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十段→五段まで転げ落ちた、一人の打ち手を救いたい

信じられないかもしれませんが、ホントの話です。

先週の土曜日、牌譜検討の当日にピンサロ店員さんは五段に降段しました。ツイートにもどこか物悲しさが感じられます。

段位変遷はコチラ。十段経験だけでなく、九段も4回経験されていることから、実力が窺えます。

麻雀は実に恐ろしいゲームです。

先日の神域リーグでは、あの多井さんが3連投3連ラスを引きました。

私の身にも不幸は降りかかりました。実況プレイ直近4回の成績は、

424442434224343423232441

上から1-7-5-11。湯水のごとくポイントが溶けていきました。

でも、仕方がありません。麻雀を打っていると「不ヅキ」が続くことは必ずあるのですから。逆に「バカヅキ」の状態が長いときもありますよね? 好調だけ持続して不調はすぐに終わる、なんてムシのいいことばかりは起こってくれません。

私がこの記事で紹介したいのは、「調子が悪いときに、麻雀が崩れないようにするための大事なポイント」です。
調子が悪いとどうしても打牌が雑になり、「ラス回避出来ていたものまで、自分のせいで4着になってしまう」という現象が起こってしまいます。

負のスパイラルですね。

しかし、ラス回避ルールでは、4着になりそうな展開を3着で踏みとどまる、その1回が重要です。点数がない状況だからこそ、自分からミスをしている場合ではないのです。

今日は、ピンサロ店員さんの牌譜検討の中から具体的シーンをとりあげつつ、しんどい展開のときに起こりがちなミスを3点まとめました。思い当たる節がある方は多いかと思います。私もすごく覚えがあることばかりでした。

ポイントをまとめて牌譜検討が終わったとき、ピンサロ店員さんは次回の牌譜検討を予約されました。もう、前を向いていらっしゃったのです。

みなさんもぜひ負けが続いたときは、今から紹介するシーンとそのポイントに気をつけて打ってみてください。ピン店さんと同じく前を向いて、殊勲のラス回避を1回でも多く決めていきましょう。


何切る一覧


(難易度はA〜Eの5段階。Aが最も難しい。)

何を切りますか?理由もお考えください。(難易度D)


上家のリーチに押しますか?理由も2つほど考えていただけると幸いです。(難易度C)


何を切りますか?理由も重要です。(難易度B)


①不調のときにありがちな打牌 その1

それは、

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