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主体的であれ! ~『7つの習慣』を武器に関心社会を生き抜く~

おはようございます! 「時は金なり、とも稼ぎ」根太幸吉です。

折に触れて読み返す本の1冊にスティーブン・R・コヴィー『7つの習慣』があります。7つの習慣、意識しててもなかなか疎かになったり、それでもミッション・ステートメントは固まってきたかなぁと思ったりいろいろと。今回は第1の習慣「主体的である」で提唱されていた「関心の輪」と「影響の輪」から、関心社会において、個人がどのように生きるべきか考えてみます。

関心の輪と影響の輪

「関心の輪」とは、私たちが気にかけたり、心配したりする全てのことを指します。例えば、世界の出来事、他人の行動、自分の将来などが含まれます。一方、「影響の輪」とは、私たちが直接影響を与えられる領域を指します。これは自分の行動、態度、選択など、自分の力で変えることができることを含みます。
両輪は◎のように2つの同心円として表されます。「影響の輪」は「関心の輪」の一部なのです。影響が及ばない関心事についていくら変えようとしても効果はありません。ですから変えられないものに対して「反応的」な生き方になってしまいます。自分が変えられるのは「影響の輪」内のことのみと心得て活動することが「主体的」なのであり、「影響の輪」に注力することで「影響の輪」は広がっていき、今まで影響が及ばなかった関心事にまで影響を及ぼせるようになります。一方で、「影響の輪」のほうが「関心の輪」よりも大きくなる場合があります。これは近視眼的な精神状態の現れであって、広い視野を持とうとせず、「関心の輪」だけにしか目を向けない自己中心的で反応的な生き方の結果であると言います。

関心格差社会における生き方

現代の関心社会では、情報の洪水とともに私たちの関心は分散しやすく、影響の輪が狭まる関心格差が増加する傾向にあります。SNSやニュースメディアなどが私たちの注意を奪い、コントロールしようとする中で、自分が何に関心を持ち、どのように影響を与えるかを意識することが重要です。

主体的に生きる

まず、自分の「関心の輪」と「影響の輪」を明確に区別し、主体的に生きることが大切です。多くの人は関心の輪の中に閉じ込められ、影響を及ぼすことのできない問題に時間とエネルギーを費やしがちです。自分の影響の輪を広げるためには、自分がコントロールできることに焦点を当て、それに対して積極的に行動することが求められます。

小さな影響から始める

影響の輪を広げるための第一歩は、身近なところから始めることです。例えば、家族や友人との関係を改善するための小さな行動、職場での効率を上げるための工夫、地域社会でのボランティア活動など、身近な環境での小さな変化を積み重ねることが重要です。これらの行動が積み重なることで、影響の輪は次第に広がっていきます。

格差を是正するために個人ができること

関心格差を是正するためには、個人の努力が欠かせません。以下に具体的な方法をいくつか紹介します。

教育と学習

まず、教育と学習を通じて自分の知識とスキルを向上させることが重要です。自分の興味や関心に基づいた学びを深めることで、他者と差をつけることができます。また、他人に対しても教育の機会を提供し、共に学ぶことで、関心格差を縮めることができます。

情報の共有

次に、情報の共有が重要です。自分が得た知識や経験を他者と共有することで、周囲の人々の理解やスキルを高めることができます。ブログを書く、講演を行う、SNSで情報を発信するなど、様々な方法で情報を共有し、関心の輪を広げていくことができます。

格差を個人が活用するための方法

関心格差を活用することで、個人としての強みを発揮し、より大きな影響力を持つことができます。以下にその方法をいくつか紹介します。

専門性の追求

関心格差を活用するためには、自分の興味や得意分野に特化し、専門性を追求することが重要です。特定の分野での専門知識やスキルを持つことで、その分野における影響力を高めることができます。専門性を持つことで、他者との差別化が図れ

イノベーションと創造性

最後に、イノベーションと創造性を発揮することです。既存の枠にとらわれず、新しいアイデアやアプローチを模索することで、関心格差を逆手に取り、自分の影響力を最大化することができます。創造的な解決策や新しいプロジェクトを通じて、他者に対する影響を与えることで、関心の輪を広げることができます。

以上のように『7つの習慣』における「関心の輪」と「影響の輪」の考え方は、関心社会でより効果的に生き抜き、他者とともに成長することができるのです。

というとこで、幸吉でした。
今日もご安全に、時間とお金をともに稼いでいきましょう!

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