中川玄洋@学生人材バンク
20周年を迎えて変わるもの変わらないもの、僕らの未来
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20周年を迎えて変わるもの変わらないもの、僕らの未来

中川玄洋@学生人材バンク

こんにちは、鳥取県で地域をおもしろがる人を増やしているゲンヨウです。NPO法人を経営しています。

本日4月1日は団体の設立日です。2002年4月1日に大学院生に上がったばかりの僕は”学生人材バンク”を立ち上げました。そこから20年が経過し21年目が始まりました。

1.法人名を変更します

20周年を一つの節目として創業より名乗っておりました”学生人材バンク”という法人名を変更します。新しい法人名はNPO法人bankup(バンクアップ)です。

大学生と地域をつなぐ活動も、創業者である私も年を重ね、地域での役割の変化が生まれていきました。昨年度あれば“とっとり翔ける福業”など、社会人×地域という実践も増えてきました。中小企業向けの長期実践型インターンシップなどをキッカケに企業研修や経営者の壁打ち役なども担わせていただき、大学生以外の面での役割も増えております。

「バンク」という呼ばれ方をずっとしてきたいたので、部分的に名前を残しつつ、さらに意味を重ねられるような言葉がないかなと探していたところ。「薪をくべる、重ねる」という意味も持つ”bank up”という言葉が見つかりました。僕らがやってきたこと、これからもやっていきたいことを表すのに良いなと思い、この名前にしました。

学生人材バンクという名前は、学生人材バンク構想(仮)という2002年のプレゼンの時から仮が外れて、そのまま始まり今に至ります。大学生が関わっているというわかりやすい点もありつつ。最近では、大学生以外の人材との連携も進んでいたり(複業とか)、企業との案件も増えてきたので、大学生以外のこともできるよという意思表明もあります。「学生人材バンク」というド直球な名前で潔い部分もあり愛着はあったのですが、更なる面白さを追求するために変わります。

2.変わらないものを言葉に

20年続けてきた中で、変わらないものがあります。それは、誰かのやりたいを形にするお手伝い。特に若い世代の一歩を伴走する姿勢。これは今後も変わりありません。そういった部分を新しく仲間も増えていくこの段階で言葉にしました。

Vision=「おもしろがろう、鳥取」

20年前に、僕を囲んだ先輩達は自分で鳥取を面白がっていました。僕もそうありたいし、自分でやってみる人材を地域に増やしたい。面白がる人が増えることで、まちにも面白いプロジェクトが増えます。
自分に子供ができて、成長を見守る中で、やりたいことはやってほしいし、外も知ってほしい。そして近くの大人が町を楽しんでいる姿が大事だとも感じています。こどもたちに面白がる背中を見せる。大学生が面白がれるような場づくりをする。そんな人があふれるイメージです。そうすれば、日本で一番人口の少ない鳥取県だからこそできることが、どんどん生まれると思うのです。

Mission=「人と組織の可能性を開く」

「僕らの役割は何か?」と考えたときに、伴走支援が本質だと思っています。「ちょっとメンドクサイ」とか「おせっかい」とも言えます。「一緒にやろう」「やってみたらいいんじゃない」「紹介するよ」「整理するとこんな感じ?」と方法はいろいろあるのですが、その中心にはいつも目の前の人の可能性を開いていくことがありました。
地域の企業の方と実践型インターンシップ・複業などを取り組まさせていただく中で、組織と個人をいったりきたりすることを経験しました。個人の変化が組織に伝播したり、組織の変化が個人に還元されたりすることです。そこから、人にも組織にも僕らの役割はあるなと思いましたし、組織にも影響を与えるプログラムを提供したいと考えています。
 そのような形で、目の前の人と組織に関わっていきます。一緒にやりましょう。

Value=「越えること、つなぐこと、挑戦すること」

僕らの代表的な価値についてもチームメンバーと議論し3つを上げました。
一つ目は越えること、世代や距離など、異なる何かを越えて、価値提供をしてきました。鳥取の中で世代を超える、鳥取を越えて外の情報を持ってくる。こちらの情報を伝える。これからも大事にしたい部分です。
二つ目はつなぐこと。面白いなと感じるマッチングを丁寧にやります。おせっかいかもしれませんが、お互いにとってプラスになるような提案。片方だけ得するようなことにならないようにバランスを取ること。20年続いた秘訣はつなぎ方であり、フォロー体制、俯瞰的にみることだと思います。出会ったことで、想像できなかった価値が生まれています。更につなぐ価値について深めます。
三つめは挑戦すること。世の中が様々な要因で更に予測不可能になってきました。「学生人材バンクなら何とかできそう、何かやってそう、知ってそう」という声をいただきます。何とかなりそうな存在であるために、挑戦を続けます。変化すらも楽しむ。素朴に続けることも楽しむ。面白いことをしたいなと思う時に真っ先に思い浮かんでもらう存在であり続けられるように。そんな3つの価値を更に積み上げていきます。

