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膝蓋骨骨折の話 第二章

こんにちは
先日は膝蓋骨骨折をした当日のお話をしました。
↓前回の記事はこちら


今回は入院して、手術に至るまでのお話をしたいと思います。

第二章 手術に至るまでの苦痛
大きな怪我をした事がない方のイメージでは、骨折をするとその瞬間か、激痛が起こると思うかもしれません。
確かに筆者も過去に眼窩底を骨折した時は激痛が走った事がありました。ただこれは恐らく内部組織が動いたからです。(人体は異物が入った時、とても素直に拒絶反応を起こすものです)
膝蓋骨を割ってしまったときは直後に痛かった記憶がありません。確かに衝撃は走りましたが、アドレナリンが出ていて、少なくとも救急車に乗るまでは動かさなければ強い痛みを感じることはありませんでした。

検査が終わり病室に移動した後、夕食が余っていたとのことなので、食事をさせてもらいました。
筆者が入院した病院の食事は、一品一品の味はとてもよかったです。ただ、予算の関係か糖質中心だったり、副菜にあたる品が異様に多かったり。
若い患者さん向けにご飯を大盛りにすることは容易にできたのですが、筆者はわがままを言ってメインのおかずを1.2倍にしてもらいました。

当時、今以上に栄養へのこだわりが強かったので、何の引け目もなく話を切り出せたのですが、
世の中やったもん勝ちとはよく言ったものです 笑 
皆さんもこれからもし入院する事があって、食事制限がないのであれば進言してみる価値はあると思います。


骨折をした直後は痛みがなくても、その日の夜、もしくは翌日くらいには患部がみるみるうちに腫れていきます。
こうなると炎症の痛みが無慈悲に襲いかかってきます。

筆者の手術日は入院の翌々日だったため、翌日はベッドでただ安静、点滴で痛み止めを打ってもらいながら待機という1日を過ごしました。

そして、怪我の当日の夜はそこまで苦痛だった記憶が無いのですが、翌日には両脚を並べると、一般人と力士のように差が出るほどに腫れていました。
特にその夜が激痛(激しい鈍痛に襲われました)で朝方に疲れ切って数分落ちた以外は全く眠れませんでした。

手術前夜は痛いのを紛らわしたくて叫んだりしてしまってたんですが、後日談で、看護師さんから「痛い痛い」って叫んでたよね〜と笑いながら言われてしまいました。
聞こえているだろうと分かっているとはいえ赤面でしたね 笑

手術は午後だった為、午前中は痛みにやられて、ぐったりとしていました。
このままこの痛みがあと数日続くのなら、本当に死ぬんじゃないかと思うような痛みだったので、諦めて痛みを受け入れようかとか、色々考えました。

そして手術の時間になり、手術用の服に着替えさせてもらい、鬱血防止用?の靴下も履きました。
手術室に運んでもらい、ここで筆者は初めての全身麻酔を体験することになります。

全身麻酔を入れる際、看護師さんが言ってくれるのですが、最初は実感がなく、徐々に自分の声がモヤモヤしてくるのが分かります。
そして気づいた頃には手術は無事終了していました。
先生もバッチリ留めといたからと自信を持った口調で言ってくれました。


今回はここまで。

次回は、手術後の様子といよいよリハビリが始まります。

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