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膝蓋骨骨折の話 第二十二章

こんにちは。
前回の記事では現状と課題点について書いていきました。

3年半経って、日常ではほぼ支障のないのですが、未だに解消されていない不具合をちょこちょこ感じることがあります。
数日前、久々に道場でのテコンドーの練習に参加したのですが、その時のエピソードを踏まえて膝蓋骨骨折の名残との向き合い方についてお話したいと思います。

第二十二章 残った不具合と向き合うという事

1.テコンドーと身体の基礎

テコンドーの動きは根本を辿ると、歩く動作などの人間が自然に行う動きに直結してきます。
これまでの記事で紹介したように、怪我してからもずっと、その時々の体が耐え得るリハビリ用のメニュー取り入れてきました。

先日の道場での練習では、テコンドーの基本となる両脚同時のステップで相手の攻撃を一歩下がって蹴るような練習を多くやりました。
一歩下がる程度なら、そこまで左脚以外の部位の流れに遅れが出る事なく蹴り出せるのですが、二歩下がって蹴るところまでいくと勢いがついているので、簡単に自分の身体をストップさせることができません。

また、ミット蹴りではミットキョルギといってランダムに出されたミットを蹴る、より組手(キョルギ)に近い練習をやったのですが、前後に移動しなければ蹴れない距離の対応が膝の違和感からくる腰の負担を体が無意識に庇って、まだま全身が反応した通りに動くことができませんでした。

2.不具合を細かく噛み砕く

私が今も抱える不具合について前章で挙げたものがこちら↓

・膝関節の屈曲伸展の際に痛むほどでない引っかかり感が残っている。
・悪天候だったり、疲労が溜まると浮腫んでくる。
・踏ん張りが効きづらい時がある。(座りっぱなしだった後に立ち上がるときなど。)
・膝関節がぐらついて、外旋内旋の動きに弱い。
・膝が硬いものと接触しそうになると反射的に力が入る。


原因はほぼ左膝周りの筋肉の硬さと言っていいのですが、細かく言うと膝と繋がっている部位として膝の外側にある腸脛靭帯から臀部の硬さもかなり根強く残っています。
恐らく臀部の筋肉が固まっている事で、左脚で踏ん張る力が上手く発揮できていないとも考えられます。
この障害が原因で左脚だけでジャンプすると、右脚の半分くらいしか跳べません。

3.とことん向き合う


怪我から1年半〜2年の頃までは、蹴れるけど左右均等なバランスで歩けない、ダッシュができない。といった段階が長く続きました。
最近では割といつでもダッシュができるようになりました。

片脚で踏み込むジャンプや、テコンドーにおける移動動作も複雑な距離感になると対応できなくなってしまいます。
ただ、そこで出来ないことへのフラストレーションを溜めるのではなく、どこまでならできるのか、段階を戻して練習するという、スポーツの上達の基礎に戻るような練習への取り組み方を意識しています。

その時々は人の目や言葉が気になってしまうと思うのですが、時には自分が図々しく感じるくらいマイペースを守って着実に成長するのが最善だと思います。

4.次回以降の記事では

今回はここまで
次回以降、膝やテコンドーから話を広げつつストレッチの仕方についての解説も入れたいと思いますので、良かったらその時も覗いてみてください。

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