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よの木地蔵尊のエノキ

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和歌山県田辺市に流れる左会津川の堤防沿いにエノキの巨木があります。この木の隣には祠が祀られており、こう書かれています。

「よの木地蔵尊

御詠歌
ありがたやすぎやよのきの
ぢどうそん
りやくうけにと
まいるひとびと
よのなかえみちびきたまえ
ぢどうそん
げんぜあんのん
ごしようごくらく」

この地蔵尊はご利益を授けてくれると大切にされているようです。毎日掃除されており、お参りに来る人も絶えません。

「よの木」という言葉はエノキが訛ったものなのでしょうか。地蔵尊とともに左会津川の堤防に一本だけ残されているので御神木のようなものなのでしょう。

このエノキにはたくさんのヤドリギが着生しており、落葉の時期にあらわになったヤドリギを観察することができます。

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