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「書く習慣」を育児に応用したらどうなるか考えてみた

「書く習慣が身につく1週間プログラム」のすべての課題を終えて、今日から自分なりのテーマで書いていくつもりだったのだが、このプログラムの関連でもう一つ書きたいことがあるので、今日はそれを。

書く習慣をつけるポイント

「書く習慣」プログラムでは、初日にいしかわゆき(ゆぴ)さんの講義があった。そこで伝えられたメッセージの中で、以下の2点は大きなポイントだったように思う。

「ちゃんと書こう」という意識を捨てること
● 習慣とは、毎日やることだけをいうのではない

育児に応用できないか


プログラムに参加しながら、これを育児に応用できないかとふと思いついた。

私には5歳と3歳の子供がいる。子供たちには、自分で学ぶことを、早いうちから生活の一部にさせたいと常々思っている。特に5歳の息子には、就学前に毎日少しでも勉強する習慣をつけさせたいと思い、これまで試行錯誤してきたが、なかなか思うように習慣化できずにいる。

机に座って、ひらがなを書く練習や算数のワークブックを毎日10分でもできたら大成功なのだが。でも、5歳児を机に座らせて、この字を書いてみなさいとか、この数字とこの数字を足し合わせてみなさいと言ったところで、「ハイ、お母さま。」とならないのはご想像のとおりだ。

ひらがな練習のワークブックを日本から送ってもらったり、アプリをダウンロードしたり、算数の計算に数を数えるおもちゃを導入したり、と私なりに工夫をしてみるも、そもそも息子は机に向かうのがイヤなのだ。遊びを中断してやる意味がわからないから。

この時間は勉強の時間、という切り替えがうまくできたらいいんだけどなあと思いながら、時間だけが過ぎた。

そして、先日の「書く習慣」プログラムがあり、ちょっとひらめいたというわけだ。

どう応用しようか

私なりにやってみようと思ったことは次のとおりだ。

「ちゃんと勉強する」という意識を捨てる

つまり、ちゃんと机に向かわなくてもいいんじゃない?それに、練習帳やワークブックを使わなくてもいいんじゃない?ということ。

日本語学習についていうと、就学前にひらがな・カタカナの書き取りまでできるようになることが目標。その目標に近付くことなら、どんなやり方でもよしとしてみることにした。

普段は遊びとしてやっていること、例えば次のようなことも「勉強」と呼んでいいことにした。

①カルタ

②ひらがな・カタカナを使ったゲーム
(一例:ひらがな・カタカナで言葉が書かれたカードを重ねて裏返しに置く。一人ずつカードをひき、自分だけでそのカードの言葉を読み取り、その言葉を使わずにその言葉が何であるかを他の人に説明して当てさせる。)

③息子の好きな動物の図鑑から好きな動物を一つ選び、その動物の絵と名前を紙に書く。(息子はお描きが大好き)

毎日できなくてもいい、でもやめないこと!

毎日できたらいいけれど、習い事があったり、友達と遊ぶ約束をしたりすることもあって、できないこともある。毎日でなくても、やめずに継続していくぞという気持ちでいることにしよう。子供たちにも毎日やろう!というプレッシャーを与えるのをやめてみよう。

試しに実践してみたら、彼らにとっては「遊び」なので、実に楽しそうだった。今まで私が勝手に思いこんでいる勉強のやり方を、一方的に押し付けてたことを反省した。それに、目的のために必要ではないところで続けるためのハードルを上げていたことにも気付いた。

これが正解なのかはわからないけれど、ちょっとこの方針でしばらくやってみようと思っている。

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