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【回顧録①】会社員時代の話

noteを初めて2日目。

取り敢えず飽きるまで、日次で更新をしてみようと思います。


今日は会社員時代を回顧してみようと思います。(決して解雇されたわけではありません)


新入社員時代は営業で入社したため、所謂飛び込み営業というのをやっていました。

証券会社のリテール営業にありがちな(どの営業でも共通でしょうが)、個人宅へのどぶ板営業、法人に飛び込んで名刺ください営業をしていました。

ふと、初期の頃を思い出してみると、一番最初に飛び込もうとした個人宅の目の前で、インターフォンが押せずに、プルプル5分くらい震えていたことを今でも鮮明に思い出します。(相当怪しい人ですが)

いくら、入社したての志が高い頃でも、(「少しでも運用を始めてもらうひとを増やすんだ」という当時においては崇高な気持ち)やはり、断られ続けるのはつらいもので、今思えば良い精神修行になったものです。


日光を浴びすぎて、真っ黒になったり、汗をかきすぎてスーツのジャケットに塩ふいたり。色々な思い出があります。


さて本論ですが、前述の高尚な気持ちを持ち、高いモチベーションでやれてたのは最初だけで、やはり所詮石ころは営業という激しい急流にもまれ、どんどん丸くなって志も低くなり、いかにしてサボるかを考えてしまうものです。(ずっと意識の高い、すごい人も中にはいますが)

最初にサボった記憶は忘れられません。

誰も話を聞いてくれない状況で、個人宅に飛び込むのが怖くなりふらふら住宅街を彷徨って、たどり着いたベンチに腰掛け、自分を励ましていました。

サボり場所

確かこのあたり(赤丸)に、ボロボロのベンチがあり(私有地じゃないと信じたい)琵琶湖の雄大な情景をぼんやり眺めていたものです。

琵琶湖画像

上記写真の、名所のそばでした。(copyrightが良くわかりませんでしたため、怒られたら画像は削除します)


様々な経営者の格言を見て自分を奮い立たせ、頑張ろうとするが、心が拒否して体が動かない。でも、サボっている罪悪感がすごく、頭が混乱する状態。サボリーマン経験がある方は理解いただけるのではないでしょうか。

ちなみに、お昼の上司への報告電話が義務化されていましたが、早口で「ダレモハナシヲキイテクレマセンデシタ」「ゴゴハ有効見込み客を増やすべくガンバリマス」という定型句で乗り切っていました。


しかし前述の通り、どんどん、上司に詰められれば詰められるほど、摩耗し志は低くなり、サボる行為に何も感じなくなっていきました。「ピンと張りつめた糸は切れやすい、たまには息抜きしないと」自己暗示を掛け、サボりをしていました。

毎朝、営業場(オフィス)を威勢よく挨拶して出て、自分の担当地域に向かい到着した直後に、営業開始するかと思えば、向かう先は滋賀県が誇る上場企業「平和堂」。(ローカルスーパーです)

平和堂のベンチに座り午前中いっぱいをかけ、日経新聞を隅から隅まで読むという、真面目なんだか不真面目なんだかわからないことをしていました。

平和堂で永久リピートされている曲いまだに口ずさめます。

これです。


他の人の営業経験のnoteを拝見して、ふとこの平和堂の歌が頭の中でよみがえり、自分もこのような記事を書いてみようと思ったわけですが、どのように締めたらよいのか、まったくわかりません。


「文章の締め」は今後の課題として取っておくとします。

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