世界貿易の自由化
かつての貿易は、垂直分業(先進国が工業製品を輸出し、発展途上国は食料品と原燃料を輸出するもの)という関係性がみられたが、1980年代頃からアジアNIEsなどが台頭し、水平貿易も増えてきている。
第二次大戦前は、国内産業の保護のため、ブロック経済などの保護貿易を進めたが、第二次大戦後は関税と貿易に関する一般協定(GATT)を結成した。
1995年には、GATTが世界貿易機関(WTO)に発展し、知的財産権も自由貿易の対象となった。
二国間でFTAを結ぶ国やEPAを結び幅広い分野で連携を深める国々も増えている。
日本も参加するTPP11は、環太平洋地域で大規模な自由貿易圏をつくることをねらいとしている。
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