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残業って意味あるの?

先日、セミナーがあったので参加してきました。ウェビナーになれた体として集合研修は堪えます

さて、今回は労務関係のセミナーなのですが、当たり前すぎてド忘れてしていたことに気づいたので記録を残そうと思います。

タイトルの通り、残業です!
まぁ、個人的には悪い文明だと思うので滅ぶべし!と思っています。残業しないと利益が出せないビジネスモデルってすでに破綻していると思っているのです。それでも、残業しないと終わらないと言いながら嫌だ嫌だと言いながら、働いているのです。
まぁ、だいぶん世の中が変わったので結構な数の企業は残業とかパワハラとか、セクハラとかなくなってきたので、いまだにある企業は相当やばいという認識の元に、転職するのも手だと思います。破綻しているビジネスモデルなので、淘汰されて姿を消すか・・・ダメな意味で最後の受け皿的な受け入れ先としてしぶとく生き残るのか・・・ほかの選択肢があっても碌な内容では残らないと思います。

さて、話がすぐにそれてしまうので軌道修正します。残業ですけど、以前とある経営者に言われたことがあります。
残業代を払っているんだから、働かせて何が悪い
当時の自分は、法律内の勤務時間数ならいいんじゃないかな?と思ってしまったのですが、今日のセミナーで改めて話を聞いて思い違いをしていたことに気づきました。

前提条件として、残業は「NG」なのです。
なので、どうしてもさせたいならペナルティを支払え!という意味合いで出来たのが割増賃金です。わかりやすいペナルティなので嫌がって払わないようにするために残業を減らそう!と考えるだろうと当時の偉い方はおもったのでしょう。
・・・まぁ、ある意味思惑通りでした。みんなこぞって「払いたくない!」といいました。そして、「それは残業じゃない」と意味の分からん理屈を言い始めました。俗にいう残業隠し、簿外の債務が生まれたのです。

そして、労基と企業の不毛な戦いが始まりしのぎを削るようになったのです。
・出勤簿を用意すれば⇒時間が分からん
・タイムカードを用意すれば⇒もっと遅い時間までいましたよね?
・アナログ資料上はちゃんとしてますよ?⇒パソコンを見せてください
・パソコンも綺麗でしょ?⇒いやいや、スマホで遅い時間もメールしてるじゃないですか?

・・・なんだ、このいたちごっこは・・・不毛すぎる

もともと、残業は「やってはいけない」という認識の労基と
「残業代払っているから問題ない」という免罪符の認識の使用者

そもそもの認識が間違っているため、どう頑張っても共通の答えにたどり着かないのです。ならば、どうすればいいのか?正直、今の日本の法律ではかなり厳しいです。。。固定費が高いが、人を辞めさせることが出来ず、その高い固定費を活かせるほど人財活用効率は高くない。よく言われる生産性が低い。生産性を上げるにしても「上げ方がわからない」「部下を育てる意欲がない」「育てると私の仕事がなくなる」「仕事がなくなると居場所がなくなる」「だから、スケープゴートを用意して私が出来るように見せる」こういう意味が分からない沼に入るのです。

そして、一部の変わり者が独立して1人で仕事をしようとするのです。
(そして、仕事が大きくなって人を増やして、雑務が面倒になって、パートを雇いたいけど来ないから、安い給与の人を雇って、やらせることが無くて、結局暇な人財が生まれて、改善されないから追加で人を雇って、それでもやっぱり改善されない・・・結果固定費が高くなるから、死に物狂いで働く、けど全体の生産性は低い。。。)

最悪ですね・・・そりゃ、日本は中小企業ばっかりになります。だって、今の会社が生産性低すぎて嫌だ⇒独立する⇒生産性の低い組織を生み出す⇒生産性低すぎて嫌だ⇒別の人が独立する⇒生産性の低い組織を生み出す⇒生産性低すぎて嫌だ⇒別の人が独立する・・・ずっと繰り返せば、プレイヤーで優秀な人がマネージメント失敗して同じことを繰り返すのですから・・・いつまでたっても高効率の優良企業は生まれないわけです。

ならば、どうすればいいのか?
私は、一つの結論に達しました!

残業代は、働いた本人に払うのではなく、税金として国治めるようにするのです!
① 働いてもメリットがなければ、残業する理由が減る
② 残業代を損金として計上できなくなる
③ 個人的にも会社的にも残業は無駄になる
④ 国として税収が増える。増えなくても、残業を減らせる

書きながら、思いますが結構外道な考え方ですね。
けど、生産性が引く⇒生産性を上げるには?⇒出来る人がさらに頑張る
出来る人はさらにできる、出来ない人はずっと出来ない・・・
最悪です

さすがに上記は暴論だと思います。なので、私は別の記事で後々書こうと思っていますが、「今活躍してない人達で社内ベンチャーをやらせてみては?」と思っているのです。

活躍している人を社内ベンチャーで出すには、母体へのダメージがでかい。また、活躍している人なのでちょっと支援すれば高確率で成果を出す。母体も抜けた穴を何らかの方法で埋めようとするので、別の人を育てるチャンスるになる。けど、その穴を埋めるのは今までできなかった人じゃなくて、次出来る人が埋める。だから、生産性は結局落ちる・・・結局、救われるのは解放された一番できる人

だからこそ、生産性を下げている人財を放逐し活用するための場を作りだすのです。ぶっちゃけ、生産性の低い人がいなくなっても、会社全体としては、生産性が上がるので問題が無いです。

むしろ、放逐した社内ベンチャーで今までの固定概念にとらわれないビジネスモデルを形成できればグループとしてはプラスになりますし、ダメなら身売りできるように法人形態を考えればいいだけです(外道)

今回の記事は、毒がだいぶん含まれていますが、ずっと、何年も何十年も言われている問題について解決するには剛腕を振るわないといけないと思うわけです。まぁ、ぬるま湯につかってその日良ければすべてよしという考えであれば、無理する必要はありませんし、世界がそれを望むのであれば、異端な考えになります。

【結論】
・残業しなくてもいいように組織を見直しましょう。
・生産性が低い人には、(強制的に)チャンスを与えましょう
・結局、どうあがいても残業は悪なので、しなくていいように頑張りましょう


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