長浜浩明著 文系ウソ社会の研究 悪とペテンの仕組を解明する
理系文系の対立構造の様に見えるから、多く抵抗があるかも知れない
この様な対立構造を読者に事前に与えることは、会話を拒否していると思う
本文には、あまり触れないのがマナーだと思うので、書けないのが残念なのだけど、それぞれ納得できるものだった
読み進めている間に、どうも、社会系、歴史学者のレベルが元々あまり高くないだけじゃないと失礼なことを考えた
これは、戦後のGHQによる思想統制によって日本の社会系の学者の追放、染みついた迎合・忖度体質によって、先生方の地盤沈下があり、大学など世代交代が出来ない体質なのが原因かと思うに至った
戦後、文部省の指導により、近現代史は、教えないことになっているときいたことがある
日教組による思想教育にならない様に、当時の文部省が指導したとか
なかなか難しい課題とは思うが、これを文系と一括りにして、思考停止してしまうところに大きな問題があると思う
3.11のとき、原発の状況報告が保安院だったか官僚の方の説明があったが、実に的確だった、技術的に、きちんとしていた、要する、技術者の良心になんら恥じるところが無いと云うよう感じだった
ある方から聞いたら、文系の方だと云うことで、びっくりした、優秀な方であれば、理系も文系も無いのだろう
賢い人か否かと云うだけでは、なかろうか
この頃、歴史に興味が出てきていて、特に戦前など日教組教育を受けてなくて、変な先入観を持ってなくて、有り難い
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