僕が22歳前後で感じさせてもらった「面白いことを具体化する大人」に囲まれたことで、自分もやって良いと思い飛び込んだこと。その雰囲気や「ま、やってみなよ」という周りの方の温かい姿勢を、更に増幅していくことが求められています。僕も42歳なので、舞台を支える側になりました。

3.卒業生とのコラボや連携先との事業を更に

鳥取県内に残ったり、戻ってきたりなど40名程度が現在もいます。今は離れているけど、鳥取で暮らすことを選んだ卒業生を入れれば50名近くになります。県外に就職した卒業生とも、一緒に仕事をさせてもらったり、少しの期間プロジェクトに関わってもらった若者とも仕事をさせてもらう場面が増えました。

毎年、20名弱の卒業生が生まれています。鳥取に残る人、地元へ帰る人、都市部に行く人様々ではありますが、何かやりたいと思っています。

業務提携先としても鳥取銀行さんをはじめとして、県内でも協力いただける方々も増えましたし、県外でも連携させてもらう団体が増えました。

20年の積み重ねで、質も面的な部分でもインパクトが出せるようにやっとなってきました。増えたのは僕の体重だけじゃなかったみたいです。育ててもらった20年を形にして地域に返しまくる場面になりました。

4.鳥取で若者と何かやりたい、若者が何かやりたいときはbankupへ

若者×地域=bankup

でありたいと考えています。まず思い浮かべてもらう。地域の中には、企業や集落、NPOも含みます。

実は昨年、ローカルプロジェクトスクールという農村系大学生企画をブラッシュアップするオンライン講座をやりました。最終報告会(オンライン開催)で大学生の企画を聞いてみたいという集落を募集したら、県内から10地域以上、手が上がりました。発表した2つのプロジェクトが立ち上がり、春から動き出しています。

まちづくり会社”まるにわ”と一緒に取り組んだ、まちづくりワーケーションプログラムや、マーチングスクールでも「社畜カフェ」や「ひものFIRE」「マンゴーBAR」「推しカルROOM」など企画は生まれました。空き家の活用チームのslackは盛り上がっています。

大学生や若者と関わりたい地域は多く、地域に関わりたい、企画をやってみたいという大学生や若者も多いです。創業当初から取り組んではいるのですが、まだまだ役割はあるなと感じました。まずは僕らに声掛けしてもらえるために、動きます。

5.20周年企画をいろいろやる一年にします

昨年のバースデードネーションで発表しましたが、20年の積み重ねを書籍にするプロジェクトが動いています。僕が原稿を書く段取りは早々に却下となり(10周年で書く書くサギになったので)、ヒアリングなどを中心に準備しています。もう少ししたら情報が出せるのでお待ちください。

コロナ禍で移動の雰囲気が読めない部分もありますが、イベントも開催できればと考えています。10周年の時は、全国の農業系大学生を集めました。そこがキッカケで全国農山漁村大学生アワードとの関係性も生まれたので、節目の企画は実施します。

それ以外も今年1年は20周年企画というカタチでみなさんともご一緒できるものを生んでいきますので、楽しみましょう。

まずは、20年支えていただいたみなさまに感謝します。大学生の妄想を懲りずに助けてくれたおかげで今があります。そして、大学生スタッフを中心に、私たちに関わってくれた若者のみなさんにも感謝です。地味だけど大事なこと、よき背中、チャレンジとユーモア。今でも後輩に継がれています。たくさんの若者の人生に影響を与えてしまったのですが、ご縁ということで、引き続きよろしくお願いいたします。

おもしろがろう、鳥取を合言葉に。新生NPO法人bankupをよろしくお願いいたします。

NPO法人bankup 代表理事 中川玄洋


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中川玄洋@学生人材バンク

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よっしゃー
中川玄洋@学生人材バンク
鳥取県でNPO法人学生人材バンクを経営しています。 「学生にキッカケを 地域に笑顔を」 鳥取を面白いことを仕掛けやすい街にするため若者、人材の視点で大学生と地域の接点づくり、若者のシゴト創りを伴走型で支援しています。最近は地方こそ副業(複業)を進めるために語っています。