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チームで動くときに主体性を維持する大切さ

鳥取でNPO法人bankupをやっている中川げんようです。今日は記事の時間が遅くなりました。毎日書いている人、すごいですね。日々、若者のチャレンジの目線で気づいた事をつらつらと書いていきます。

今日は、チームでプロジェクトを動かしていく上で、参加メンバーの主体性を維持することについて書いていきたいです。

1.大学生・高校生のプロジェクトはバトンリレー

大学生・高校生の地域プロジェクトが継続していくときに、同じ学生が関わるとしても、卒業という限界値があるので大学生でも最長4年、高校生なら最長3年です。実際は、最終年度は就活や卒論、受験などがあります。僕の感覚では、大学生は2年半、高校生は2年という感じでしょうか。

そうなると、1年目は初めて、2年目はエースみたいな状況が発生します。やることだけでも、引継ぎが難しかったりします。

引継ぎ資料を作ったり、データベースに残していったり技術的な部分で担保する方法、そして一緒に長く関わる地域側が客観的に補足したりして進めるアナログな方法があります。bankupで関わる若者の場合は、前者はサーバーや社内SNSなどに残してもらったりしていますし、後者は僕やスタッフが記憶媒体として、補足したりしています(受入れ地域側に教えてもらうこともあったりします)。

2.若者それぞれに本業がある

高校生・大学生がメインプレイヤーの場合、本業(勉学)があります。平日の日中は学校で授業がありますし、テスト期間などもあります。夕方以降の時間をつかって地域でのチャレンジをやっています。

大学生になると、授業の空きコマがあったり交通手段(例えば車)を確保して現地まで来れたりと自由度はあがりますが、フルタイムが自由というわけではありません。意外とここが忘れがち。

もちろん、学生側も自分たちの都合ばかりだとなかなか時間調整も難しいということもあるので、お互いに程よい感じに歩み寄れるのがよいことだと思っています。

企業のインターンシップなど、考慮してくれるものもあれば、そうじゃないものもあったりします。休学してガッツリ飛び込んだ方が集中できる場合もあるので、その辺は本人がどう選ぶかだとは思いますが、通学している場合は本業を考慮するのはお作法かなと。そうじゃないと学校側も紹介しづらくなります。

3.チームでやる安定感と思いの分散

そうなるので、限られた時間の中で進めようと思うと、プロジェクトはチームで行なうことが多くなります。スーパー個人でバキバキやれる子もたまにいますが、なかなか珍しいです。

チームで分担しながら進めていく。動きが安定はします。学生たちも分担することで、少し大きな企画にも関わる事ができるし、進めていくことを体感できる。それは良い部分です。

一方で全体の一部を担うことや、関わる時間が短くなることで思いの部分は分散しやすいです。一人だと全体像も進捗もジブンゴトですが、分散することで主役がぼんやりしてきたりします。

そんな時に、どう主体性を失わないようにしていくかは、大事なポイントになります。

4.ポイントとなることを書いてみる

経験上、いくつか気づいたポイントにを書いてみます。まずは仕組みとしてあった方が良いもの

(仕組み編)
・議事録など記録を読み返せるようにする
・大事なことは記録の冒頭に書き残しておく(目につくように)
・わかりやすい進捗を確認できる数字を確認する機会をつくる
・参加意欲と企画の成果が結びつく意味づけする機会をつくる

(ヒト編)
・リーダーの決定について(時期・選び方)を明確にする
・リーダーと信頼関係をつくる
・リーダーのモチベーションの源泉を確認する
・メンバーが経緯を確認できる時間をつくる
・メンバーの参加動機やモチベーションの源泉を確認する

定期ミーティングなど仕組みにしておくことで、確認作業はできそうな気がします。一方で、毎年変わる参加メンバーの動機の確認も同時に大事になります。主体性なので最初の炎は本人の心にあることが大事。
誰かのためにという動機もありですが、最後に踏ん張れるのは自分のための部分なので。

全部、全員面談もできないので、リーダーとその周辺からケアしつつ、キーマンがいる場合は個別対応という感じかなと思います。

今日もそこまでまとまってないけど。ここまでは記しておきます。ではでは。


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