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仕掛けの裏テクニック 「食い残し」 を身につけよう!

今日のテーマは「食い残し」です。

「聞いたことがない…」という方も多いのではないでしょうか。メジャーではないですが、覚えておくとかなり便利な仕掛けのテクニックです。

東風戦や、オーラスやラス前のどうしてもアガりたいときに有効なので、ぜひ覚えていってくださいね。


天鳳特上卓東風戦での一局です。ラス回避ルール順位戦で、ポイント増減は上から(50-20-0-▲90)となっています。

東3局、北家の私は24000点持ちの3着目。

好配牌を手にして、

やる気十分に、第一打で発を切ったら対面に鳴かれてしまいました。

さらに対面は、上家が切った9pもポン。

そして、

なんと下家の親まで参戦してきました。上家が切った東をポン。ダブ東の仕掛けです。

自分が勝負手なのに、他家に続々と仕掛けられると焦りますよね。

そんなときに、

上家が6mを切ってきました。

鳴きますか? 鳴きませんか?

東南戦が主戦場の方は、今が南3局、ラス前だとお考えください。

ここは、

チーしました。ラス目の対面が、染め手やトイトイなどの大物手を狙っていそうです。また、次がオーラスとなるので、この局でアガって2着目に立っておくことには大きな価値がありますよね。

もちろん、配牌を手にしたときは「メンタンピン三色赤」のハネマン以上を見ていました。しかし状況が変わった今は、いつまでも夢を見ていないで、落とし所を見つけないといけませんね。

鳴き方に関しては45mで鳴きました。57mで鳴いてタンヤオにすることも出来ますが、せっかく456の三色が確定するのですから、三色の方がいいですね。1sにくっついてもアガれますし、7mが浮くことになるので、8mや9mを引いたテンパイでも困らないようにしました。

ちなみにNAGAは、

こんな感じですね。

45mチー : スルー : 57mチー = 45 : 30 : 25

くらいの比率です。

親も参戦してきましたし、繰り返しにはなりますがここで自分がアガって対面のアガリを阻止し、2着目でオーラスを迎えることが重要です。シビアに仕掛けていきましょう。

そして次巡に、

上家が5sを切ってきました。

これは、

サムネイルにもありましたが、鉄チーレベルで鳴くことをオススメします。

これを見ても、「自分は鳴けない…」とおっしゃる方は要注意です。

麻雀は「自分の戦術を凝り固まらせない」ことが重要です。

常に戦術はアップデートされていきますし、私ももちろんそうなのですが、知らない技術や読みは世界にたくさん存在します。

そんな技術や読みに触れたとき、拒否してしまうのは「自身の成長の妨げ」に他なりません

やってみて、合わなければ最終的に採用しなければいいのです。実践してみないとメリットやデメリットもわかりませんからね。

食わず嫌いはやめて、新しい世界にどんどん触れていくのがいいかと思います。

では、鳴くとどういうメリットがあるのかを説明していきましょう。

仕掛けた場合は、


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