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「書く習慣」プログラムに参加した理由【書く習慣が身につく1週間プログラム】(2日目)

私はアメリカからこのプログラムに参加している。といっても、時差の都合もあって初日の講義にはリアルタイムで参加できず、YouTubeにアップされた動画も2日遅れでようやく全部見切ったという有様だが、やる気はある。

参加した理由

太平洋を越えて(オンラインだから海を越えたなんて概念はないか)このプログラムに参加した理由は、書くことを習慣化させるためのヒントを得たいと思ったから。そのまんまですみません。正直、この手の話に特効薬的な方法はないと思っていて、結局は自分のモチベーションをいかに保つかを自分で知ること以外にないと思うのだが、小さなことでもいい、何かしらの気付きがあればいいなという程度の気持ちだった。

私の問題は?

私がnoteを始めたのは2年前。始めたときは、「よし、毎日書いてやろう」と思っていた。大人になってからは途絶えてしまったが、小学生から大学生まで日記を書くことをライフワークのようにしていた過去があったので、毎日書くことがそんなにハードルの高いことだと、そのときは思わなかった。

しかし、ただの日記ではいけないとすぐに気付いた。自分だけの記録として書くのならそれでも構わない。だが、人に読んでもらう文章にするには、私のことを全く知らない他人が読んでもすっと頭に入るように書く必要がある。テーマや構成を考え、わかりやすい文章を心掛ける。

その過程に思いの外時間がかかってしまう。テーマを決め、考えをまとめ、文章の構想に落とし込めるところ。うまくやりたい気持ちがあるために、ああでもない、こうでもないと時間をかけてしまう。そのうち時間切れになり、尻切れとんぼで終わってしまう。時間をかけても結局形にならないもどかしさがストレスになり、書くことが面倒くさくなっていた時期もあった。

私の目標

最近、以前に比べて少し隙間時間が多く取れるようになったこともあり、また書くことに挑戦してみたくなった。そんなところに、ちょうど今回のプログラムのことを知り、迷わず参加することにした。

いしかわさんの講義のエッセンスは、自分に課すハードルを下げることで継続しやすくするということだと理解した。なるほど、勝手に自分で感じているプレッシャーを減らせば、書くことへのストレスを減らせるかもしれない。完成度を気にして形にならないより、まずは形にすることから始める。精度を上げるのはその先。確かに順序として正しいように思う。

いしかわさんの講義と過去の反省を踏まえて、決めた目標は以下のとおり。

記事の投稿は、週1回(いまの生活ならこれくらいはできるだろう)
持てる時間内でできるものをアウトプットする(とにかく最後まで書くことをまずは目標にする)

もっと大きな目標(書くことで実現したいこと)

書くことで実現したいことは、大きく2つある。

①生活をより良いものにしたい。

②書くことをいずれ仕事として成り立たせたい。

一つ目の「生活をより良いものにしたい」というのは、なぜ書き始めたかに関係する。

子供ができてから自分自身のために使える時間が激減し、子供が中心の生活になった。育児はとにかく時間と手間がかかる。なにも考えないで目の前のことをこなしていると、時間はあっという間に過ぎて、子供は大きくなるし、私はその分歳をとる。

あるときふと、過去1年の一番の思い出ってなんだろう、子供が最初に話した言葉はなんだっただろう、と振り返ってみると、記憶がぼんやりとしていて、具体的なことが何一つばん!と頭に浮かばず、愕然とした。

山あり谷ありではあるが、全体として幸せな生活を送っている。けれど、このままでいいのだろうか。絶えず吹いてくる向かい風のように止むことなく流れてくる時間が、私の周りをするりとすり抜けてどんどん後ろへ流れていくイメージが浮かんだ。私は、その風の中で時に起こる煌めきや凝縮や爆発を、いや、そんな特別なことだけではなくてなんの変哲もない日々のあれこれをも、ぎゅっと掌に掴んで形にして残したい衝動に駆られた。

物事をみて自分の感想を持つこと、それを言葉で認識して、まとめて形にすること。生活の中に転がっているあれこれを自分から探しにいく視点を持ち、アンテナを張って過ごすこと。ただ記録に残すための文章を書きたいというより、こういう生きる姿勢みたいなものをパッケージとして自分のものにしたいと思った。

二つ目の「書くことをいずれ仕事として成り立たせたい」というのは、下の子が就学する1年後くらいのタイミングから、本格的に書くことを仕事にしたいと考えている。上の子が生まれてから5年、育児にほとんどの時間を費やしてきたけれど、そろそろ自分と向き合い、仕事としての自分の世界を広げていきたい

本当は、前の会社を退職した2年前にそれを始めるつもりだったが、コロナ生活が始まり、育児と仕事のバランスをうまく保てずにいまだ実現できていない。改めて挑戦するにあたり、1年後というのは自分にとっての無理のないタイミングのように思う。

小さな目標と大きな目標を意識しながら、これから書くことを続けていきたい。挫折しそうになったらこの記事を見返すことにしよう。

おわり

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