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ドイツの生活

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ドイツの暮らしにまつわるあれこれ
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夏のハンブルクを楽しむ

ハンブルクという街は、ドイツ国内ではベルリンに次いで2番目に人口が多い都市。大きな港があり貿易で栄えたハンブルクは、今尚ビジネスの街という雰囲気が色濃く残っている。 そんなハンブルクの街中にある気軽にお散歩できるスポットたち。 暗くて寒い冬を越すと、あっという間に春が通り過ぎて、カラッとした暑い夏がやってくる。 鬱々とした冬のドイツに飽き飽きしても、夏の美しさには目を見張るものがある。 Außenalster(アルスター湖) ハンブルクの中心にある大きな湖には、年中様々

ドイツで毎日使っている基礎化粧品

ドイツに来てから、私の日々の顔の手入れは以下のような感じです。 拭き取り化粧水(洗顔+クレンジング)→ 化粧水 → オイル → 乳液 → クリーム 以前は洗顔もしていましたが、ドイツの水はカルキが多く肌が乾燥するため、水での洗顔をやめました。 最近はカルキ除去のシャワーヘッドに替えたため、メイクや日焼け止めを塗っていない日の夜には拭き取り化粧水を省くこともあります。 拭き取り化粧水 ドイツの水道水にはカルキが多く含まれています。 最初の頃は肌の乾燥を常々感じていたのです

秋の夜長に編み物

黄金の秋は一瞬のきらめきで、ドイツは既に冬の始まりの気配。サマータイムも終わって、夕方の5時頃には暗くなり始める。 今年はクリスマスマーケットもないので、静かな冬になりそう。 この時期になると編み物がしたくなる。 付き合い始めの頃、旦那が薄手のマフラーとジャケットしか持っていなくて、見るからに寒そうだったので、マフラーを編んであげることにした。 どんなものを編もうか考えていたところ、ベルリンの毛糸屋さんのショーウィンドウの中に素敵なマフラーを見つけた。 お店に入り、店員

ドイツの小さな町での陶器市

ライプツィヒから電車で30分くらいのところにあるHalle(ハレ)という町で陶器市が年に一度10月に催される。ハレのマルクト広場では、ドイツ国内と近隣の国から集まった作家たちがお店をたくさん出している。 私は、ライプツィヒで知り合った陶芸家Franziskaにこの陶芸市を教えてもらい、彼女の店の設営などを手伝う代わりに同行させてもらった。 Franziska M. Köllner(フランチスカ.M.クルナー) HP: https://franziskamkoellner

ミュンヘンで美術館巡り

ドイツに来てすぐの頃、三日間ミュンヘンに滞在して美術館を巡った。 Maxvorstadt(マックスヴォルシュタット)のエリアには美術館・博物館がたくさん密集している。 美術館を巡るのは旅の楽しみであり、時には目的にもなる。 大抵大きな街へ行く時は、どんな美術館や展覧会があるのかを調べる。 私は主に印象派やドイツ表現主義*の絵が好きなので、ドイツにはそういった作品を所有する美術館がたくさんある。 *目に見えるものを描いた印象派に対抗して出てきた、目に見えない内なる精神や

ドイツの2つのクリスマスストーリー

先日、12月5日はクランプス*の日で12月6日は聖ニコラウス**の日でした。 これを教えてくれたのは、去年の今頃シェアハウスで一緒に住んでたオーストリア出身の女の子です。 *ヤギのような角をもつ恐ろしい顔の伝説の生き物。 **3〜4世紀に実在したギリシア人で、キリスト教の司教。 ドイツやオーストリア周辺の地域では、12月5日から6日にかけて町や村に聖ニコラウスとクランプスがやって来て子どもたちに良い子かどうか聞いてまわるという言い伝えがあります。その際、良い子は聖ニコラウ

日本人の学生と結婚してドイツで労働許可付き配偶者ビザ取得!その方法とは?

私は、ドイツのワーホリ中に出会ったドイツの大学院に通う日本人の彼と結婚しました。 日本人同士、旦那はミニジョブしかできないという条件で労働許可付きの配偶者ビザを取るまでの奮闘記です。 申請する年や州によって必要条件は異なることがありますので、各自確認してから準備を進めることをお勧めします! 情報収集 一番最初にしたことはインターネットでの情報集めです。これは、入籍の3ヶ月前ぐらいから始めました。『日本人同士 ドイツ 配偶者ビザ 学生』をキーワードとして日本語や英語の記