ベタオリの次に必要な「回る」技術を紹介します。
リーチがかかりました。
まず大事なのは「自分の手がリャンシャンテンなら、リーチには基本的にベタオリ」「イーシャンテンから無筋2枚から始まる押しは基本的にはしない」この2点です。
残っているターツが好形ばかりでも上の2つはあてはまるので、「愚形含みならさらに評価を下げる」必要がありますね。
ただ、リーチに常にベタオリしているわけにはいきません。あっさりオリるとマズい場合があります。
それはどういうときなのか?
ベタオリすべきときとそうでないときを、具体的な局面を挙げて説明していきます。ぜひ、この記事でご自身の押し引きを1段階レベルアップさせてください。
何切る一覧
①安全牌が少ない場合の考え方(中級者~)
まずやることは「自分の手を見ること」ですね。何シャンテンでしょうか?手広いとはいえ、愚形含みのドラなしイーシャンテンですね。
最初に述べたように、「イーシャンテンから2枚押しは基本的に避けたい」ところです。この手は2枚押しが確定してはいませんが、テンパイするには9pに加えてマンズやソウズをもう一枚押すのが濃厚です。1.7枚押し、くらいの手格好と言えるでしょう。
また、「愚形含みの」イーシャンテンですから、ここではなおさら基準をオリ寄りに修正する必要がありますよね。
さらに、9pの危険度を考えていきましょう。残り筋の本数を数えるのが重要です。現在7筋通っていて、14m待ちもまずないでしょうから、通っているのは8筋。残り筋は10本。リーチがリャンメンだと仮定すると、1筋あたりの放銃率は10%くらいです。
ただ、リーチ宣言牌が7pなので、9pはリャンメンだけでなくシャンポンやノベタンなどの待ちでも濃い牌です。放銃率は10%よりも高く見積もるべきですね。しかも、打った場合は一発も絡んできます。
以上より、ドラなし愚形含みイーシャンテンのここは、親でも押さずに気合いオリをするのがオススメです。打8sとして安全牌が増えなければ、1sと5sがリーチ前に切れているので、通常より安全度の上がっている47sを4枚切っていくのがいいでしょう。
NAGAは刹那的な選択が多いので、押し引き判断は全面的に信用するのではなく、あくまでも参考程度に見るのがいいのですが、
オリとなっています。
テンパイとイーシャンテンは大きく違います。最初に述べたイーシャンテンとリャンシャンテンの押し引き基準は覚えておきましょう。
②一発消しの是非 ベタオリ前提の時(初級者〜)
ここは、
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