越境し続けることで価値を生む
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越境し続けることで価値を生む

鳥取でNPOを経営するゲンヨウです。創業して今年で20年になります。毎週1時間、20年を振り返るラジオってのをやっていて、理事の梶谷さんと20周年記念企画で書籍に向けて準備をしているメンバーとやっています。昨日もその話をしていたのですが、振り返りの中で気づくことがありました。それは越境です。

1.エリアを超えて得た知見を次の仕事に活かす

創業期から、いくつかエリアを超えてチャレンジしていると感じたのです。


2.ZIT(ジゲおこしインターネット協議会)【2002年】

【ZITとは】
 ジゲおこしインターネット協議会という鳥取県内の有志が始めたコミュニティ。SNSもなかった時代なので、メーリングリストで意見交換をしていました。僕が入ったのは大学3年生だったので2000年のことで、そこの議論に参加する中で、飲み会などに誘われて直接お会いするようになります。創業のキッカケにもなる「日本で一番人口の少ない県なのに面白い人がけっこういる」という気づきもココでした。
【大学生から社会人へ越境する】
 創業期で、大学生だけのコミュニティから社会人も交えたコミュニティに越境したことで得られたものは多かったです。社会人とのやり取りとかノウハウ、ネットワークをその後の仕事に活かしていきました。
【鳥取市内から、鳥取県内へ越境する】
 もともとは大学生なので、鳥取市近郊の情報が多かったのですが、必然的に鳥取県内の人が語る場所になるので、県内全域のことにも詳しくなりましたし、必然的に県内の広いエリアで認識してもらって、プロジェクトだったり情報共有させてもらいました。県という単位で物事を考えるキッカケもココだったと思います。

3.チャレコミ(ETIC.)【2006年】

【チャレコミとは】
 チャレンジコミュニティプロジェクトという名前で、全国の若手人材を地域で活躍させる事業者が集まった取組、事務局は東京に拠点のあるNPO法人ETIC.。当時の学生スタッフに、チャレコミのオープンのイベントの情報をもらって参加することに。その時に出会った島根のNPOの人のお誘いで、仲間にも入れてもらいました。
【鳥取県から全国へ越境】
 鳥取県では、同じような「若者×地域」という取り組みは無かったので、運営の目線から、地域情報、国の施策とのつながりなどに触れるようになりました。他の地域でのノウハウもそうですし、何より志の部分で共感を得られる仲間に会えたのは大きかった。結果として視野の広い仕事ができるようになりました。

4.新しい公共支援事業(民主党政権)【2011年】

【若者支援から中間支援への越境】
 2011年に新しい公共支援事業が全国的に展開されます。リーマンショック後の緊急雇用施策もあってか、この頃はNPOで新事業を立ち上げようみたいな動きが多かったです。ボランティアセンターの運営ノウハウを持っていた弊社は、もっと広くNPOの運営支援ができると鳥取が面白くなるかなと思い動きました。岡山などのNPO支援の現場の方とつながれたのは大きかったです。広い意味での中間支援は今でも続いてますし、鳥取のような小さなエリアは、NPO・企業とか区別しなくても良い部分もあるなと気づけた取組でした。

5.地域仕掛人市(実行委員会)【2014年】

【地域仕掛人け市】
 人の顔が見える求人イベントということで、全国でいろいろ仕掛ける人たちにである見本市というかたちの求人イベント。2020年はオンライン開催でしたが、基本はオフラインで熱量のある全国の人たちがプロジェクトをもってやってくる1日。400名くらいが集まる、雰囲気の良い仕掛けです。

【企画の受け手から企画の主体へ】
 個別につながってた”いなかパイプ”のレオさんからETIC.界隈の人たちと新しい求人イベントをやるというお誘いを受けました。立ち上げからやるというのが面白そうだなと。それまではETIC.のプログラムに参加するという立場ばかりだったので、プログラムを組む方に回ったのは、どんな狙いで場づくりをするのかとか、全国的な流れの中で何を進めるべきかという視点を得たと思います。

6.鳥取銀行業務提携(中小企業庁事業)【2015年】

【公的事業から民間事業へ】
 中小企業庁の事業の流れと地域おこし協力隊のサポートの流れで、鳥取銀行さんと業務提携をする機会を得ました。主に長期実践型インターンシップや複業のプログラムについて連携しています。最近だと、鳥取銀行のオンラインインターンシップのコーディネートもさせてもらうようになりました。やはり普段からお取引先とのやり取りを重ねているので、企業さんにとってどんなものが良いのかとか、弊社のプログラムがどんな経営者の人に会うのかなどを教えてもらっています。

7.オンライン関係人口未来ラボ

【オンライン関係人口未来ラボとは】
 2020年の4月から始まったオンラインコミュニティ、約50名くらいの全国のメンバーが集まり、毎週土曜日の朝7:00から議論をしています。まさに関係人口(地域の仲間)をどう増やしていくのかという外部人材との協働について、都市部・地方、若者・中堅などの目線で議論しています。メンバーは行政、インフラ系企業、人材系企業、NPO、大学人など多彩なメンバーです。
【オフラインからオンラインへ】
 一番の転換は、オンラインコミュニティです。コロナ禍での動きから始まっているので、僕も50名のメンバーのうち3分の一くらいしか直接お会いしていません。それでも、会話は成り立つしチームって感じになっています。当初は10回の勉強会、そこからオフラインの動きに向けた社会実験だったり、大学の先生に定期的にまとめの話を聞いたり、各自のプロジェクトをブラッシュアップしたり、もっと世の中的な新サービスの視点を話したりという感じです。関係性と心理的安全性、各自の専門がいい感じ重なると、オンラインでも成り立つなと感じる日々です。
【大企業との連携事業】
 昨年はANAさんと一緒にmeetsART”COM”をやらせてもらいました。大企業×ローカルコーディネーターという図式で、新しいプロジェクトに取り組むのは面白かったです。今年はパソナJOBHUBさんと”とっとり翔ける福業”をさせてもらっているので、こちらもいい感じで進んでいます。
【感覚的なものから言語化へ】
 これまでは、感覚的に事業を進めていたり、仕組みを作っていました。ラボのメンバーは、俯瞰して仕組みで考えたり、別の人とやる場合やスケールについて視点を置くようにしているので、仕組み化について考えさせられる機会が増えてきました。

8.越境の意識を持つ

今は、ラボ界隈で得られる情報や機会を最大限に活かして動こうと思っています。ただし、チーム内のスタッフなどにも越境してもらって、自分以外も仕事や可能性の幅を広げるような動きにつながると良いと感じています。

そして、自分自身も感覚ではなく目的意識をもって今の機会をどう活かすのかを考えていかねばと感じました。今日はここまで。

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中川玄洋@学生人材バンク

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鳥取県でNPO法人学生人材バンクを経営しています。 「学生にキッカケを 地域に笑顔を」 鳥取を面白いことを仕掛けやすい街にするため若者、人材の視点で大学生と地域の接点づくり、若者のシゴト創りを伴走型で支援しています。最近は地方こそ副業(複業)を進めるために語っています。