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隷従への道

日本税制改革協議会(JTR)が発刊した『隷従への道』を紹介します。

著者フリードリヒ・A・ハイエク

ハイエクは20世紀を代表する自由主義の経済学者で、オーストリア学派で、ノーベル経済学賞も受賞しており、経済学に重要な貢献をしました。
主な著書としては、「隷属への道」や「貨幣発行自由化論」などがあります。
ハイエクの主張は簡単に言うと、

「社会主義の計画経済は選択の自由を奪う」

「国が計画を増やせば増やすほど、個人が計画をすることは難しくなる」

「私有財産制が自由の保障の為にもっとも重要」

「小さな政府が適合するような世界を作れるなら、全ての人が得をする」


通貨という役割自体が自由を保障するツールなわけです。物資による配給は国民の不満を募らせ、結果的に独裁者による圧政が生まれるわけです。


また計画経済では自由な発想が生まれにくく経済成長しにくくなる。
経済は市場に任せろとの主張もありますね。


個人的な感想
全体主義という言葉がコロナ禍を機によく聞かれるようになったと感じています。
全体主義というとかなり昔に起きたことのように感じますが、この本を読むとどの時代でどんな国であっても傾きやすく、全体主義になればなるほど個人の自由は減るような気がします。
是非、あらゆる視点から考えるきっかけとなりますようにご紹介させていただきました。



⚫︎日本税制改革協議会(JTR)について
行きすぎた国民負担と政府による過剰な規制や干渉を軽減し、家庭や地域的社会風土の醸成に寄与することを目的とした団体です。
あらゆる活動をしていますので、ご興味ある方は是非そちらもチェックしてみてください。

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