三徳レンジャーが三朝町長を表敬
鳥取県で”大学生×地域”の相談を受けたり、企画の実施の支援をしたりするゲンヨウです。弊社の大学生プロジェクト”三徳レンジャー”が農林水産大臣賞の受賞報告を行いに、フィールドである三朝町の町長を表敬訪問しました。
当日はプレゼンを行った元リーダーの3年生の田村君、報告サポートした松本さん、今年度のリーダーを務めていた和田さんの3名と僕でした。三朝町は三徳レンジャーのOBである杉田君が職員として働いていて、彼が報告の段取りもしてくれました。
1.悲願の農林水産大臣賞
全国食と農林漁業大学生アワードは、2012年から行われる全国の農林漁業に関わる学生団体の活動表彰の機会です。最高賞は農林水産大臣賞で、弊社の学生チーム「農村16きっぷ」「三徳レンジャー」は第一回からノミネートしていました。
農村16きっぷは、本選プレゼンターにも選ばれ第5回(2016年)、第7回(2018年)には”農林水産大臣賞”もいただいております。なかなか本選まで通れないこともあり、三徳レンジャーはこの数年ノミネートしていない時期もありました(お米の作業が忙しい時期と被るのもあるのですが)。
そんな中、今年は元リーダーの田村君がこれまでの活動をフルスイングで発表したいという思いから参画することになったそうです。オンライン開催という中での資料作りなど、現役メンバーもサポートしながらの準備でした。
そんな中、予選を通過し本選にノミネートされます。そこからはプレゼンの準備です。下記写真は鳥大のCDL(コミュニティデザインラボ)でプレゼンの練習・記録する様子です。
そんな努力の中、本選でも素晴らしいプレゼンをして農林水産大臣賞を受賞しました(下記ライブ配信から見られます)。
2.自分たちの活動を伝える大事さ
自分たちの活動について、伝えるべきことを考えてプレゼンするのは大事です。どうしても組織内部や知っている人ばかりに囲まれると、自分たちを伝える機会は減ります。今回のような機会で客観的に自分たちのことを考えるのは良かったと思います。
また、数年ぶりではありますが出してみるという決意をしたのも、結果につながっていると思います。過去の資料も見たと聞いてますし、受賞など何をちゃんと表現するのが大事なのかについて分析していたと聞いてます。盛るのはダメですが、どう事実を切り取るのか、どの視点からみて伝えるのか、そこを考えてたのはさすがです。
僕も自組織のことをちゃんと発信せねばと思いましたし、客観的な評価を受けるような仕組みに挑戦することも考えました。
3.町長とのコミュニケーション
お世話になっている三朝町役場の町長室に入りました。学生たちも緊張していましたが、町長の話しやすい雰囲気もあって、にこにこと話していきました。
3人とも、現場があるので地に足の着いたやり取りをしていてすごいなと感じていました。自分なりの言葉で表現することができているのは、日々、地域の方と接していて、大人とのコミュニケーションをしているからだと思うし、考えながら動いていることの証明かなと思います。誰が相手でも、臆することなく自分の言葉をつかえる姿に同席できてよかったです。
4.地域の方の見えない支え
帰りがけに三朝町三徳地区でお世話になっている方にも報告に行きました。そこでは、地域の方のみえない支えの部分も感じられました。若者が関わってくれることの価値を感じてくれているようでした。
ここに甘えすぎず、僕らもできるサポートをしながら、継続していく仕組みを考えていかねばと思いました。役場にOBがいるのも心強いですね。
そんな活動を後押ししていくための寄付を集めています。大学生が現場に行くための交通費(レンタカー等)にあてたり、大学生のキャリア支援の面談経費に充てたりします。
今日は、この辺で。
応援ありがとうございます。サポートいただいたお金は学生の相談の時のカフェ代にします。