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舞台の上からの景色

和太鼓の合図で奏づ夏は来ぬ


土曜日、無事に初舞台は終わり、ひと息つく。

初舞台の演目を聞いてから一か月。
自主練で一人カラオケデビュー&スタンドマイクデビューもした。
やれることはやって臨んだこともあり、思ったよりは緊張することもなくやりきった感、満々。

なにより、リハーサルのとき、
進行のスタッフさんはじめ、周囲のプロの仕事ぶり、本気ぶりがありがたくて。

効果的な演出を考えて、幕の上がるタイミングを何パターンか試してくれる。
演奏初めの太鼓役は、三線の入りが分かりやすいように掛け声の提案をしてくれる。

「シロートの発表会だし」

と気楽に、というか軽く考えていたので、真剣に我々の“演奏”をよりよく見せようとしてくれる人たちの熱意がありがたかった。

渋谷クラスの先生2名が、熱心に演奏の入りを太鼓に合わせて、
「ドン、ドン、ドン、で、ハイっ!」
とダブル指揮者のようにシンクロ指導してくれるのを見ていたら、緊張がどこかにいってしまい、代わりに、
「この人たちのためにもいい演奏をしたいなぁ」
という気持ちが自然と湧き。

無事、それぞれの力を出し切り終了。

「本番が一番良かったわよ〜」

と満面の笑みで先生が言ってたのは、あながちお世辞ではないでしょう。

たくさんの人の演奏も聴けたし。
三線が楽またいっそう楽しくなった。

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