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埼玉県・朝霞で朝サウナ「朝霞サウナ 和(なごみ)」

朝霞に新しくできたサウナ施設の朝サウナに行きたくて早起きした。

こちらの施設、通常の時間帯だと120分1800円だが、早朝サウナは朝6時~10時までの間、800円だけで滞在できるのだ。

朝霞までは家から1時間ぐらいかかるので開店と同時に…というのは難しいが、なんとか6時に起きると電車を乗り継いで7時半にはサウナに着くことができた。

サウナに入る前に近くのコンビニでチョココロネを買って食べた。

早起きして急いでサウナに行かなきゃという思いから朝ごはんを食べ損ねていたのだ。

朝霞駅の周りには自由に使えるベンチが多くて良い街だと思った。

それにしても朝からサウナの入り口に吸い込まれていく人が1人、2分…実際に下駄箱を見たらかなりの数が埋まっており、朝からサウナに行く人がこれだけいるのかと驚いた。

店員さんの説明を聞いて入店。脱衣所で着替えて入浴スペースに入った。

館内に飾られてた絵

サウナ専門施設には珍しく湯船がないところも多いのだが、こちらの施設は五右衛門風呂を含めた2つの湯船があったのが有り難かった。

サウナは3種類。6段雛壇サウナ、セルフロウリュサウナ、低温多湿サウナだ。

6段雛壇サウナは名前の通りの大型のサウナだが、段数に負けじとお客さんがいて、ほぼ席は埋まっていた。

定期的なオートロウリュがあることがあって3段目以上はかなり熱くなっていた。

早朝から何十人もの人が集まってサウナ室に無言で座る姿は、謎の一体感があって不思議に思えた。

セルフロウリュサウナは6段雛壇サウナに比べると温度は低めだ。

ロウリュは一応15分に一回2杯までとルールがあるようだが、誰かが計っているわけでもないのでロウリュタイミングは怪しかった。

またロウリュなしだと、ただの温度の低いサウナなので物足りなさもあった。

更には定員7名ぐらいなので、土曜の朝の混み具合だとほとんど席が埋まっていて入りづらかった。

低温多湿サウナは名前の通りのサウナだ。ジワジワと温まってくる感じは非常に良かったが、サウナ専門施設だと時間制限が気になるところだ。

スーパー銭湯のような制限時間の無いところだとゆったりと入っていられるのだが…。

ととのいスペースはかなりの数の椅子があり、更には倒して寝られる形式のものだった。

朝の6時に起きる事なんてそうそうないのでウトウトしてしまった。このまま眠って時間を浪費してしまいそうで怖かった。

水風呂は冷たいのと、普通のが2種類あったが、どちらも飛び上がるぐらい冷たかった。

特に冷たい方は5度に設定されており、水に入れられた猫みたいに飛び出してしまった。

もう片方も冷たすぎて30秒ぐらいしか入っていられなかった。足先に痛みが走る感覚など明らかに人間が入る温度ではなかった。

私はサウナを趣味にしてきたが、熱すぎるのも冷たすぎるのも苦手なので、適度な温度感の施設が今後は流行ってほしいなと思った。

ただ、導線は優れていたし、サウナ専門施設でも湯船が欲しいと感じていたので、そこは良かった。

またサウナ後は1階の食堂で朝カレーをいただいた。

500円というリーズナブルな料金で大盛り無料だ。味はレトルトカレーに近く昔ながらの日本のカレーだが、結構辛くてサウナ上がりには良かった。

総じて朝サウナはリーズナブルだし、好みに合えばかなり良い施設に思えた。

ちなみにサウナ専門施設は男性専用であることが多いのだが、こちらは女性も入れるサウナ施設で、休憩所や食堂で女性の姿も見かけることが新鮮に思えた。

施設を出てどこか寄ろうかと思ったが朝の10時で開いている店もかなり限られているし、腹も膨れていたのでおとなしく帰ることにした。

すごく新鮮な気持ちにはなれたが、朝の6時に起きるのは寝不足の私にとって不健康に思えたし、その上で猫も飛び出しそうな冷たい水風呂に入ったり、急にカレーを食べて胃腸をビックリさせるのが健康に良いとは思えないので、今後は控えようと思った。

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