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ベイビーわるきゅーれ

妻がどハマりして、一緒に見に行った映画です。

坂元裕吾監督は若いながら、何本かアクション映画を撮影しており、本作品もお馴染みのメンバーが出演しています。

本作品の特徴的なところというのは、いつもはスタントを専門でやっている伊澤彩織さん、三元雅芸さんなどが俳優として出演しているところでしょうか。
そのためアクションシーンはキレッキレの迫力あるものになり、それが大きな見どころと言えるでしょう。

また、これは妻が言っていて、自分もハッとしたのですが、全くお色気シーンがないのも面白いところです。
アクションに特化した坂元監督の熱量を感じることができます。

ストーリーは高校生でありながら、殺し屋を生業としている『ちさと』と『まひろ』
高校卒業後は、組織から、寮を出て2人で生活し、社会人としてアルバイトをするように指示されます。
社会人と殺し屋の2足のわらじを履かされるわけです。

そこから2人の共同生活が始まります。

職業が殺し屋なので、涼しい顔をして銃を打って人を殺す反面、バイト先での嫌な先輩、嫌な客などの社会のあるあるに戸惑う姿にギャップがあり、物語全体をコミカルに仕上げている印象です。

アクションでコミカルと言えば、僕はジャッキーチェンの映画を見ているのに近い印象を受けました。

人を殺すシーンがあるのになんか笑っちゃう。
有名な俳優さんが沢山出ているわけではありませんが、映画や演劇が好きな若い才能が集結して、素晴らしいものを作ったという感じでしょうか。

続編もあると匂わされているので、楽しみにしています。

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