味ではオーディオ趣味のきっかけの1つとなったイヤホンだ。
今はプレーヤーがSP2000Tになったおかげで、このイヤホンの能力をフルに発揮してくれたのではないだろうかというくらい、素晴らしい音を奏でてくれる。分離感が凄まじく、「空間の中に各楽器やボーカルが点として存在している」ような聴き心地。
Samsung Galaxy Chromebook
2022年11月購入・12月受領
eBayでBarley Used(未使用に近い)のこの製品を発見し購入。
薄型、4Kディスプレイ、SoCにCore i5搭載という高スペックなChromebook。なんと言ってもボディのFiesta Redの鮮やかさが堪らない。
メイン機は主にゲーム用途の「ASUS ROG Zephyrus G14 2021」だが、時々仕事で持ち出す機会がある。ゲーミングノートPCとしては軽量なG14だが、非常に高価なので本当にいざという時以外は持ち出したくない。そこでサブ端末を検討していた。サブ端末ではブラウジングと文書作成だけで十分なため、Windowsマシンでなくても良いことからChromebookを選択。
なんだかんだハイスペック機になってしまったが、長く使えそうなクオリティで大満足。4Kの有機ELディスプレイはノートPCとして非常に美しく鮮やか、キーボードも浅い沈み込みだが押した感触がしっかりあるタイプで、タイピングの力が弱い自分には丁度良く文章入力が快適。バッテリー保ちが非常に悪いことで有名なモデルだけど、外に持ち出しても長時間作業することは本当に稀なので、自分の使い方なら無充電でも1日持ち出しは全然余裕だ。これからもサブ端末として活躍してくれると思う。
2023年はどんなガジェット製品が出るだろうか
ひとまず、現時点で欲しいのは「qdc TIGER」と「Acoustune HS1790Ti」はマスト。これは来年早々には手にしたいと考えている。
それ以外だとゲーミングノートPCの更新。おそらくRyzen 6000シリーズとRTX 4000シリーズ、あるいはRadeon 6000シリーズを搭載したZephyrusu G14が出るだろうから、夏のボーナスでそれを狙いたい。
気になるのはスマホ。Galaxy Z Foldは手放せないくらい使いやすいので、5に更新するかどうか…おそらく大きな更新があるだろう。その他にも更に進化したスマホが出てくるはずだ。Xperia、Nothing、Xiaomiなどは欲しくなってしまいそう。他人のIYH、MNGを見てるとそれが自分にとっても良さそうなものであれば欲しくなってしまう質だが、当分はGalaxy Z Fold 4とXperia 1 IVで生きていきたい。
来年も素晴らしい製品の数々と出会えますように！
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