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自治体の広報物って見てます?

日曜日は集落の経営ノートです。90世帯弱の会計を務めるゲンヨウです。地方の集落に住みながら感じたことを書くのが日曜日の務めです。今日は地域を通して配られる自治体の広報物(鳥取市の場合は市報ですね)について。

1.自治体の広報物が手元に来るには

自治体が毎月広報物を作って配っています。町内会(僕らでは自治会)に入っていると、配布されていると思います。僕の住む鳥取市では市報と一緒に県政だより(県の広報)、居住エリアのお知らせ、チラシなどが同封されてきます。これは区長さんが役場からもらい、各班長が受け持ち世帯を配ることになっています。

大学生時代は、自治会には入っていなかったのでアパートにはそういうものは届かず、読んでもいませんでした。ちゃんと定期的に目を通すようになったのは、結婚してからですね。

もちろん、役場にいけば読むことはできますし、鳥取県庁の1階の県民室には県内市町村の広報が読むことができます。なかなか各地頑張っていて面白いです。

2.どんな情報が広報に載っているのか

ざっと鳥取市報を見てみると(1)特集ページ(2)各地のイベント報告(3)病院・医療情報(4)各課から市民向けお知らせ(5)イベント情報・募集情報という感じです。

県の広報も、居住エリア(合併前自治体エリア)の広報も(1)特集(2)報告(3)募集・イベント情報という感じでした。

子供ができてからは、病院・医療情報のページには夜間診療の情報が載っているので、重宝しました。インターネットでも調べればわかるのですが、急な熱とか、子供のトラブルは焦ってしまうので、冷蔵庫に貼ってたりしました。

あとは気になる話題に目を通すという感じでしょうか。子供が学校に行くようになってからは居住エリアのイベント報告などが目に入るようになりました。

その辺を網羅して載せないといけないので大変だなと思います。マイナンバーを入力しておいたら属性に合わせた情報をタブレットに送ってくれたりしてくれたら便利なんですが。

3.住む場所の情報がわかる重要なツール

端から端まで全部読むと結構時間がかかるのですが、かなりの情報量です。インターネットで地域情報を調べることのない人からすると、住むエリアの情報が網羅的に載っていて、毎月発行されているのはありがたいのではないかと。

地区のおじいちゃん、おばあちゃんがしっかり読んでいるのも納得できます。広報物とケーブルテレビのチェックはすごいされているので、僕も載ったときはすごくたくさん、見たよって言われました。

あとは、自分で探すのも難しい情報もあるので、ざっと目を通しておく価値はありそうです(子育て世代以降は特に)。無料配布ではありますが、配布ルートが現状では、自治会経由になるのでわざわざ自分で取りに行かなくても良いので、そこは良い仕組みかもしれません。

4.届ける中でコミュニケーションをとる

僕は毎月届けられてはなくて、義母が配ってくれる時もあるので助かっていますが、自分で届けるときは声をかけるようにしています。もちろん、不在だったりして、会えない時もありますが、会って話をすることで状況が少しわかったりします。

先日の台風や豪雨など、高齢者の逃げ遅れなどがあったかと思います。時間帯が夜だったりすると、なかなか声掛けに躊躇してしまいますが、普段から状況が分かっていて、足腰が悪いとか耳が遠いとかを知っていれば、少し踏み込む勇気が出ると思うのです。

自分はまだ、声をかける側ではあるのですが、数十年後に自分が声を掛けられる側になる時に、ちゃんと声をかけてもらえるように、自分のできることはしようと思います。

5.将来はスマホに直で届くのかな・・・

途中でも書きましたが、将来はマイナンバーの登録されたアプリに、それぞれの状況にあった広報が、組み合わされて届いたりするのかなと思ったりします。それはそれで、地域内のコミュニケーションツールとしての配布は無くなるので、なんか別の手段が必要になると思う部分もあるし。

土日お仕事の人だと、なかなか顔見せて届けるのも難しいので、配布という作業が減ったほうが、助かるなという思いもあります。

地域の防災に関しては、地区の人のハザードマップみたいなのが、アプリに入ってて対応するのかな。

「ゲンヨウおじいちゃん、足腰悪い、耳遠い、一人暮らし(避難要注意)」

みたいな感じで地図上に表記されるのかも。そうだとしても、普段から仲良くなかったら、声掛けたり助けたりしてくれないかも。いいおじいちゃんにならねば(笑)。

広報物が意外と面白いですよって話と、地区で配るというアナログな方法に防災のヒントがあるのではないかという話でした。今日は環境大学の大学祭の二日目です。三徳レンジャー、農村16きっぷも出店しているみたいです。

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