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私の相棒

相棒のジョージ


実は私、30過ぎて数年経っておりますが、
ぬいぐるみが大好きなのです。

2年ほど前の話になるが、私の相棒「ジョージ」が、ぬいぐるみ病院にお世話になった話をしたいと思います。

ジョージは、私が生まれる前から家にはいたらしく、私が15歳の時にペットが亡くなったことをキッカケに相棒として生活している。(多分30年以上前には家にいたらしい)

その相棒と共に学生時代を過ごし、私の一人立ちの時も連れていき、新卒で上京した時も仕事辞めて実家に戻った時もずっっと一緒だった。

ぬいぐるみにも病院がある

そんな相棒も、時が経てば小さなほつれも大きくなっていき中の綿が見えていた。その度に縫ったりしたが、見るに絶えない格好になっていった。

これ以上、ボロボロになっては私も辛い。
わらにもすがる思いで「ぬいぐるみ病院」に入院予約をした。
ぬいぐるみ病院は、確実な手術と入院中のサポートが素晴らしいと口コミが良く、入院待ちも当たり前だった。
私も入院の手続きの連絡があるまでの間、予約したことを忘れていたくらい長かった。多分1年ぐらい?

入院の案内を来てからは見積もりのためすぐに入院させた。相棒が無事病院に到着したら見積もりが届いた。
その時に手術費用の事や、服の事など細かく相談ができ有り難かった。相棒の為ならと、着ている服の新調もしてもらった。

ちなみにすべて手作業なので、それなりの費用となったが相棒の為ならと入院させた。(当時、東京で1Kに住んでいたがその時の家賃と同じぐらいだった)
家族も流石に驚いていた。

入院中も相棒は可愛かった

入院中の相棒は、お風呂に入ったりエステをしたりと人間みたいな生活を送っていた。
その時の写真も送ってくれるので、入院中の寂しさも和らいだ。

怪我の大きさにもよるが、1ヶ月後に無事退院できた。

自宅に戻ってきた時に、見違えるくらいキレイになっていて嬉しくて変な声を出して喜んだ。確か、退院祝にお寿司を食べた。

最高の相棒

今もなお、最高の相棒として隣に座っている。もちろんこれからもずっと一緒だ。
親にも、もし私が死んだら棺桶に入れて欲しいと伝えた。年をとっても相棒は大切にしていきたい。


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