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旅する建築家の「人生は旅、旅は人生」

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建築家として、これまでの旅についてまとめました。私の建築論でもあります。
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#住宅

【タイで考えてみた】 現代消費シャブ社会を生きる。

前回タイに来たのが1990年代。 そこには「1960年代の日本の風景」があった。 それは「ノスタ…

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【理想の住まい論】 沖縄~米軍住宅。

「理想の住宅」というものについて考えていると、必ず沖縄の米軍住宅にたどり着く。 「戦後の…

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【建築とJAZZ】 余計なことはするな!論。

あくまで個人的な嗜好の問題であるが、 何故、モダニズム建築までは許容出来て、モダニズム以…

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恐怖建築体験記。「イタリア~コモ・前編」

同じ設計事務所の先輩で、夜な夜な新宿のレゲエバーや西麻布のナイトクラブで一緒に遊んでいた…

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【街殺し、建築殺し】 沖縄と建築と人類の終わり。

歴史に残る「人類文化の破壊」である沖縄は那覇の「牧志公設市場の再開発」について述べておき…

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お金で売っ払った大切なモノとは!?「チェコ、新橋、そしてキューバで考えてみた」

2013年、チェコはブルノへの短期留学の最中、滞在先の寮の隣のバーでチェコ人のブルーカラーの…

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【建築とパンクと世紀末】 ウィーンとアドルフ・ロース。

2015年の夏、ウィーンを訪れた。 かのハプスブルク家の帝都であったウィーンの街を一言で表現すれば、 「超威圧的」 なのである。 ゴテゴテの巨大バロック建築群に囲まれ、街自体のスケール感もただただデカい。 そして、かの「ウィーン世紀末(ミレニアム期)」には、 音楽家グスタフ・マーラー、批評家カール・クラウス、美術家エゴン・シーレ、音楽家シェーンベルク、美術家クリムト、建築家ヨーゼフ・ホフマン、建築家オットー・ワーグナー、さらには精神分析医ジグムント・フロイト、そしてアド

【究極の住まい論】 メキシコと貧困と人生の幸せ。

恐らく「バブル経済」が弾けたあとの建築についての考え方なのだが、 「社会に開く」とか「地…

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