上級者がみんなやっている【高い手の作り方】を教えます。
高い手って、いいですよね。
高い手が嫌いな人はいませんが、そういつも高い手ばかり入ってくれないこともまた事実です。
では、安い手をもらったときには、いつでも手を高くするために手を作っていくのが良いのでしょうか?
答えは、NOです。
手の評価として大事なのは、「高い or 安い」の他に、「速い or 遅い」という観点があります。これらの組み合わせが重要なのです。
全組み合わせと評価は、
「高くて速い」→最高
「高くて遅い」→まぁよい
「安くて速い」→まぁよい
「安くて遅い」→終わってる
こんな感じになります。安くても速ければいいですよね。自分がアガってしまえば人の攻撃は防げますし、何より自分が加点出来ますから。
問題は、「安くて遅い手」です。アガれそうもないのに手なりで進めると、中盤以降に価値のない手でブクブク、といった状態になってしまいます。
ほかにも例を挙げると、せっかく終盤テンパイしても愚形のリーチのみ、みたいな状況だとリーチに踏み切れませんよね。実際に統計でも「ダマにした方がまだ局収支はマシ」というデータになっていたはずです。
安くて遅い手で手なりは微妙。ならば、どうすればいいのか?それは、「真っ直ぐ進めても安くなりそうなら、序盤の段階で多少手を遅らせてでも高い手を習う」のがオススメです。
「高くて遅い」
このルートなら、終盤までもつれたときに価値が出てきます。「どうせストレートに打っても安くてそんなに速くないのなら、少し牌効率を犠牲にしてもいいから高くする」という観点が非常に重要です。
というわけで、今日のテーマは「価値のある手の作り方」です。色々な場面が出てきますので、ぜひご一読いただいて「構想力」を磨いてください。
何切る一覧(①②④⑤⑥はNAGA解析付き)
※難易度はABCDEの5段階です。Aが最も難しくなっています。
①打点的消去法〜安くて遅いルートに乗らない〜(難易度C)
今回の雀魂牌譜は、麻雀Vtuber勝立香さんと友人戦→牌譜検討をしたときのものです。明るくて楽しい立香さんのチャンネル、Mリーグの同時視聴など色々な配信をされているので、ぜひみなさんも遊びにいきましょう。
さて、この何切るを考えるときに、見出しで挙げた「打点的消去法」を使ってみましょう。
つまり、
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