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「ワンチャン」と言う言葉の語源について。

ワンチャンの語源って、ノーチャンからの派生だと思っていて。

麻雀的にノーチャン=場に4枚見えているので、その牌が使われる聴牌があり得ないことから、安牌の判断基準となる、の意味(八索が4枚見えているので、六-九索の両面はなく、九索を安牌とみる、といった使い方をする)。

ワンチャンはその派生で、場に3枚見えているから聴牌者が面子で使っている可能性は低いハズ……という、かなりおまじない的な安牌基準で、不確定的な危険性を示すワード。単騎やシャボ待ちもあり得るため、ノーチャンすら完全な安牌基準でない中、さらに確率が低い安牌基準なので、まぁガバガバと言えなくもない。という世界観。

これが転じて、リスクを過小評価したための失敗が「ワンチャンに負けた」という言い方で他に転用されていったものが始まりだと思われる……んだが、麻雀発祥と言っておきながら、発祥の語義認識がガバガバすぎて、PV稼ぎと思われるあまたのコタツ語源記事にイラっとしたのでしたよ。





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