ローカルコーディネーターに見えた光

地方の情報が都市に集中して、都市は地方に情報を再配達すればよかった世の中から、地方から地方にも情報が届けられたり、オンラインツールによってオフライン(対面)じゃないと届けにくかった生の情報も届けられるようになってきた。

オンラインのおかげで地方側も都市部へ情報を取りに行きやすくなり、持っているコンテンツによっては、都市部から情報が届く可能性も増えた。

ふるさと兼業やつなきゃんで、岐阜から全国をつなぐことができているG-net.の動きは顕著である。もちろん、G-net.が全国のコーディネーターとの連携を深めていて場のチカラを強くしているのもポイント。

これはミクロにみると、地方のローカルコーディネーターにもチャンスともいえるし、ピンチとも言える。これまでは、都市まで出て収集した情報を地方で配ることで仕事になった一面が、オンラインで直に情報のやり取りができることになると、そこでは仕事にならない。

ちゃんと情報を届けたり、別の地域の生の情報を稼がないと難しくなる。自分自身で情報の入るコミュニティを作るか、そういったコミュニティで価値を生む存在にならないといけない。移動することで価値を生み出していたものが、工夫が必要になったということ。移動できるということが優位じゃなくなったのかも。

何をやっている人なのかが大事になってきて、何を生み出している人なのか、組織なのかが問われる。中間支援やローカルコーディネーターは、どんな機能を持っているのかがより一層問われることになる。

そうなると、当たり前なことではあるけど、コンテンツを生み出すための深い知見であったり教養が大事になる。コーディネーターとしての時間の使い方が本当に重要になるなと感じた夜。

応援ありがとうございます。サポートいただいたお金は学生の相談の時のカフェ代にします。