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念願の雀豪に昇段!メンバーシップ特典牌譜添削の一例#3

先日雀豪に昇段された、九郎砲丸さんの牌譜添削です!

毎月1牌譜、このように添削してメールでお届けしています。ご希望の方はぜひ、塾生募集のホームページをご覧ください!



九郎砲丸さん3月牌譜添削!

こんにちは!今月も早速牌譜を振り返っていきましょう!

先月のポイントは、

切るときにどの牌を切ればいいかをしっかり比較する

でした!特に、人の仕掛けが入ってときに危険牌を後回しにしない、配牌から6巡目までの字牌や数牌の孤立牌選択が大事!という点に留意しながら見ていきたいと思います!

scene1

スクリーンショット (9744)

ここまでベタオリするシーンが多かったのですが、いい感じだったと思います!


ただ、打8sとされたここは打6sの方がいいですね!36sは4sのツーチャンス、58pは7pのツーチャンスという点では同じですが、8pは2枚なのに対して36sは3枚あるので凌ぐことの出来る巡目の数が違ってきます。3巡凌げる打6sがいいですね!

scene2

スクリーンショット (9745)

ダブ東を重ねた場面です。九郎さんは打8mとされましたが、仕掛けが効く手牌のときは、カンチャンやペンチャンより、トイツを優先した方がいい場合が多いですね!ポンは誰からでも出来ますので!


マンズを嫌うのなら打2m。ただ、ここはこれ以上使うブロックを増やしてもダブついてしまう(22p+45p+345s+東東は4ブロック確定。あと一つでいいところにマンズが現状2ブロックあります)ので、打4sがいいですね!ソウズもたくさん切れていますし!


そして、

スクリーンショット (9746)

ここは打4sにしましょう!3mを引いてのリャンメンリーチを逃さないように!244m+東東みたいなセットはこれで8枚の受けがあるので、よほどのことがない限りイーシャンテンからほぐさないようにしましょう!!

scene3

スクリーンショット (9747)

通っている1sを切ればフリテンとはいえペン7sのテンパイです。残り巡目も少ないことですから、テンパイに取っておきましょう!親権が維持出来たら大きいですし、うっかりツモアガることもありますから!


scene4

スクリーンショット (9748)

ドラ表示牌で3sの待ちが微妙だと思ったのでしょうが、イーシャンテンから孤立牌を残してペンチャンを払うのは、ただ遅くなってしまう可能性があってあまりオススメ出来ません。

この場合ですと、5667sの部分は置いておいて、孤立の3mを切りましょう!3mは綺麗にくっつかない場合もありますからね!


ただ、ここにいたるまでの手組は本当に上手くなっています!前回は残念ながら昇段はなりませんでしたが、こんな感じで冷静に打ち続けていれば必ず雀豪になれると思います!自信を持ってください!

scene5

スクリーンショット (9749)

質問いただいたシーンですが、難しいですね…!難しい質問が来る、というのも成長の証だと思うのですが、本題に戻りますと、ここはライバルが親なのでチーテンにとっておく方が無難だと思います!5m待ちはあまり良くはありませんが、25p引きや36s引きで待ち変えをすることも出来ますので!


迷ったら、鳴いてもひどいことにはならないと覚えればいいと思います!鳴くということはメンツが1つ完成して手が進むことが多いので!

それよりも、


scene7

スクリーンショット (9750)

ここはしっかり1pを残しましょう!タンヤオに気を取られたのだと思いますが、14pを自力で持ってきたらピンフテンパイですからね!


一つの役や形に集中しすぎる傾向があると思います。ぜひ気を付けてみてください!

scene8

スクリーンショット (9751)

さすがに2枚見えの中(ドラ表示牌にあります)は押しましょう!メンタンピンドラなら、テンパイしたら2pを切る価値はあります。


リーチに対して2枚押し確定なら引く、というバランスがいいでしょう!これは中のあとは1枚や0枚で済む可能性があるのでまだ形キープですね!安全牌の見落としにも気を付けましょう!

scene9

スクリーンショット (9752)

赤が2枚あるオーラス。5900点差なので2000オールツモ、5800直撃、r5pやドラ引きで11600になる、というコースでトップになる勝負手。役をつけるために役牌は9pより温存しましょう!6pがあるので、9pを切っても受け入れ的に損はしません。


タンヤオと役牌を狙って進めましょう!

scene10

スクリーンショット (9753)

アガリが偉い局面では、チートイツよりメンツ手に向かいましょう!チートイツは仕掛けが効かず、イーシャンテンやテンパイでの枚数が少ないので弱い点です。


この4sをチーしてタンヤオ赤赤でのアガリを狙いましょう!


scene11(重要)

スクリーンショット (9754)

質問いただいた西に関しては、点棒状況から考えるといいですね。対面に西で打っても倍満でない限り3着のまま。放銃を恐れることなく、持ってきた瞬間に切りましょう。先に述べたようにタンヤオで手を進めるといいでしょう。


一転してここは下家にドラポンが入った場面。ここで九郎さんは2pを切るのですが、下家との点差を見てください。15300点差なので下家に7700以上を打つとラス落ちして終了です。


上でも述べましたが、「この西だけは打てない」という感じで、一つのことに意識が向きすぎて、ほかの判断がおろそかになってしまうことが度々あります。


特に点棒状況判断は物凄く大事です。西なんて放銃しても構わないのですが、この2pは絶対に放銃してはいけない牌なのです。


オーラスを始め、他家との点差を考えて押し引き出来ると、より成長出来ると思います!西を止めてしまったからには、3着を受け入れましょう。打6sか9sですね!

ということで今月のポイントは、


一つの手役や形、牌に集中しすぎないで、点棒状況を始め色んな状況を読み取るようアンテナを張る


です!いきなりは難しいとは思いますが、やっていけば出来るようになりますし、絶対に必要なスキルです!頑張ってください!


先月のポイントである孤立牌選択は良かったと思いますし、何度も言いますが、見るたびに上手くなっています!このままでも雀豪はいけると思いますが、達成速度やその先をも見たアドバイスです!


では、今月はこのへんで!来月も楽しみにしています!お疲れさまでした!!


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