オンライン市長選ゲームをプレイして
こんにちは、にいがた減税会(genzei_genzei)の湯沢(sy0000ys)です。
先日、長崎減税会さんとの共催(市長選ゲーム普及委員会主催)で、2023年10月21日(土)にzoomにて開催された第1回オンライン市長選ゲーム(市長選挙体験ポリミリ)について、にいがた減税会のメンバーからレポートを頂きましたので、ご紹介します。
それでは、早速どうぞ。
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伊藤和成 さん
この度は、湯沢さんよりお誘いの声をかけて頂き、市長選ゲームに参加させて頂き誠にありがとうございました。
いつもYoutubeで拝聴している渡瀬裕哉先生と、オンラインとはいえ、直接やりとりをさせて頂くことが出来て大変感動しました。
テーブルトークRPGに参加させて頂くこと自体が殆どない経験でしたので、これだけの人とゲームをプレイさせてもらえただけでも楽しい経験でしたが、何よりもテーマが選挙を扱ったものである事に強い興味を持ちました。
何より驚いたのは舞台となる市の情勢、登場議員からステークホルダーとなる団体に至るまで、詳細に設定されていること。
そしてプレイヤーキャラ以外の全ての登場人物・団体を、ゲームマスターである渡瀬裕哉先生がスラスラとやっておられたことです。
一体どれだけ長く、そして深く選挙に関わってくればこれだけの事が出来るようになるのだろうかと驚嘆しました。
本当に尊敬致します。
最初は「市長選ゲーム」というからには市の課題とその解決のための政策論争を行うようなものをイメージしていたのですが、実際にプレイしてみると、現実でも実際にあるであろう様々なしがらみ、力関係、人間の情念の中を渡り歩く、文字通りの「政治の世界」を疑似体験するものでした。
『ゲームの中でもこんな会話を聞くことになるのか』と、ため息が漏れる思いでしたし、渡瀬先生の演じるプレイヤーは実にリアルなものであったと思います。
それだけに『成程こういう形から人に政治の仕組みや選挙に関心をもってもらえばいいのか』と感じました。
本当にこのゲームは、学校の社会科教育の教材として極めて秀逸なものだと言えます。
私自身のプレイについて言えば、最初に割り振られたプレイヤー議員が野党(しかも私が支持していない政党の)議員だったことや、同じ政党のプレイヤーが早々に市長選挙の候補として指名されたことから、『このままだと市長選挙に絡むことなくゲームが終了することになり、それだとせっかく「市長選ゲーム」と銘打たれているのに面白くないな。何か自分が舞台をかき回すことがしたいな』という誘惑にかられ、まさに『鯉は跳ねてもいいでしょう』(中川一郎)『跳ねてもいいが、池の外に出て誰も拾ってくれなかったら日干しだぞ』(田中角栄)の「歴史劇画 大宰相(『原作 小説吉田学校』)」の一幕を自分でやってみました。
楽しかったです。
しかしゲームをプレイしてみて、『なるほど、しがらみを何も持っていない私は確かに落選するはずだ』とも考える事ができ、とてもいい体験となりました。
今度は与党議員をプレイしてみたいと思いました。
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伊藤さん、楽しいプレイと、素敵なレポートをありがとうございました!
「本当にこのゲームは、学校の社会科教育の教材として極めて秀逸なものだと言えます」
これは、私も本当にその通りだな、と思います。
選挙に興味を持って貰って、投票率アップにつながるものに出来ればいいですね!
伊藤さん、一緒に新潟を盛り上げて行きましょう!
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市長選ゲームも徐々に浸透して来たとはいえ、まだまだプレイ数もプレイ時間も足りないことと思います。
何度もプレイを重ねながら、学生さんや子供の間で気軽にプレイ出来るようなものを作って行けたら良いなと、、、夢は膨らみます。
いずれ、渡瀬先生にゲームマスターをお願いしなくても良くなるように、ゲームマスターの輩出も念頭に起き、またオンライン開催したいと思いますので、皆様、よろしくお願い致します!!
寄稿 伊藤和成
編集 ゆざわ
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